【佛僊眞道 成仙への原理(1214)】虫をめぐっての密教話

  • 2024.03.19 Tuesday
  • 00:00

【佛僊眞道 成仙への原理(1214)】


虫をめぐっての密教話



◎地球圏内のおもしろさ


この地球上、地球圏内というのは、おもしろさに満ちている。全ての生き物には

寿命があり、根底に「生・住・異・滅」という玄理が働いている。生があれば必ず死がある。

そういう具合に「諸行無常」にならわないものは無い。それは別の意味からすれば

酸化するということかもしれない。


「無常」を感じることは諦めであり、諦(たい)とは「諦らか(あきらか)」と訓じ、

「明らか」に通じている。この無常ということが、佛(ホトケ)の覚りの第一に来るもので

無常とは「変化する」ということ。「縁起(縁によって生起する)」であり、

実態は「空性」であるということだ。


すべては空性の上に成り立っており、かの生物も死ぬと微生物などによって分解される。

虫や微生物は、生命連鎖の鍵であると言ってよい。

地球上の変化のおもしろさは、太陽光、水・雲・雨・雪、風、海洋、山々、動物、

植物、虫、微生物、鉱物、海洋生物などすべてにより循環しているが、運び屋としての

虫は植物界にも動物界にも大きな影響を持っている。

おもしろき変化の立役者は虫である。



◎虫は歩き飛ぶ


虫は、歩き、飛びます。飛び、歩きますと書きますと「虫は飛び歩く」になってしまい、

まるで「遊び人」のような感じになる。歩く虫は「蟻」ですね。飛ぶ虫は「トンボ」「蝶」

などです。


跳ねる虫もいる。「蚤(のみ)」です。あれは凄いジャンプ力です。

人間ならば、横浜で言いますと駅前に在る「スカイビル(横浜のお馴染みの駅前ビル)」など

ひとっとびです。


TV番組のクレイジージャーニーで、虫大好きの先生が海外の超珍稀昆虫を追う。

これを2週間にわたり放送。特に遭遇するのが不可能に近い、サスライアリの女王蟻が

メイン。世界最大の蟻で、もうほとんどムカデみたい。場所はアフリカのカメルーンである。

S先生は数十万匹という蟻の引越しを22時間見続けて崩壊。時間切れ断念だった。



◎夢に出てくる虫たち


霊夢にも「虫」が出てくることがあるのです。

これは日常生活と同じで、虫というのは都会に住んでいてもしょっちゅう出て来るわけです。

ハチ、甲虫、トンボ、蝉など普通に夢に出てきます。


案外、夢中でもビビっているわけですが、刺されて痛みのある事は極々稀です。

夢では痛みを伴うことはありません。夢の中では「ミラムボディ」(夢の身体)だから

です。



◎密教仙話に出てくる虫


お釈迦様が一匹の蜘蛛を助けたカンダタを天上から救いの糸を垂らして・・・。

芥川龍之介氏の「蜘蛛の糸」。或る時、リンポチェ大師と歩いていると、道端にカエルが

出てきた。するとあのカエルはインドの王様だった事があると、真顔で言いました。

後でリンポチェ大師は嘘は言いませんよねというと、真顔で嘘は言わないよと。

驚きました。


又、太上感応篇(神仙感応經)では「虫を殺さず」という旨が明記されている。

虫を殺虫するは不徳なのです。命を奪うのは皆不徳。

ですが神仙の秘密の教えには、体中の三尸(三尸虫)を斬ることを教えている。


或る仙人の話しでは、死者の霊魂を表現するのに、クロアゲハ蝶などが乱舞しまた留まる

ことがあると言います。確かにお墓にゆき懇ろに御供養していると蝶々が飛んできて

供えたお華に止まっている光景がある。不思議です。


コオロギ、松虫、鈴虫が鳴いて、いと寂しい心境を伝えてくることがあり、

心の中に死者への思いが喚起されることがある。これもまた不思議です。


では神仙・佛僊のお恵みが皆様の上にありますことを。


川島金仙 記す

ーーーーーーーー


【令和6年3月の予定】


3月20日(祝・水)お彼岸中日(春分の日)

3月25日(月)天満宮ご縁日、満月(16:01)

ーーーーーーーー

【天神地祇祭儀の次第】


二禮二拍

護身神法

三種加持

天津祝詞

天真地真自感霊辞

玄府奇祝言

玄法攘魔秘文

大祓詞(天津祝詞太祝詞秘辞を入れる)

六根清浄太祓

産土神祝詞

十言神咒

幽冥神語

大國主大神禁厭咒

祖霊祈念詞

霊魂安鎮秘詞(全伝)

三界萬靈安鎮祝詞

天満宮

得仙秘文

道引印

国家安泰祈念詞

済世秘咒

その他(任意)

二拍二禮


※大体 上記が基本です。

※各秘詞を繰り返し行う。

※短く行うときは回数時間を短縮するも可。

※適宜は一遍でもよい。

※幣による修祓、献饌など適宜入れるも可。

※最略は礼拝して大司命祭文だけでもよい。

※大祓詞を一時間以上やる場合は開始時間をずらして行なう。

※磐長壽姫祝詞、拝神祗願得知識秘詞、十字神咒その他を知り知れる方は

密用自在にして自由。自己責任で御修唱ください。

※献酒献饌、切火祓、大幣祓、剣祓、石笛奏上なども任意。


【念力疏通 遠隔 観音祈願会 次第】


◉【佛遷眞儀】午前中

先、三禮

一心頂禮  十方法界  常住三宝  

(一禮目は神祗、二禮目は佛眞、三禮目は諸仙萬靈を禮拝す)

次、護身法(任意)

次、懺悔文(三遍)

次、三帰三竟(三遍)

次、発菩提心(三遍)

次、三摩耶戒(三遍)

次、開経偈

次、般若心経奉賛文

次、摩訶般若波羅蜜多心経

次、延命十句観音経(観音夢授眞経等)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音経( ※観音妙智力祈願)

「衆生被困厄  無量苦逼身  観音妙智力  能救世間苦

具足神通力  廣修智方便  十方諸国土  無刹不現身」

(しゅーじょーひーこんやく  むーりょうくーひっしん  

かんのんみょうちーりき    のうぐーせーけんくー 

ぐーそくじんつうりき  こうしゅうちーほうべん 

じっぽうしょーこくどー  むーせつふーげんしん)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、天神経・大威徳天神感応経

次、十一面観音咒等

次、天満宮秘哥

次、天地一切清浄祓

次、南無天満大自在天神

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音十字摩尼咒( ※観音経精髄)

「慈眼視衆生 福聚海无量」

次、観音マニ咒(六字咒)

次、蓮華生大師

次、聖ターラ咒

次、葉衣観音咒(大咒、小咒)

次、吒枳王真言

次、三神(天照、八幡、春日)

次、青面金剛尊、帝釈天、弥勒佛

次、弘法大師御宝号

次、光明真言

次、七佛通誡偈(諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教)

(しょあくまくさ しゅぜんぶぎょう じじょうごい ぜしょぶっきょう)

次、縁起頌(漢文、梵語)

次、本覚讃

次、祈念文

次、追善文

三界萬霊 有縁無縁之霊位 追善供養  座宝蓮華  成等正覚

(さんがいばんれい ゆうえんむえんのれいい

ついぜんくよう ざほうれんげ じょうとうしょうがく)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、廻向文

次、三禮


※般若心経、十句観音経、天神感応経の観音菩薩段、

葉衣観音段、縁起廻向段に分けられる。

※特に般若心経を多くお唱えするとよい。

※念願を入れる場合は、心経奉賛文の後に入れる。奏上しても、黙念でも

任意である。

※その他の経典や御真言を入れるのは任意である。

例えば自分は 青面金剛尊を尊崇しているという方は、光明真言の前に入れればよい。

弘法大師を信仰していない人は、抜いてやればよい。適宜、加え抜くなどやればよい。

※観世音菩薩「一切抜苦脱難大事成就符」を奉って祈願のこと。

※動物の霊を供養する時には光明眞言の前に入れればよい。

(馬頭観音、四足動物咒、施餓鬼飲食眞言など。)


【白衣観音除難除災術】

〔白衣大士神咒経〕

南無大慈悲救苦救難広大霊感 白衣観世音菩薩摩訶薩

(なむだいじひきゅうぐきゅうなんこうだいれいかん  びゃくえかんぜおんぼさつまかさつ)

南無仏 南無法 南無僧 南無救苦救難観世音菩薩

(なむぶつ なむほう なむそう なむきゅうぐきゅうなんかんぜおんぼさつ)

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

天羅神 地羅神 人離難 難離身 一切災殃化為塵

(てんらじん ちらじん じんりなん なんりしん いっさいさいおうかいじん)

南無摩訶般若波羅蜜

(なむまかはんにゃはらみつ)

〔白衣観音咒〕オン シベテイ シベテイ ハンダラバシニ ソワカ


【白衣観音神咒の意訳】

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

の部分の意訳です。

〔意訳〕「このようになる。帰依したてまつる白衣尊よ。光りで摧破す。光りで摧破す。

大光で摧破す。風火で摧破す、風火で摧破。あれかし成就。」


三遍唱えるを一回とする。観音菩薩、白衣観音を念じて、この神咒を一心不乱に唱えると、

未浄化の霊は忽ち居なくなるものです。霊的な障害にもよく効きます。


法の運用に関しては、先ず三禮・懺悔文・帰依・菩提心を行じ、開経偈、心経、

続いて白衣観音除難除災術、最後に光明真言をやり、廻向・普禮でおわり。

ーーーーーーーー

当ブログ記事の無断転載引用を禁じます。

引用は自由ですが、引用する際は必ず著者の承諾を得ること。

これは同著者の過去のブログ記事一切(著者撮影の写真も含む)にも適用されます。

また、当ブログ以外の同著者のブログ記事も同様の扱いとなります。

【佛僊眞道 成仙への原理(1213)】正観音とお九字「御法を戴ける??」

  • 2024.03.18 Monday
  • 00:00

【佛僊眞道 成仙への原理(1213)】


正観音とお九字「御法を戴ける??」



◎或る宗教団体の方との会話


私が若かった頃、それは18〜19才頃の事だが、様々な宗教団体の門を叩いた。

凡そではあるが、200団体以上は行ったと思う。子どもだったのでどこでも可愛がられ

いろいろと親切に教えてくれて、パンフレットや冊子・書籍などめぐんでもらい。

御飯など戴いた記憶がある。


そういう中で霊能力を持つグループの先達と思われる人との出会いがあった。

そのグループの頭には二人の人がいて、おじさんとおばさんだった。

まったく普通の人であり、優しい人だった。


或る時、彼の所属している親方というべき教祖様が、我々門外の者には理解できないような

秘法(霊法)のようなものを伝えることになった。どこでもそういったモノがあるのは

つきもので、そのグループでも一定の条件を具えた、謂わば教師的な連中だけが

講伝されるわけである。


おもしろかったのは、信者ではない私の前で(警戒心が無かったのであろう)

「今度はまた法力を戴けるのかしら?」と、女史。

おやじさんは「うん、御法が戴ける」と。

私は「戴けるものなんですか?」と訊いた。

実のところ、法力・御法を戴けるという言葉に引っ掛かりがあったのである。

その実体を知りたかった。

すると、いとも簡単に「霊力や御法は戴くモノなんだよ」と、その二人は異口同音に

述べたのであった!?


◎「霊力(御法)は戴くモノ」とは??


「霊力や御法は戴くモノ」、この真実、実態は如何なるもの乎。

ようするに大神様や尊い仏菩薩の御神霊が降りていて、教祖を通じて信者に霊力を

振るう、伝授する。そういった事だと思う。

このような考えは、「神憑(憑霊)」であり、依存を助長せしめるものである。

まあ、宗教ビジネスの土台である。


それだけ人間が弱いということ。また人は信仰を求めているということである。

そうしてこの「戴ける」「戴く」ということを私は考えてきた。

長年見てきたのである。一見 謙虚に「戴いた」という観念。これは何なんだと。

数十年の実地体験と観察から、これは「憑霊現象」だと断言できる。



◎正観音「念彼観音力」


観音経というのは実に不思議な経典で、多くの国学者や神道家もなぜか此のお経を読誦

していたのである。観音菩薩は大菩薩でありながら阿弥陀佛の脇士であり、すでに授記を

されている佛様である。その功徳は広大無辺で限りなく、六道の衆生に及ぶ。

特に漢訳経典の「観音経」は法華経の一品であり、摩尼功徳を有すると云われている。


此のお経で「念彼観音力」とある。「彼の観音の力を念ぜば」と。

つまり「観音様の救いの御力を念ぜば」と。そうやって念じて救いの功徳を戴ける。

佛菩薩のお救いを念じる、信じる。この辺に大乗仏教、金剛大乗(密教)の魅力がある。


正九字の霊法も同じで、佛菩薩、神祗の功徳力を被ってこそ真価を発揮する。

気合法の延長線上に九字気合もあるんだが、神力加持・如来加持力が根本にあるわけで

ある。太陽神、観音菩薩、摩利支天は当さに真ん中の柱である。


では神仙・佛僊のお恵みが皆様の上にありますことを。


川島金仙 記す

ーーーーーーーー


【令和6年3月の予定】


3月18日(月)正観音菩薩ご縁日

3月20日(祝・水)お彼岸中日(春分の日)

3月25日(月)天満宮ご縁日、満月(16:01)

ーーーーーーーー

【天神地祇祭儀の次第】


二禮二拍

護身神法

三種加持

天津祝詞

天真地真自感霊辞

玄府奇祝言

玄法攘魔秘文

大祓詞(天津祝詞太祝詞秘辞を入れる)

六根清浄太祓

産土神祝詞

十言神咒

幽冥神語

大國主大神禁厭咒

祖霊祈念詞

霊魂安鎮秘詞(全伝)

三界萬靈安鎮祝詞

天満宮

得仙秘文

道引印

国家安泰祈念詞

済世秘咒

その他(任意)

二拍二禮


※大体 上記が基本です。

※各秘詞を繰り返し行う。

※短く行うときは回数時間を短縮するも可。

※適宜は一遍でもよい。

※幣による修祓、献饌など適宜入れるも可。

※最略は礼拝して大司命祭文だけでもよい。

※大祓詞を一時間以上やる場合は開始時間をずらして行なう。

※磐長壽姫祝詞、拝神祗願得知識秘詞、十字神咒その他を知り知れる方は

密用自在にして自由。自己責任で御修唱ください。

※献酒献饌、切火祓、大幣祓、剣祓、石笛奏上なども任意。


【念力疏通 遠隔 観音祈願会 次第】


◉【佛遷眞儀】午前中

先、三禮

一心頂禮  十方法界  常住三宝  

(一禮目は神祗、二禮目は佛眞、三禮目は諸仙萬靈を禮拝す)

次、護身法(任意)

次、懺悔文(三遍)

次、三帰三竟(三遍)

次、発菩提心(三遍)

次、三摩耶戒(三遍)

次、開経偈

次、般若心経奉賛文

次、摩訶般若波羅蜜多心経

次、延命十句観音経(観音夢授眞経等)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音経( ※観音妙智力祈願)

「衆生被困厄  無量苦逼身  観音妙智力  能救世間苦

具足神通力  廣修智方便  十方諸国土  無刹不現身」

(しゅーじょーひーこんやく  むーりょうくーひっしん  

かんのんみょうちーりき    のうぐーせーけんくー 

ぐーそくじんつうりき  こうしゅうちーほうべん 

じっぽうしょーこくどー  むーせつふーげんしん)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、天神経・大威徳天神感応経

次、十一面観音咒等

次、天満宮秘哥

次、天地一切清浄祓

次、南無天満大自在天神

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音十字摩尼咒( ※観音経精髄)

「慈眼視衆生 福聚海无量」

次、観音マニ咒(六字咒)

次、蓮華生大師

次、聖ターラ咒

次、葉衣観音咒(大咒、小咒)

次、吒枳王真言

次、三神(天照、八幡、春日)

次、青面金剛尊、帝釈天、弥勒佛

次、弘法大師御宝号

次、光明真言

次、七佛通誡偈(諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教)

(しょあくまくさ しゅぜんぶぎょう じじょうごい ぜしょぶっきょう)

次、縁起頌(漢文、梵語)

次、本覚讃

次、祈念文

次、追善文

三界萬霊 有縁無縁之霊位 追善供養  座宝蓮華  成等正覚

(さんがいばんれい ゆうえんむえんのれいい

ついぜんくよう ざほうれんげ じょうとうしょうがく)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、廻向文

次、三禮


※般若心経、十句観音経、天神感応経の観音菩薩段、

葉衣観音段、縁起廻向段に分けられる。

※特に般若心経を多くお唱えするとよい。

※念願を入れる場合は、心経奉賛文の後に入れる。奏上しても、黙念でも

任意である。

※その他の経典や御真言を入れるのは任意である。

例えば自分は 青面金剛尊を尊崇しているという方は、光明真言の前に入れればよい。

弘法大師を信仰していない人は、抜いてやればよい。適宜、加え抜くなどやればよい。

※観世音菩薩「一切抜苦脱難大事成就符」を奉って祈願のこと。

※動物の霊を供養する時には光明眞言の前に入れればよい。

(馬頭観音、四足動物咒、施餓鬼飲食眞言など。)


【白衣観音除難除災術】

〔白衣大士神咒経〕

南無大慈悲救苦救難広大霊感 白衣観世音菩薩摩訶薩

(なむだいじひきゅうぐきゅうなんこうだいれいかん  びゃくえかんぜおんぼさつまかさつ)

南無仏 南無法 南無僧 南無救苦救難観世音菩薩

(なむぶつ なむほう なむそう なむきゅうぐきゅうなんかんぜおんぼさつ)

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

天羅神 地羅神 人離難 難離身 一切災殃化為塵

(てんらじん ちらじん じんりなん なんりしん いっさいさいおうかいじん)

南無摩訶般若波羅蜜

(なむまかはんにゃはらみつ)

〔白衣観音咒〕オン シベテイ シベテイ ハンダラバシニ ソワカ


【白衣観音神咒の意訳】

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

の部分の意訳です。

〔意訳〕「このようになる。帰依したてまつる白衣尊よ。光りで摧破す。光りで摧破す。

大光で摧破す。風火で摧破す、風火で摧破。あれかし成就。」


三遍唱えるを一回とする。観音菩薩、白衣観音を念じて、この神咒を一心不乱に唱えると、

未浄化の霊は忽ち居なくなるものです。霊的な障害にもよく効きます。


法の運用に関しては、先ず三禮・懺悔文・帰依・菩提心を行じ、開経偈、心経、

続いて白衣観音除難除災術、最後に光明真言をやり、廻向・普禮でおわり。

ーーーーーーーー

当ブログ記事の無断転載引用を禁じます。

引用は自由ですが、引用する際は必ず著者の承諾を得ること。

これは同著者の過去のブログ記事一切(著者撮影の写真も含む)にも適用されます。

また、当ブログ以外の同著者のブログ記事も同様の扱いとなります。

【佛僊眞道 成仙への原理(1212)】笑副亭小生 小噺「口ほどに無い俗輩」

  • 2024.03.17 Sunday
  • 00:00

【佛僊眞道 成仙への原理(1212)】


笑副亭小生 小噺「口ほどに無い俗輩」



◎小噺「口ほどに無い俗輩」


小噺その壱ぃ!毎度バカバカしいお噺で……。イワシの頭の信心からと言いますやん。

鋼っぽい信仰心を持つワテをして言わさせてもらいまひょうか(笑)

口ほどに無い俗輩の分際というのが、世の中には居るんですわな。

ゴチャゴチャと、こう屁理屈こねくり回す。自分では知ってるつもり、

やっているつもりの御仁な。自分だけは幸せもんやな。

結局でんなぁ、大志など露ほども無く、己れの知りたい願望を満たすだけの小道やね。

小さな楽(らく)に停泊し、大楽(たいらく)に出航できんのや。

ベラベラと駄弁るのだけが取り柄。どうでもいいことばかりな。これが世の常だっせ。

おにいさん、知ってはりまっか、ですわ。

例えばでんなぁ、神話(婆伽梵神詩など)いうのがある。日本でも中国印度でもあるやろ。

ほんで、この訳本がぎょうさん有る。見当違いの解説本もあるんやな、これが。

ところがくだらん俗輩のガキは全然ダメな訳本を分かりやすいと評価するわけやな。

まあ程度が低いからそういう陥穽にはまるのや。自分では分かるとの増上慢心。

どうしようもあらへん。そやからな、そない輩は、一生ベラベラ嘴でいいちゅうことや。

こういう口ほどに無いのがぎょうさん居る。クセありすぎ。

ワテは、こういうの御免や。道を行くいう人は、こないな輩、相手にしてはいけまへんのや。

こっちは心あるさかい、すぐにわかりますわ。これがホンマの口は災いの元や。

ほな、お後がよろしいようで。

〔笑副亭小生の小噺集より〕



◎根本は「天心」であること。


「天心」という語、その実践者の嚆矢(こうし)、つまり始めは明治期の霊術家たちである。

療術・霊術の先駆けを成した霊学者たち。これが「天心」を伝えたのである。

整体とかの生んだ概念では無いからね。

霊学者の信仰心から「天心」は出てきた。ここでコレをはっきりさせておく。


「天心」には、天心神秘、天心感応がある。

信仰心のある者は、天心にすぐに到達します。そうして体得できる。

逆に、身体がどうだの、教育だの、潜在なんたらだの知ったかしているのは、

「天心」にも「太靈・真一」にも到達しえない。無理です。


コレは先人の「握りつぶし」が原因です。

洗練された物の中には、真に威力のあるもの、価値あるものはありません。

そういうものは、「やっているつもり」を喚起するだけの功徳です(笑)



◎握りつぶしの名人でもある野口晴哉先聖


例えば整体の野口晴哉先聖という人がいました。

その講義で自ら「握りつぶした」と述べている。

整体の技法でも、本当に役立つようなモノは、皆そういう変わったものだと。

そりゃあ、そうでしょうね。


ある一人の人が心血注いで、一つの技法・急所を究める。そこには秘訣と要訣、

霊的なモノが必ずある。そういうモノなのです。

ですがスマートなありきたりのものには、そんなモノは無い。

分かりやすく理解しやすい。

変わり者の名人たちは殆ど野口先聖に後事を託しました。

託されたのだから、それをどう扱おうが後継者の自由だ。文句は言えない。

無論のこと、時代を見極めた上で「握りつぶした」のです。



◎口ほどに無い俗輩には「金剛の成就」など無理


笑副亭小生さんの小噺集の「口ほどに無い俗輩」、これに登場する俗輩、本当にいるんです。

ベラベラ駄弁るの取り柄の変わりモンが。自分が嫌われているのがさっぱり分からない。

そういう俗輩は「親孝行など今の時代には出来ない」と言ってみたり、

「般若心経を憶えてきた」とか平気でいう信仰心無き愚か者です。

嘴(くちばし)ばっかり。地元では残れないので地方にでもゆき(特に地元も無い怪しい出自か)、

一生涯、知ったかの嘴(くちばし)ぶら下げて過ごすのでしょう(笑笑)


どうか世の人々は、「口ほどにあるヤツ」になっていただきたいと思います。

この「天心神秘」「天心感応」にふれ、さらに「金剛の成就」を成して、

自家薬籠中のモノとしこれを以て立身(たち)、この国の光りとならんことを。

そう願ってやみません。変な人は相手にしないでいただきたい。


では神仙・佛僊のお恵みが皆様の上にありますことを。


川島金仙 記す

ーーーーーーーー


【令和6年3月の予定】


3月18日(月)正観音菩薩ご縁日

3月20日(祝・水)お彼岸中日(春分の日)

3月25日(月)天満宮ご縁日、満月(16:01)

ーーーーーーーー

【天神地祇祭儀の次第】


二禮二拍

護身神法

三種加持

天津祝詞

天真地真自感霊辞

玄府奇祝言

玄法攘魔秘文

大祓詞(天津祝詞太祝詞秘辞を入れる)

六根清浄太祓

産土神祝詞

十言神咒

幽冥神語

大國主大神禁厭咒

祖霊祈念詞

霊魂安鎮秘詞(全伝)

三界萬靈安鎮祝詞

天満宮

得仙秘文

道引印

国家安泰祈念詞

済世秘咒

その他(任意)

二拍二禮


※大体 上記が基本です。

※各秘詞を繰り返し行う。

※短く行うときは回数時間を短縮するも可。

※適宜は一遍でもよい。

※幣による修祓、献饌など適宜入れるも可。

※最略は礼拝して大司命祭文だけでもよい。

※大祓詞を一時間以上やる場合は開始時間をずらして行なう。

※磐長壽姫祝詞、拝神祗願得知識秘詞、十字神咒その他を知り知れる方は

密用自在にして自由。自己責任で御修唱ください。

※献酒献饌、切火祓、大幣祓、剣祓、石笛奏上なども任意。


【念力疏通 遠隔 観音祈願会 次第】


◉【佛遷眞儀】午前中

先、三禮

一心頂禮  十方法界  常住三宝  

(一禮目は神祗、二禮目は佛眞、三禮目は諸仙萬靈を禮拝す)

次、護身法(任意)

次、懺悔文(三遍)

次、三帰三竟(三遍)

次、発菩提心(三遍)

次、三摩耶戒(三遍)

次、開経偈

次、般若心経奉賛文

次、摩訶般若波羅蜜多心経

次、延命十句観音経(観音夢授眞経等)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音経( ※観音妙智力祈願)

「衆生被困厄  無量苦逼身  観音妙智力  能救世間苦

具足神通力  廣修智方便  十方諸国土  無刹不現身」

(しゅーじょーひーこんやく  むーりょうくーひっしん  

かんのんみょうちーりき    のうぐーせーけんくー 

ぐーそくじんつうりき  こうしゅうちーほうべん 

じっぽうしょーこくどー  むーせつふーげんしん)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、天神経・大威徳天神感応経

次、十一面観音咒等

次、天満宮秘哥

次、天地一切清浄祓

次、南無天満大自在天神

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音十字摩尼咒( ※観音経精髄)

「慈眼視衆生 福聚海无量」

次、観音マニ咒(六字咒)

次、蓮華生大師

次、聖ターラ咒

次、葉衣観音咒(大咒、小咒)

次、吒枳王真言

次、三神(天照、八幡、春日)

次、青面金剛尊、帝釈天、弥勒佛

次、弘法大師御宝号

次、光明真言

次、七佛通誡偈(諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教)

(しょあくまくさ しゅぜんぶぎょう じじょうごい ぜしょぶっきょう)

次、縁起頌(漢文、梵語)

次、本覚讃

次、祈念文

次、追善文

三界萬霊 有縁無縁之霊位 追善供養  座宝蓮華  成等正覚

(さんがいばんれい ゆうえんむえんのれいい

ついぜんくよう ざほうれんげ じょうとうしょうがく)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、廻向文

次、三禮


※般若心経、十句観音経、天神感応経の観音菩薩段、

葉衣観音段、縁起廻向段に分けられる。

※特に般若心経を多くお唱えするとよい。

※念願を入れる場合は、心経奉賛文の後に入れる。奏上しても、黙念でも

任意である。

※その他の経典や御真言を入れるのは任意である。

例えば自分は 青面金剛尊を尊崇しているという方は、光明真言の前に入れればよい。

弘法大師を信仰していない人は、抜いてやればよい。適宜、加え抜くなどやればよい。

※観世音菩薩「一切抜苦脱難大事成就符」を奉って祈願のこと。

※動物の霊を供養する時には光明眞言の前に入れればよい。

(馬頭観音、四足動物咒、施餓鬼飲食眞言など。)


【白衣観音除難除災術】

〔白衣大士神咒経〕

南無大慈悲救苦救難広大霊感 白衣観世音菩薩摩訶薩

(なむだいじひきゅうぐきゅうなんこうだいれいかん  びゃくえかんぜおんぼさつまかさつ)

南無仏 南無法 南無僧 南無救苦救難観世音菩薩

(なむぶつ なむほう なむそう なむきゅうぐきゅうなんかんぜおんぼさつ)

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

天羅神 地羅神 人離難 難離身 一切災殃化為塵

(てんらじん ちらじん じんりなん なんりしん いっさいさいおうかいじん)

南無摩訶般若波羅蜜

(なむまかはんにゃはらみつ)

〔白衣観音咒〕オン シベテイ シベテイ ハンダラバシニ ソワカ


【白衣観音神咒の意訳】

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

の部分の意訳です。

〔意訳〕「このようになる。帰依したてまつる白衣尊よ。光りで摧破す。光りで摧破す。

大光で摧破す。風火で摧破す、風火で摧破。あれかし成就。」


三遍唱えるを一回とする。観音菩薩、白衣観音を念じて、この神咒を一心不乱に唱えると、

未浄化の霊は忽ち居なくなるものです。霊的な障害にもよく効きます。


法の運用に関しては、先ず三禮・懺悔文・帰依・菩提心を行じ、開経偈、心経、

続いて白衣観音除難除災術、最後に光明真言をやり、廻向・普禮でおわり。

ーーーーーーーー

当ブログ記事の無断転載引用を禁じます。

引用は自由ですが、引用する際は必ず著者の承諾を得ること。

これは同著者の過去のブログ記事一切(著者撮影の写真も含む)にも適用されます。

また、当ブログ以外の同著者のブログ記事も同様の扱いとなります。

【佛僊眞道 成仙への原理(1211)】極秘 金剛薩埵「布字厳身法」

  • 2024.03.16 Saturday
  • 00:00

【佛僊眞道 成仙への原理(1211)】


極秘 金剛薩埵 布字厳身法



◎金剛薩埵厳身観


密教の修行の要諦は、先ず金剛薩埵になる事である。

金剛薩埵の「薩埵」とは、菩提薩埵(ボーディーサットヴァ)すなわち菩薩と同義と

考えてよい。金剛の菩提薩埵、菩薩は菩薩でも「金剛」を持っている。

詳らかには、金剛薩埵(こんごうサッタ)は「金剛杵」「金剛鈴」を持つ御姿である。


弘法大師は「弁顕密二教論」で、

「夫れ佛(ホトケ)に三身あり、教はすなわち二種なり」と述べている。

佛身には、法身と報身、応身の三つがあり、

(ホトケの)教えは、二種あるのだと。その二種とは、顕教と密教である。

金剛薩埵とは「報身(サンボガ・カーヤ)」で、法身普賢(大日如来)は「法身」である。

生身の佛様は「応身(ニルマーナ・カーヤ)」で、完全な佛身には三身が整っている。

整然としている。お釈迦様は当さに完全な佛身をお持ちの「応供」であった。


お釈迦様はインドのブッダガヤーの菩提樹下(ピッパラ樹)で無上正等正覚、

阿耨多羅三藐三菩提を得られ、ブッダに成られた。その菩提樹下を金剛宝座と言い、

此処でブッダ釈迦牟尼は正覚を得られた後、七日間 その境地に住された。

これを「法楽(ほうらく)」という。

絶対に正覚を得るまでは座を立たない(退かない)。こういう心境で菩提樹下にて座禅された。

この時のあり方、境地が正さに金剛薩埵である。



◎金剛薩埵 布字厳身法


この法は金剛薩埵の「金」に通入する法で、神僊の秘するところの「金丹成就法」である。

この法は、チベット密教(西蔵密教)もやり中国密教も成就し、さらに仙道にも通達した

導師(上師・道士)が伝承せる法である。


随分前に白雲観(北京)に行き、そこで名も知れぬ道士に会った。その人は道教の根本は

「神仙に化す(化神僊)」にあると言った。そうして道教寺院を隈なく案内してくれた。

そのさらに時を経てインドやネパールなどに行った。

偶然とは恐ろしいモノで、ネパールで又この人物に遭った。チベット密教も併修して

いたのである。その時に漢字で「金剛薩埵厳身布字法」と記し、この法を知っているかと

言った。逆に「金剛薩埵厳身観」かと訊いた。彼は「否」云い、「金剛は金丹だ」と

教えてくれた。


こうして金丹法としての「金剛薩埵 布字厳身法」を探求したわけである。

これはチベット密教にも、眞言密教にも欠けているモノである。


では神仙・佛僊のお恵みが皆様の上にありますことを。


川島金仙 記す

ーーーーーーーー


【令和6年3月の予定】


3月18日(月)正観音菩薩ご縁日

3月20日(祝・水)お彼岸中日(春分の日)

3月25日(月)天満宮ご縁日、満月(16:01)

ーーーーーーーー

【天神地祇祭儀の次第】


二禮二拍

護身神法

三種加持

天津祝詞

天真地真自感霊辞

玄府奇祝言

玄法攘魔秘文

大祓詞(天津祝詞太祝詞秘辞を入れる)

六根清浄太祓

産土神祝詞

十言神咒

幽冥神語

大國主大神禁厭咒

祖霊祈念詞

霊魂安鎮秘詞(全伝)

三界萬靈安鎮祝詞

天満宮

得仙秘文

道引印

国家安泰祈念詞

済世秘咒

その他(任意)

二拍二禮


※大体 上記が基本です。

※各秘詞を繰り返し行う。

※短く行うときは回数時間を短縮するも可。

※適宜は一遍でもよい。

※幣による修祓、献饌など適宜入れるも可。

※最略は礼拝して大司命祭文だけでもよい。

※大祓詞を一時間以上やる場合は開始時間をずらして行なう。

※磐長壽姫祝詞、拝神祗願得知識秘詞、十字神咒その他を知り知れる方は

密用自在にして自由。自己責任で御修唱ください。

※献酒献饌、切火祓、大幣祓、剣祓、石笛奏上なども任意。


【念力疏通 遠隔 観音祈願会 次第】


◉【佛遷眞儀】午前中

先、三禮

一心頂禮  十方法界  常住三宝  

(一禮目は神祗、二禮目は佛眞、三禮目は諸仙萬靈を禮拝す)

次、護身法(任意)

次、懺悔文(三遍)

次、三帰三竟(三遍)

次、発菩提心(三遍)

次、三摩耶戒(三遍)

次、開経偈

次、般若心経奉賛文

次、摩訶般若波羅蜜多心経

次、延命十句観音経(観音夢授眞経等)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音経( ※観音妙智力祈願)

「衆生被困厄  無量苦逼身  観音妙智力  能救世間苦

具足神通力  廣修智方便  十方諸国土  無刹不現身」

(しゅーじょーひーこんやく  むーりょうくーひっしん  

かんのんみょうちーりき    のうぐーせーけんくー 

ぐーそくじんつうりき  こうしゅうちーほうべん 

じっぽうしょーこくどー  むーせつふーげんしん)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、天神経・大威徳天神感応経

次、十一面観音咒等

次、天満宮秘哥

次、天地一切清浄祓

次、南無天満大自在天神

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音十字摩尼咒( ※観音経精髄)

「慈眼視衆生 福聚海无量」

次、観音マニ咒(六字咒)

次、蓮華生大師

次、聖ターラ咒

次、葉衣観音咒(大咒、小咒)

次、吒枳王真言

次、三神(天照、八幡、春日)

次、青面金剛尊、帝釈天、弥勒佛

次、弘法大師御宝号

次、光明真言

次、七佛通誡偈(諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教)

(しょあくまくさ しゅぜんぶぎょう じじょうごい ぜしょぶっきょう)

次、縁起頌(漢文、梵語)

次、本覚讃

次、祈念文

次、追善文

三界萬霊 有縁無縁之霊位 追善供養  座宝蓮華  成等正覚

(さんがいばんれい ゆうえんむえんのれいい

ついぜんくよう ざほうれんげ じょうとうしょうがく)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、廻向文

次、三禮


※般若心経、十句観音経、天神感応経の観音菩薩段、

葉衣観音段、縁起廻向段に分けられる。

※特に般若心経を多くお唱えするとよい。

※念願を入れる場合は、心経奉賛文の後に入れる。奏上しても、黙念でも

任意である。

※その他の経典や御真言を入れるのは任意である。

例えば自分は 青面金剛尊を尊崇しているという方は、光明真言の前に入れればよい。

弘法大師を信仰していない人は、抜いてやればよい。適宜、加え抜くなどやればよい。

※観世音菩薩「一切抜苦脱難大事成就符」を奉って祈願のこと。

※動物の霊を供養する時には光明眞言の前に入れればよい。

(馬頭観音、四足動物咒、施餓鬼飲食眞言など。)


【白衣観音除難除災術】

〔白衣大士神咒経〕

南無大慈悲救苦救難広大霊感 白衣観世音菩薩摩訶薩

(なむだいじひきゅうぐきゅうなんこうだいれいかん  びゃくえかんぜおんぼさつまかさつ)

南無仏 南無法 南無僧 南無救苦救難観世音菩薩

(なむぶつ なむほう なむそう なむきゅうぐきゅうなんかんぜおんぼさつ)

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

天羅神 地羅神 人離難 難離身 一切災殃化為塵

(てんらじん ちらじん じんりなん なんりしん いっさいさいおうかいじん)

南無摩訶般若波羅蜜

(なむまかはんにゃはらみつ)

〔白衣観音咒〕オン シベテイ シベテイ ハンダラバシニ ソワカ


【白衣観音神咒の意訳】

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

の部分の意訳です。

〔意訳〕「このようになる。帰依したてまつる白衣尊よ。光りで摧破す。光りで摧破す。

大光で摧破す。風火で摧破す、風火で摧破。あれかし成就。」


三遍唱えるを一回とする。観音菩薩、白衣観音を念じて、この神咒を一心不乱に唱えると、

未浄化の霊は忽ち居なくなるものです。霊的な障害にもよく効きます。


法の運用に関しては、先ず三禮・懺悔文・帰依・菩提心を行じ、開経偈、心経、

続いて白衣観音除難除災術、最後に光明真言をやり、廻向・普禮でおわり。

ーーーーーーーー

当ブログ記事の無断転載引用を禁じます。

引用は自由ですが、引用する際は必ず著者の承諾を得ること。

これは同著者の過去のブログ記事一切(著者撮影の写真も含む)にも適用されます。

また、当ブログ以外の同著者のブログ記事も同様の扱いとなります。

【佛僊眞道 成仙への原理(1210)】神道の眞髄「神がかりについて」

  • 2024.03.15 Friday
  • 00:00

【佛僊眞道 成仙への原理(1210)】


神道の眞髄「神がかりについて」



◎鎮魂帰神法


本来、鎮魂と帰神は別のものである。鎮魂とは己が魂を鎮めること。あるいは他者の魂を

鎮めること。亡霊亡者と成って祟りなす、そういう境界に堕ちてしまった霊魂を鎮める、

佛のほうでは成仏というが、神様は鎮魂と、こう言う。


「鎮魂法」というものがあり、様々な鎮魂法がある。

古神道(復古神道)で夙に有名なのが「本田流鎮魂帰神法」である。

本田親徳大人という神道家が長年の求道を掛けて編み出した「鎮魂法」、

さらに「帰神術」である。


他にも様々な神法がございまして、日本國の日本人の先人等の学識、行力の凄さに

頭を垂れる所存です。田舎の山々、その麓には僊人・山人が存在していました。

つい100年〜120年前までは何処の地域にも、乞食行者や僊人・山人が居って

この世の修道を愉しんでいたのです。



◎神がかりの三種類


厳密に分類することはできないかもしれないが、あえて分けて考えるのならという

ことです。理解の共有ということだとご理解いただければ幸甚です。


ゝ⊃(きしん)

正さにこれぞ「神がかり」です。だが滅多に無い。

数千の神がかりに一あるか無いかでしょう。

帰神というのですから、大神(根本太神)に帰神統一する。

太神様から稟けた一靈に統一し、太神様に帰一統覚する。全き一に成る。

これぞ「帰神術の極致」であり、審神者(サニハ)はこの境でないと出来ぬ。

他の霊の影響は無く、だからこそ真正の預言ができるのである。


⊃牲(しんけん)

これは太神様に帰一統覚するのではなく、神の使者、御眷属などが太神様のメッセージ

などを伝えに来る、神がかりである。やるべき事を伝えられる際の現象である。


神憑(しんぴょう)

これは霊に憑かれること。自分の一靈、四魂の把握が甘いと是れに陥る。

ある種の霊視、霊聴などもできるので始末が悪い。現代の新興宗教などは殆どがこれ。

この憑霊現象が、予言を為し、エセの功徳を与える。

ある種の新興宗教で、この神憑現象が起きて、天狗系統の妖怪魍魎の虜になったのを

見たことがある。実際に背後に無頼団が居り、巧みに宗教団体を乗っ取った。

もちろん法律に遵守してのことであり、決して無頼団の親分その他一切表面には

出てこない。


大切なことは、自分の靈性を開いて且つ磨いて、神性を高める必要性がある。

自分の中にある太神様からの一靈を磨きあげることに専心する。


では神仙・佛僊のお恵みが皆様の上にありますことを。


川島金仙 記す

ーーーーーーーー


【令和6年3月の予定】


3月15日(金)天赦日

3月18日(月)正観音菩薩ご縁日

3月20日(祝・水)お彼岸中日(春分の日)

3月25日(月)天満宮ご縁日、満月(16:01)

ーーーーーーーー

【天神地祇祭儀の次第】


二禮二拍

護身神法

三種加持

天津祝詞

天真地真自感霊辞

玄府奇祝言

玄法攘魔秘文

大祓詞(天津祝詞太祝詞秘辞を入れる)

六根清浄太祓

産土神祝詞

十言神咒

幽冥神語

大國主大神禁厭咒

祖霊祈念詞

霊魂安鎮秘詞(全伝)

三界萬靈安鎮祝詞

天満宮

得仙秘文

道引印

国家安泰祈念詞

済世秘咒

その他(任意)

二拍二禮


※大体 上記が基本です。

※各秘詞を繰り返し行う。

※短く行うときは回数時間を短縮するも可。

※適宜は一遍でもよい。

※幣による修祓、献饌など適宜入れるも可。

※最略は礼拝して大司命祭文だけでもよい。

※大祓詞を一時間以上やる場合は開始時間をずらして行なう。

※磐長壽姫祝詞、拝神祗願得知識秘詞、十字神咒その他を知り知れる方は

密用自在にして自由。自己責任で御修唱ください。

※献酒献饌、切火祓、大幣祓、剣祓、石笛奏上なども任意。


【念力疏通 遠隔 観音祈願会 次第】


◉【佛遷眞儀】午前中

先、三禮

一心頂禮  十方法界  常住三宝  

(一禮目は神祗、二禮目は佛眞、三禮目は諸仙萬靈を禮拝す)

次、護身法(任意)

次、懺悔文(三遍)

次、三帰三竟(三遍)

次、発菩提心(三遍)

次、三摩耶戒(三遍)

次、開経偈

次、般若心経奉賛文

次、摩訶般若波羅蜜多心経

次、延命十句観音経(観音夢授眞経等)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音経( ※観音妙智力祈願)

「衆生被困厄  無量苦逼身  観音妙智力  能救世間苦

具足神通力  廣修智方便  十方諸国土  無刹不現身」

(しゅーじょーひーこんやく  むーりょうくーひっしん  

かんのんみょうちーりき    のうぐーせーけんくー 

ぐーそくじんつうりき  こうしゅうちーほうべん 

じっぽうしょーこくどー  むーせつふーげんしん)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、天神経・大威徳天神感応経

次、十一面観音咒等

次、天満宮秘哥

次、天地一切清浄祓

次、南無天満大自在天神

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音十字摩尼咒( ※観音経精髄)

「慈眼視衆生 福聚海无量」

次、観音マニ咒(六字咒)

次、蓮華生大師

次、聖ターラ咒

次、葉衣観音咒(大咒、小咒)

次、吒枳王真言

次、三神(天照、八幡、春日)

次、青面金剛尊、帝釈天、弥勒佛

次、弘法大師御宝号

次、光明真言

次、七佛通誡偈(諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教)

(しょあくまくさ しゅぜんぶぎょう じじょうごい ぜしょぶっきょう)

次、縁起頌(漢文、梵語)

次、本覚讃

次、祈念文

次、追善文

三界萬霊 有縁無縁之霊位 追善供養  座宝蓮華  成等正覚

(さんがいばんれい ゆうえんむえんのれいい

ついぜんくよう ざほうれんげ じょうとうしょうがく)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、廻向文

次、三禮


※般若心経、十句観音経、天神感応経の観音菩薩段、

葉衣観音段、縁起廻向段に分けられる。

※特に般若心経を多くお唱えするとよい。

※念願を入れる場合は、心経奉賛文の後に入れる。奏上しても、黙念でも

任意である。

※その他の経典や御真言を入れるのは任意である。

例えば自分は 青面金剛尊を尊崇しているという方は、光明真言の前に入れればよい。

弘法大師を信仰していない人は、抜いてやればよい。適宜、加え抜くなどやればよい。

※観世音菩薩「一切抜苦脱難大事成就符」を奉って祈願のこと。

※動物の霊を供養する時には光明眞言の前に入れればよい。

(馬頭観音、四足動物咒、施餓鬼飲食眞言など。)


【白衣観音除難除災術】

〔白衣大士神咒経〕

南無大慈悲救苦救難広大霊感 白衣観世音菩薩摩訶薩

(なむだいじひきゅうぐきゅうなんこうだいれいかん  びゃくえかんぜおんぼさつまかさつ)

南無仏 南無法 南無僧 南無救苦救難観世音菩薩

(なむぶつ なむほう なむそう なむきゅうぐきゅうなんかんぜおんぼさつ)

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

天羅神 地羅神 人離難 難離身 一切災殃化為塵

(てんらじん ちらじん じんりなん なんりしん いっさいさいおうかいじん)

南無摩訶般若波羅蜜

(なむまかはんにゃはらみつ)

〔白衣観音咒〕オン シベテイ シベテイ ハンダラバシニ ソワカ


【白衣観音神咒の意訳】

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

の部分の意訳です。

〔意訳〕「このようになる。帰依したてまつる白衣尊よ。光りで摧破す。光りで摧破す。

大光で摧破す。風火で摧破す、風火で摧破。あれかし成就。」


三遍唱えるを一回とする。観音菩薩、白衣観音を念じて、この神咒を一心不乱に唱えると、

未浄化の霊は忽ち居なくなるものです。霊的な障害にもよく効きます。


法の運用に関しては、先ず三禮・懺悔文・帰依・菩提心を行じ、開経偈、心経、

続いて白衣観音除難除災術、最後に光明真言をやり、廻向・普禮でおわり。

ーーーーーーーー

当ブログ記事の無断転載引用を禁じます。

引用は自由ですが、引用する際は必ず著者の承諾を得ること。

これは同著者の過去のブログ記事一切(著者撮影の写真も含む)にも適用されます。

また、当ブログ以外の同著者のブログ記事も同様の扱いとなります。

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