お知らせ【滝行法講座を開講します】

  • 2016.09.19 Monday
  • 00:00

 

お知らせ【滝行法講座を開講します】

 

 

皆様、お久しぶりです!

この夏はどのようにお過ごしでしたか?

秋の長雨と申しますが、鬱陶しい天候の中でお元気で活動されておりますでしょうか?

 

さて、まもなく秋のお彼岸であり、その先には10月9日からはじまる「大司命節の奉り」が控えております。

人間の魂は生死を超えておりますが、大抵の方々が輪廻流転の中で、無自覚的に逝き、死の一瞬の刹那に醒めることが出来ないのであります。

 

夢眠の中での苦しみは、夢眠のなかでは真実ですが、醒めたら苦しみ諸共に消え去ります。

生死の大海は、長夜(じょうや)の夢とも云われます。我々が夢から眠から醒めるとは如何なることをさすのでしょうか?

 

霊術でいう「一霊四魂」も、神智学でいう「霊体、コーザル体、メンタル体、アストラル体、エーテル体・肉体」も、仏教云う「五識五智(三摩耶戒体)」も全て同じものの側面を言っているにすぎません。

 

霊魂(たましひ)を磨くには、たましひを把握しなければできません。分からないものを磨くことなどできないのですから。

修道の要諦は、己の内にある、真我(アートマン)、如来蔵(佛性)、霊魂(直霊・なほひ)を先ず掴むことにあります。

禅ではそれを「見性」という。

 

「見性成仏」という。先ずは「見性を得る」こと。禅の僧侶は座禅の修行で「見性」を得る事だ。見性のない禅は洞穴も同然、何の役にも立ちません。

 

整体も同じ。訓練された「天心」のない者は、本当の整体法指導者とは言えない。

 

明治以来の日本の精神史では「精神霊動」とこう云う。

精神とは単に心ではなく、霊という事だとも言える。

目覚めるのは、外に出はなく、内なる真我を自覚することである。

 

わがお滝の修行は、修行の土台であり、この真我を自ら見出すための方法である。この自己内の真我と共に生き、それは即宇宙であり、自覚的に生き自覚的に死ぬる基本となる技法である。

 

以下の要綱で滝行講習会を行ないます!

 

日時:平成28年9月25日(日)午前10時〜午後3時

(途中1時間休憩)

 

内容:滝行法秘伝の伝授、その他

 

場所:洗足院

 

費用:2万円(※過去参加者は5千円也)

 

※参加希望者はメールにて申込のこと

 

以上

 

無魔行満【平成25年秋~26年冬季 塩川滝行禊ぎの行】

  • 2014.03.30 Sunday
  • 12:00

無魔行満す

【平成25年秋~26年冬 塩川滝行禊ぎの行】




(1)無魔行満

無事、昨年秋から今年の冬季までの「滝行気合禊ぎ行」を畢えることができました。ここにご報告させていただきます。

「無魔行満」し、昨年の誓願は「満願」いたしました。結願祝いの護摩供を修し、まさに『満願むかえる嬉しさよ』を実感しました。


(2)チベット文字による龍界の示現

さて、結願のお滝の修行をする為に、いつも通りに祝詞をあげ御法楽を捧げました。ふと水の流れを見ていると、滝場の流水下の岩場に、チベット文字の「
)」が出現しているではありませんか!



この文字はかつてわたしが霊夢で見たものと同じであり、その夢で「ナーガ(龍界)」へ行った時のものと同一だった。


チベット文字の)」は龍趣の種字であり、塩川のものは少し型崩れした変態文字である。崩れ方まで、わたしの夢で見たものと全く一緒なのだった。不思議である。


竜神の居所であるということが、納め・結願のお滝のときに開示されたわけである。最後の最後で、如意輪青龍大権現様はお示しくださったのである。

こういう現証を「感応道交(かんのうどうきょう)」という。


(3)滝行願望成就の法

開運・運気隆盛も確実に為される。


お滝の修行でもって、開運・願望成就法を他者に教えることができる。

わたしたちと一緒に修行するならば必ず開運する。そしてさらに願望が成就する。

吾が「金剛の気合」は、二年目の塩川秋冬季禊ぎ行にて、霊法・霊術の真ん中として完成したのである。

お滝を教わりたいという人は、要綱にしたがって申し込むがよい。やる気があればいつでも教えよう。

川島金山 謹書

霊術修験【いよいよ本年度の秋冬季禊ぎ行満】

  • 2014.03.29 Saturday
  • 00:00
霊術修験の滝行気合法

【いよいよ本年度の秋冬季禊ぎ行満】


平成26年3月30日(日)、本年度の秋冬季(寒行含む)のお滝修行が無事行満する。

必ず週一度は入滝するという誓願は悉地成就した。これで昨年度に続き、無魔行満するわけである。




4月からは、またあたらしいサイクルがはじまる。

考えてみると2年にわたり秋から冬そして春まで滝行気合を休まず行なうというのは根気のいることである。時には週に複数回入滝するということもあったわけであり、このことは神佛真人のご加護の賜物と思い、感謝している。

弟子である数名の修行者にも感謝しているし、蔭ながら「薪代」など出していただいた方々にも感謝申し上げる。

2年連続でお滝の修行を完遂して思うのは、滝行気合法によって確実に人生が変わるということである。修行者自身の持つ「惑業因縁」も浄化されるし、念力が強化され、霊法・霊術が確実に身に付くようになる。また、未知の霊的知識が自然と分かるようになる。

法の次第もさらに洗練されてきている。

「納めの滝行」のご報告などというと実にさびしい感じもする。

この春季からまた新人の発掘・受け入れを致します。
(※まあ、性根入れて参加する人物は稀であろうが・・)

先ず、滝行研修と修行の仕方を教授致します。厳しく指導し、しっかり修行してもらいます。

[募集要項]
◎滝行研修は1回洗足にて。
◎滝行実習は3回、塩川にて。
◎秋冬季に週一で完遂する存念のある方で健康な方。
◎費用は講習費5万円と御礼5万円、計10万円を全納。

「お滝をやりたいなー」ぐらいの軽い気持ちの人はお断りします。何の保証もないことを、損得離れて自分を練磨しようという気骨・道骨のある人のみ来てください。

そういう人でなければ、本物の「天心の輸気」も「霊術・霊法」もできはしないのです。

 

霊術現前!【粟嶋神伝 蔭針の神術】

  • 2014.02.25 Tuesday
  • 00:00

霊術現前!

【粟嶋神伝 蔭針の神術】

およそ霊術にしても、時・場所・人を得なければ、為すことができない。

ましてや最高神である青真少童君 少名彦大神のご神術などの施行には、御神許と上記の「天の時・地の利・人の輪」の三つが整わなければ、祭具を整えることすら能わずである。

少名彦大神は、正神界でも最高霊界に属する「万霊神界」の主宰神であり、医術・法術などの元祖神である。


ことに針・鍼を扱う業、鍼灸、釣り(漁業)、針仕事、指に関係する指圧・整体、指先を器用に使う仕事など、すべてこの大神の管轄下にある。


 

この神を別名、粟嶋大明神、淡嶋大神、薬力大神と尊称する。また、佛のほうでは、薬師如来、薬師菩薩、薬王菩薩とお呼び奉る。

このたび淡嶋神社と結縁し、場を得た。そのために「蔭針の神伝」を施行しようと考えた。この法術・神術をおこなうには、甲子の日に「金床」を清めて「蔭針」を作らなくてはならない。




ちょうど2月22日(土)は甲子の日であり、恰好の日取りだった。また、翌日23日には塩川に「禊ぎ」にゆくので(※途中に淡島神社がある)ピタリと機・日が揃ったわけである。

粟嶋大明神の祝詞を奏上し、蔭針に御神気を込める祈祷をした。


おかげさまで完成し、いまは自宅の神床に安置してある。

しばらくしてからこの神術を施行しさらに伝授してゆこうと思う。




「祈り」とは、諸人の安穏の為に神術をつかう時に申し奉り、「呪い」とは降伏法を施行するときに申す。

粟嶋神伝の「蔭針の神術」はあらゆる祈祷に用いることのできる、最高神術の一つと言ってよい。



針でなにするんだぁ〜  

霊術の神髄【金剛気合法・無音の気合法を練磨する】

  • 2014.02.24 Monday
  • 10:00

霊術の神髄

【金剛気合法・無音の気合法を練磨する】

◎残雪の塩川にて

昨日(2月23日富士山の日)、塩川で「金剛気合・無音気合」の法術を練磨した。

塩川はまだまだ残雪がある。大分マシになってきてはいるが、僻地ゆえに雪掻きができずアイス状になってしまっている。

お滝場そのものも大変な残雪であり、次回に差し支えるだけでなく雪の厚みから考えて、自然に消滅するにはかなり時間を要する。それゆえ、わたしたちは寒いことも忘れて除雪した。お陰で滝場の雪は大半が消滅した。

そんなわけで身体が冷え、お滝を受けてみると通常よりも冷たく感じる。しかし、そこが修行というものであり、その状態を如何にして越えてゆくかというのが、行者の観察・工夫のしどころなのである。


  

残雪の中、護摩供を修する


◎無音の気合法

昨日のお滝でも、金剛気合、整腹気合、打ち込み気合、咏応気合、無音の気合など数種類の気合法を行なった。

厳寒の状況なので、ゆっくりとお稽古のようにやる余裕はない。寒さを耐久するための、まさに必死の気合だ。さっさと修行してゆく。

金剛の気合から自分の身体に響かせる気合、さらに「無音の気合」を行なって響きを確認する。声を出すのには劣るが、確かに「無音の気合」でも身体に響く。


◎野口晴哉氏の講義録

昨日、滝の中で「無音気合」を修行したのには理由がある。

それは野口晴哉氏が行っていたという、「無音の気合」についての講義口述録を再度読んだ為である。

わたしのもとには「野口晴哉全集」にも載らないような口述記録の資料がいくつもある。

その他に、野口氏の講義の「音声録音」なども多数所持・保存している。

洗足のご近所に、お母様が野口晴哉先生の操法指導を直接受け、講座などにも出ていたという人がおり、その講義録の一切をわたしの元に置いていった。活用してくださいと、託してゆかれたわけだ。


これまで野口氏やその他の先人の気合法に関する講義録などは眼光紙背に徹すの体で、どれほどの数、心読・体読してきたことか。

いまから39年前の「整体操法 初等講座 昭和50年2月26日 整体協会」「野口晴哉口述」記録には、野口晴哉氏が自らの「無音の気合」を如何にして「愉気」に変えていったかという経緯が記されている。

また、どうやって「無音の気合」と為すのかという具体的方法まで記されている。


「初等講座」の口述記録の一部
 

それを基にして、今回は入滝して行ったわけである。

塩川滝行みそぎクラブ(仮称)の面々は、ここまで相当修行しているので、入滝していきなり「無音の気合」をやっても大丈夫だと思い、突然指示して修行指導をしたのである。

愉気ないし輸気(自らの気を輸り込み感応させる方法)を気合と為すには、一つの秘訣(コツ)があるのだ。そのことを野口氏は生前、惜しげもなく講義していたのである。

かつて塩川の大瀧で、野口晴哉氏は修行をしたというから、「無音の気合」を練磨するのは場所を得ているのだと思う。

◎信念を深くする修行

恒例のT君の手料理、舌鼓を打っていただいた。その後、残雪を取り払うご奉仕をした。実は自分たちのためなのであるが、次回の駐車スペースを確保するためである。

これが大変な作業だった。翌日の今日はえらい筋肉痛だ。だが、一つ一つの動作に信念をこめて神・佛にご供養する覚悟でおこなう。無心になって除雪する。

信念から発する念力を強く深くするには、財貨もしくは時間の対価を支払わなければいけない。それをしなければ芽すらでないのである。

何を得るのか?「無」を得るのである。心身ともに「無」になってこそ法は体得出来るのである。


残雪を除去して信念を強くするのか〜!?
 

秘境塩川へ(5)【念力によって霊光(オーラ)を発す】

  • 2014.02.22 Saturday
  • 00:00

完結篇:秘境(5)

【念力によって霊光(オーラ)を発す】




◎真の念力


真の念力は信念からくる。信念がぐらついているようでは、強い念力をもつことはできない。

修道者は、体得せる念力で、まず禊ぎをおこなう。

冬季・寒の禊ぎをやりぬくためには、信念(念力)が必要である。

信念というものは体力とも関係がある。

しかし、真(まこと)の信念・念力があれば、体力は出てくるものである。


◎念力による霊魂の運転

つぎに霊魂(たましひ)の運転を行なう。そのためには、権胎(霊胎)というものを化作する必要がある。

権胎をつくるには、体の様々な要素を集めて凝結させなければならず、その為には詳しい手順があるが、土台となる能力は「念力」である。

そして霊魂(たましひ)を自在に運転するにも念力が必要なのである。


産霊(むすび)という力は「念力」である。

◎真の念力(信念)を養う秘訣

まずは信じていなければ、話は始まらない。信じることが第一。


信じたら繰り返し修行をしてゆくこと。(※同じ所作を繰り返す)

信じる力を養い、信念・念力にしてゆくには、修行という行為だけではなく、時間・金銭等の対価を出さなければならない。

ものを学んで何がしかの事を掴むには、行為と共に対価を支出しなければ、体得はできないのである。

その理由はとても明確だ。


かつてわたしから伝法を受けてツケにして数万円を踏み倒した人もいたが、そういうのは不可ず。結果はまず出ない。

対価を支出しなければ、自己満足でおわることになる。

諸人は理由・原理を聞きたいところであろうが、ここでは言わない。勿体なくてブログなどでは言えない。一緒にお滝などやっている弟子に口伝えで教授する。

一つだけ言うと、学ぶことのできる体に変化することが必要だということである。

例えば、ここに(同じ書籍で)豪華本と廉価本があるとする。


こういう場合、廉価本を購入するよりも、豪華本を買ったほうが良い。豪華本を購入し、精読すると、何故か内容をつかむ事が出来るのだ。

このようなことは実に不思議なことであるが、事実なのである。

試してみたらよい。

◎本当に聞く(聞法)ということ

佛教に「聞・思・修(もん・し・しゅう)」という修道法がある。

まずは仏の教えを師僧からいただく。その教えをよく聞き、記憶する。つぎに思い巡らして考察する。さらには、それに基づいて実践・修行してゆく。

「聞いてから修行する」、考えてみればあたりまえのことだ。

チベット密教では、「ティルン」というものがある。実はその前に「ワンクル」というものがある。単に「ワン」ともいう。日本の密教でいう「灌頂」のことだ。まずは灌頂があり、「口伝(ルン)」を与えて、修行方法や真言などを伝授する。こんどは「解説(ティ)」する。詳しい説明を「ティ」と呼ぶ。ルン(口伝)にしても、ティ(解説)にしても、耳で聞くことが原則だ。


直接、口伝えし聞く、これが伝授・授受というあり方の根本なのである。(※書籍・書物、メールなどでの伝法などはあり得ず、直接口伝・直指教導の補助に過ぎない)

理解し内容をつかむには、まずは「聞く」ことなのである。

キリスト教のカトリックにベネティクト会という修道会がある。聖ベネティクト由来の会派だが、その会則の第一は「聞け」である。このことは真に「聞く」ことの難しさを物語っている。

おそらく「聞く」ということは、見るのとは違う脳の部位(心)に教えが入ることを仏教もキリスト教も知っているからこそ、修行・修道のはじめに「聞く」ということが制定されているのだと思う。

このことは、裏の禊ぎである「耳そそぎ(みそそぎ)」に通じていることでもあり、古神道では「ひたすら聞くこと」が「霊智」を開顕する方法だと教えている。


◎「金剛の気合」も寒の瀧行で体得せよ

だから「金剛の気合」もわたしとお滝に入って合わせてやらなければ掴むことは出来ない。

やはり冬季・寒の時期に、師と弟子共に必死にやってこそ掴めるものであり、近道はない。

直接的に音声を聞くこと、これが第一である。声の振動を耳から入れること。これが系譜につながるということである。


◎信念に基づいた巡礼によって霊光を発す


薬師瑠璃如来(チベット版)

信念によって「念力」を強化し、強い念力で禊ぎを敢行し浄化する。身・心・霊の諸要素を凝結して、念力で「霊胎」をつくる。そして「霊魂(たましひ)を運転」する。

体の中の原質であるプラーナは、信じ念じている御神霊の「加被(かひ)」を受けて、力をつけ霊光(オーラ)を発生させる。
(※加被は加持と同義語。加護をうけて力を得ること)

巡礼は普段より過酷であり、身体が整うので、御神霊・ご尊霊の力をより蒙ることができる。


◎結語

巡礼を伴う、このような修行(行為)の功徳は、たった1回で1万回の瞑想(座行)に匹敵するようなこともあり得る。

いままで塩川で修行した「滝行気合禊ぎ」の中で、2月17日(月)の行を凌駕する修道はなかった。

これら様々述べてきたことを真剣な修道者は、他山の石としていただければ幸甚である。

(秘境塩川へ・おわり)


川島金山しるす



エメラルド瑠璃光だからねー

エメラレダスって名前変えようかなー

塩川で 産霊の力(むすびのちから) 念強化 

改訂版・秘境塩川へ(4)【塩川瀧行禊ぎの功徳とは】

  • 2014.02.20 Thursday
  • 00:00

改訂版・秘境塩川へ(4)

【塩川瀧行禊ぎの功徳とは】



◎産土改定の大修祓

今回の2週連続の大雪は、産土神の管轄改定に伴う「大修祓(おほはらひ)」であったのだと拝察する。

これより大きく世の中は変わってゆくものと思う。新たなるサイクルの始まりだ。

今後、塩川は滝行・禊ぎ・密教霊術の根本道場となってゆくであろう。

今まで為した修行は、功を成した。産土そのものではなく、管轄外ではあるが霊威あるお社として正神界にて認定されたからだ。

塩川は産土社そのものではないが特殊な霊場として霊威を発揮する秘処である。

これは手箱神山(筒上山)の「筒城異境ヶ原」に直結せる「大瀧霊境(おおたびれいきょう)」
 
でも同じであり、地上の産土ではない管轄分類になるのであろうと拝察する。

海・川は「龍界(わだつみかい)」の所属であり、産土の管轄外ということがあるのだと思う。大瀧や塩川はそのような特殊な霊界に属するものなのであろう。


◎海神界の大神とは?

先回の記事で、わたしのオーラが緑碧(エメラルド色)に輝いていたということを書いたが、その色こそ「海神界(わだつみ)」のものであり、水の精である「青龍権現」のオーラだと言える。

実は、薬師如来とか薬師菩薩というのは、少名彦大神の化現したものであり、神通無比の神である大神真であるから、佛系の者を導く為に是くされている。

この如来(神)の御真言に「薬師瑠璃光真言」というものがあり、いままで温存してきたがいよいよ出す時が来たと思っている。

「瑠璃光(るりこう)」なんです。瑠璃紺色とエメラルドが交じりたる南洋の海のような輝きなのです。

◎滝行によるチャクラ開発法

ふつうインドのヨーガでいう「チャクラ」というものは、ある種の呼吸法などで開発覚醒するものだというのが常道である。

だが、わたしのいう方法はそういうものではなく、気合によって内部に振動をぶつけるものなのだが、声の発し方と、手の動き、身体全体、腰の入れ方、背骨の動き、その辺に秘訣がある。

それだけではない。「チャクラ真言」により体の内部の連動を図り、「金剛の気合」で潜在的勢力のクンダリニーに活を与え、内部の開発を行うというきわめてシンプルなものである。

ことに寒冷の流水で行うのがよく、身体の内部に自然に火がつくようにする。だから元々健康体でないと修行は無理である。


◎塩川瀧行の功徳と御神霊のご加護

ここで一番肝心なことを言おう。それは御神霊のご加護の必要性である。

我々のいただく「御加持の力」は、神通力が一番強大とされる「海神界」からのもので、この力を的確にいただくのは不可能に近い。

だが我々が塩川霊場で修行する時には、これが可能になるのである。そのようにスイッチが入る回路ができてしまったのだ!(※具体的にスイッチがある)


このことは非常な恩頼(みたまのふゆ)であり、僥倖なことであると思う。

神術では「塩川大神」として拝し、密法では「塩川大権現」として禮する。

「僊佛の秘伝」は,是くの如く人間界に具現した。

神僊の修道に入るために、身体の内部を「僊佛」の方法で開発する。


さればこそ凡夫が神に感応できるようになる。

このような画期的な効用を与えてくれるのが、塩川瀧行禊ぎの功徳というものである。


※「秘境塩川へ」は(1)〜(5)で完結致します!



禊ぎして いま霊光(れいこう)を 見つめおり

改訂版 秘境塩川へ(3)【塩川巡礼の神ごと】

  • 2014.02.19 Wednesday
  • 20:44

改訂版


秘境塩川へ(3)


【塩川周辺の巡礼神事】



今回の本厚木から塩川への徒歩での巡礼(塩川参り・禊ぎ)は、けっして偶然ではないと、わたしは思っている。

各村社(古社)への参詣もあらかじめ仕組まれたものと思っている。何かの由縁が存するのだと思う。

そう、塩川周辺の巡礼神事である!



 

 

これら古社のご祭神には、少名彦大神、木花咲耶姫大神さまがおられる。

この大神たちは、今後わたくしたちが御啓導(おみちびき)を期待する神々であり、手箱神山(筒上山)や江の島・富士山とも関係がある御神祇なのである。

ゆく途中、ちょうど正午のときには天に「彩雲」がでた。正午に雲が虹色になったのだ!

正午というのは、正神界では神々が「アマテラスオホミカミ」の十言神呪(とことのかじり)を奉唱するという厳律がある。

人間界でもこれを知る者は正午に奉唱するものである。

大神の御名の神呪奉唱は、非常な効果ありと言われている。

考えてみると、昨年伊勢神宮と出雲大社の御遷宮があり、それは60年に一度のことであり、今回の両宮のお遷りに関するお祭りは、史上最大の規模だったと思う。

その御遷宮に伴い、全国各地の産土の区域管轄のご神祇の改定があったと推察するのである。塩川やわたしがお世話したお社もその対象になったと感じている。

であるからこそ、実際に足で地を歩き見聞しなければならなかったのだと思う。

実は、及川八幡の摂社「淡嶋神社」は少名彦大神がお祀りされているが、半原(塩川は半原に属している)はとても関連がある。
(※少名彦大神のことを粟島大明神ともいい、粟嶋神巳待祓(あわしまじんみまちのはらい)という、病難・奇難を祓い除くものがある)

半原は、その昔「養蚕」で栄えた地域であり、そこで出来た絹糸は、及川やその他で絹製品として製品化されていたのである。

少名彦命は、針を使う仕事や医療・方術を司る神さまであり、それゆえに養蚕・絹製品を扱っていた及川では、村社・及川八幡神社に摂社としてお祀りをしていたのであろう。

ひとつ一つの事をこうやって人間に分からせる。これが神界の修行というものの一部であり、「帰神法(神懸り)」の具体的効用でもある。

ある方が、昨日わたしの背後に「エメラルド宝石」のように輝くオーラを見たという。

他にも、別に話してもいないのに、同様の色彩の光を見た人がいる。エメラルドの如き緑碧色にして瑠璃光の頭上に白光を放つ光輪(オーラ)であったという。

これが大雪の残雪の中、塩川周辺を巡礼神事した結果であり、塩川禊ぎの効用でもある。

オーラの変化は密教的修道の真髄なのである。



緑碧の オーラを纏う 塩川や

秘境塩川へ(2)【写真館。塩川大雪の後】

  • 2014.02.18 Tuesday
  • 08:00
秘境塩川へ(2

【写真館・塩川大雪の後】



 

 

 







 




塩川霊場の状態は写真の通りでした。

上荻野のセブンイレブン前もまだこんな状態。


及川八幡神社の境内に存在する「淡嶋神社」(※少名彦大神奉祭)


村社・養影神社


村社・浅間神社

上の写真は巡礼中に出会った、村のかむさびたる古社(村社)。

バスも不通のなか本厚木から徒歩でゆきましたが、長靴だったので足には相当負担がありました。
(※日頃の運動不足について考えさせられましたね・笑)



塩川に 歩いて出会う 村の神たち

秘境塩川へ(1)【大雪の後の滝行禊ぎ】

  • 2014.02.17 Monday
  • 19:00
秘境塩川へ(1)

【大雪の後の滝行禊ぎ】


秘境・塩川と化していた(平成26年2月17日(月)塩川にて撮影)


2月17日(月)塩川へ行った。あいかわらず道路事情が麻痺していたので、本厚木から徒歩で塩川霊場まで行った。

およそ5時間ほど歩き続けて到着した。

現地は、腿のあたりまでの降雪で誰ひとり入る者はないようだったが、いつもの通りに神社や石碑に祭祀ご供養し、「滝行禊ぎ」を修行した。

関東圏は2月14日(金)に再び大降雪に見舞われた。

先週よりもさらに大雪で記録的だという。

その影響により東急線で(元住吉駅で)、脱線衝突事故が発生してしまった。東名高速も不通になり、各地で交通網が麻痺した。

おかげで15日(土)は終日、東急線は(菊名〜渋谷間)不通であった。わたしも出勤するのに遠回りするハメに遭った。その影響は15日は終日、16日(日曜)まで及んだ。

16日には当初、「僊佛祈祷の秘傳」の傳法を考えていたが、降雪の影響を鑑み取りやめた。

しかしそれでも、塩川にはお滝を受けに行く予定であったが、塩川への道が雪で寸断されゆくことができなかった。

忸怩たる思いであきらめた。

しかし、雪掻きをして、行者や参詣者が歩くことができるようにしなければならない。そういう思いは募るばかりだ。

今年に入って先週につづき大雪は2度目。2度あることは3度ある、というから気を引き締めなければならない。
(※2/20木曜日にも天気予報で雪マークがついている!)

だが、あきらめきれないわたしは、今日(2/17)塩川へ行った。
(※バス・徒歩でゆく予定だったが結局歩きだった)

途中の道もまだ完全でなく、まして塩川霊場の状態は人を拒むものになっており、行者以外のものは行ってはいけないかのようである。
(※積雪50センチ以上、倒木あり、道はなし)

先週の火曜日(2/11)の「滝行禊ぎ」のときに、実は龍神様の石(建碑)に塩と御神酒でご供養したが、そのときにはっきりとご神霊の力を感じた。

塩川の近くで関連のある「市杵嶋姫神社」なども、「霊場・塩川神社」と同じくご供養している。そういうこともあって未踏の地になったのだと思う。

人間が入ってはいけない時間帯があるということであり、塩川の霊威は見事に復活しつつあるのだと思う。

落ちくる滝の水はやはり冷たい。まるで氷である。足先がもげてしまうのではないかと思われるような感覚だ!

だが、あがった後は爽快この上もない!これほどのご神霊の「加持力」を体感したことは今までにない。

巡礼の意味・意義はここにあるのだ!己に相対し、信じるご神霊・ご尊霊と感応道交する。その方法なのである。

現在、福島で川にて禊を独りやっている法友の君島君は、あまりの寒さ冷たさに「頭がおかしくなりそうです」と報告してきているが、そうなったときに「雄叫び」の如く、渾身の気合を為すのだ。

「金剛の気合」もおこなった。御真言を伴う気合だ。この真言はクンダリ明王のマントラである。

グンダリとはクンダリニーという潜在勢力である。

尾骶骨の基底にある。神経としては馬尾神経にあたる。体内のここまで振動が及ぶように気合を込める。

片足を少し前に出し、腰を捻じりつつ振動させ金剛の発声・金剛の気合をする。かくして塩川に金剛の気合は鳴り響いた!

今回の修行では「佛僊秘法」、「チャクラ真言の秘伝」を行なった。簡単なことだが、これが効果があるのだ。このことを知り、現在行じている者は、ほとんど皆無だと思う。

むかしの行者は、歩いてどこにでも行った。歩くのが当たり前。
今回のことは、おそらく日本国中大小神祇の役職遷位と関係があるのかもしれず、わたしは大きな産土等の区域役職の改定がおこなわれたのではないかと拝察申し上げている。

わたしたち一門は、幽斎社守(神主・審神者)になるべく、神界の厳律によって神定めされたということである。

シリーズ「秘境・塩川へ」として数回にわたり記す予定だ。これを通して様々なことを述べたいと思っている。

川島金山しるす



塩川の 神の御前に 禊ぎして 

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