映画紹介・ディオールと私(原題 Dior et Moi)

  • 2015.03.30 Monday
  • 00:00

ディオールと私(原題 Dior et Moi)


◎映画紹介


https://www.youtube.com/watch?v=41OeyrxveOg 映画『ディオールと私』予告編

〔スタッフ〕
制作国 フランス、監督制作 フレデリック・チェン
撮影 ジル・ピカール、フレデリック・チェン
編集 フリオ・C・ペレス、
フレデリック・チェン
音楽 ハヤン・キム
音楽監督 マイケル・ガルベ

〔キャスト〕
ラフ・シモンズ(全てのスタッフ・キャストを見る)
劇場公開日 〕



作品に厳しいチェックを入れるラフ・シモンズ

◎解説

老舗ブランド「クリスチャン・ディオール」全面協力のもと、オートクチュールの裏側に迫ったドキュメンタリー作品である。

2012年、空席になっていたディオールのアーティスティックディレクターの座に就任したラフ・シモンズ。自身の男性ブランド「ジル・サンダー」で活躍するシモンズ。しかしその認知度は低く、オートクチュール界での経験は皆無。

この大抜擢は世界中のファッション関係者を驚かせたのだ!



時にぶつかり合いながら指示をしてゆく!

通常のコレクションでは半年近くの準備期間が必要とされているそうだが、ディオールでの最初のコレクションまでに、シモンズに与えられた時間はわずか8週間しかなかった。

とても限られた時間の中で、世界中が注目するメゾンのコレクションを成功させるため奮闘するデザイナーや職人たちの裏側に完全密着。

ドキュメンタリー映画として、すばらしい作品です!!

わたしのように何も知らない素人でも、フランス人の美的感覚やファッションの奥深さを垣間見ることができるでしょう!


一つのひとつの色の出し方にこだわるシーンなんかとても感動しますね。 “一事百通”の言葉通りフランスはどこで切ってもどこまで行ってもフランスです。 シドニー五輪で柔道の篠原選手がフランスのドゥイエ選手に“世紀の誤審”で負けた時にフランス嫌いにわたしはなったのですが、その後いくつかの出会いがあり、頑なに閉ざした態度を変えました。 フランス人の色に関する造形・感性はすばらしいと思っています。

先生! エジプトもどこまでいってもエジプト、どこを切ってもエジプトでしょうか?

    
あたりまえじゃろ猫神! おまえ前回、遺跡ばっかりだって発言してたろ butトンガリは魔術師のアレイスター・クロウリーのエジプト装束は大好きだじょー!(クロウリーの本気の眼が恐いけど・・・) 

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旧正月につき 横浜舞台【映画 上海帰りのリル】

  • 2015.02.20 Friday
  • 00:00
旧正月朔日につき候

横浜が舞台の映画【上海帰りのリル



2月19日(木)は旧暦の正月朔日でした。むかしのお正月はまさに昨日なのです。



津村謙のヒットソング『上海帰りのリル』を聞くには下記をクリック
映画の画像と共にどうぞ!


https://www.youtube.com/watch?v=19n7uyalzmc


【映画のストーリー】

横浜の丘の上のキャバレー「クリフサイド・クラブ」が舞台。
今日もバンド・マネージャー岡村のタクトにより「上海帰りのリル」のメロディーが流れる。

岡村は上海のクリフサイド・クラブのバンドで働いていたときに、山本謙吉という親友と同居していた。ある夜、謙吉がクラブのダンサー、竹本リルを暴力団員から救ってやったことから、純真なリルをなかに、温い友情がそだてられた。

しかし終戦前後の混乱はリルの姿をこの二人からひき離してしまった。謙吉は日本へ帰ってからは金の亡者になり、人が変わったように闇商売で荒かせぎをはじめた。しかしその脳裏を去らないのはリルの姿だった。上海時代のリルの友達・村井紀子は、謙吉に近づき、彼にひきつけられて行った。

謙吉はついにリルをしのぶあまり、無理な金を作って横浜の丘の上に上海の『クリフサイド・クラブ』を再興した。そして親友の岡村を招いてその協力を得ることになった。しかしリルの行方は一向にわからぬまま・・・。

資金の徴達に出した乾分の二郎が、金を持ち逃げしてしまった。間もなくその二郎が捕らえられたが、彼は鈴木克子という愛人と堅気の世帯が持ちたくて金を持って逃げたという。その克子が、リルに生写しなのだった・・・。

謙吉はその克子に免じて、二郎を許し、金まで与えた。クラブの建築費の支払いが遅れているのに乗じて悪党の野村一味は、クラブの乗取りを策し、ついに拳銃沙汰になって謙吉はその凶弾に倒れた。意識を失った謙吉の口からただリルの名だけが洩れるのをきいた紀子は思わず拳銃をとりあげて謙吉の躯に弾丸を打ち込み、残る一発で彼女は自分の命をも絶った。
そうした思い出をこめて岡村のタクトから今日ものメロディーが流れて来る・・・。

この映画『上海帰りのリル』の舞台は横浜の港。わたしの祖父や父はリルの時代を生きました。亡き父からこの映画の話を聞いて育ったわたしはこの映画と共にリルの歌を時々口ずさみ、変貌を遂げた横浜の街を歩きながら、古き良き昔を懐かしんでいるのである。


おまい一体いつ生まれた人間だぁ〜!! 「上海帰りのリル」って!?
そういえばトンガリは「リル」っていう名前の飼い犬知ってるじょー!


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推薦映画【日蓮と蒙古大襲来】

  • 2013.09.26 Thursday
  • 21:56
推薦映画

【日蓮と蒙古大襲来】


長谷川一夫「日蓮と蒙古大襲来」1958年 予告篇(大映作品)
http://www.youtube.com/watch?v=cPVtYu0eL3I 

豪華キャストでおくる一大スペクタクルです!

有史以来、いくつかの国難がありました。

鎌倉時代にこの国難を幕府は見事乗り越えました。

そう!最後には「神風」が吹いたのでした。

上記のシーンは「龍ノ口 法難」の場面です。

俳優・長谷川一夫さんの日蓮。「・・・この日蓮が・・・」というセリフのときに、片眉が動くんですが、それがすごくいいのです。名演ですね。

他には、萬屋錦之介さん主演の映画「日蓮」もありましたね。

昔、この映画(萬屋錦之介さん主演の映画「日蓮」)を中学生の時だったか、観にゆきましたが、映画館で「会員さんですか」と聞かれたんで、思わず「はい」と答えたら、いい席に案内されてそこで鑑賞しました。

隣のおばさんがやたら親切で、飲み物くれたりして、「お若いのに偉い」とか言われて・・・・。

あれって一体なんだったのでしょうね?(笑)

日蓮大菩薩(日蓮大菩薩[後光厳天皇、1358年]と立正大師[大正天皇、1922年]の諡号追贈)は、実は「古神道」の或る奥義を体得していたという秘説があります。

たしかに国法に関与するような秘事が、日蓮の教えにはあるのだと思いますね。

日曜洋画劇場 エンディングテーマ曲『So In Love』

  • 2013.06.08 Saturday
  • 00:00

日曜洋画劇場

エンディングテーマ曲『So In Love』



https://www.youtube.com/watch?v=xQeMbtPG3Ns 


日曜洋画劇場と言えば、何といっても淀川長治さんですね!



わたしの実家には、淀川さんのサイン(色紙)がありました。

実姉の友人の御宅が淀川邸のご近所で、お付き合いがあったそうで、わざわざ姉のためにサインをしてくれたそうです。

ところで日曜洋画劇場のエンディング・テーマの曲、皆さんはご記憶にありませんか?

洋画劇場は日曜の夜で翌日は月曜。

楽しいお休みが終わり翌朝から学校へ行かなければならないわけです。(※大人はお仕事です)

あの頃は、週休二日なんて一般的ではなかったですからね。

日曜日の夕は、先ず日テレの「笑点」があり、次にフジテレビでサザエさんのEDテーマ曲を聴く。

夜には日曜洋画劇場を鑑賞して、最後にEDテーマを聴く。あるいはシオノギ製薬提供の「ミュージックフェア」開始の歌を聴く。

毎週、何ともいえない週末の楽曲のしらべでした。

多くの方々が同じ流れで週末を過ごしていたんじゃないかと思います。

殊に、日曜洋画劇場のエンディング曲は哀しげであり、観た映画の余韻が哀しいものであった場合、EDテーマが心にとても響いたものでした。

楽しい日曜日の終焉と重なって、なんだかものすごく哀しい感じでしたね。

時に淀川さんの解説は映画の歴史などに言及したり、映画の内容と共に出演した俳優さんの生涯みたいなものにまで切り込んで解説することもありました。

そういう解説がこのEDテーマの哀しい印象を確固たるものにしていました。

そこで、後年テレビ局に問い合わせて、この楽曲が何であるのか聞いたことがあります。結構しつこく聞いたんですが(3回ほど)、「日曜洋画劇場の為に作った音楽です」くらいのことを言って応答は明確ではなかったのです。

ところが先日この曲が「モートン・グールド編曲の《So in Love》」であることが分かりました!
(※正確にはコールー・ポーター作曲の「So in Love」を20世紀に活躍したアメリカの作曲家・ピアニスト・指揮者、モートン・グールドが編曲、演奏したもの。)

この短い曲の中でも一番はじめの部分が哀しい感じのしらべなんですよ!まさに日曜洋画劇場のEDテーマはその部分を採用しているのです。

わたしが音楽に明るければとっくに判明していたんですが・・・。

しかし、テレビ局の人間ってのはいい加減なもんですね。相手はディレクターでしたよ。さらに「販売する予定などはないんです」とまで、のたまわっていましたね。

いまはCDなどでもすぐに手に入ります。例えば『イマージュ10』に収録されていますね。

名作ドラマ・わが子は他人

  • 2013.05.28 Tuesday
  • 12:12

祝・カンヌ国際映画祭
コンペティション部門・審査員賞受賞

是枝裕和監督



映画「そして父になる」を製作した是枝裕和(これえだひろかず)監督(50)が、第六十六回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で審査員賞を受賞した。

このことは皆さん周知のことだと思う。

28日には帰国し、成田空港での記者会見で「作品を評価していただき、とてもうれしい」と語ったという。

先般、逝去した三国連太郎さん以来の受賞で、26年ぶりだという。

審査
員長のスティーブン・スピルバーグ監督は「上映後からずっと何か賞を与えたい」と思っていたと言い、子役には台本を用いずに演技してもらったことも、スピルバーグ氏は称賛していたのだという。

「そして父になる」は、息子が出生時に取り違えられていたことが判明したエリート会社員を主人公に、親子とは何かを問う人間ドラマ。今秋9月に上映される予定。
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名作ドラマ・木下恵介アワー

【わが子は他人】TBS



この作品は木下恵介アワー最終作品。

1974年4月〜9月までTBSで放送された(全26回)。製作は松竹。

わたしなどは、家族全員でリアルタイムで見ていた。(※タイトルの画像の色や文字の形まで鮮明に憶えています!)

このドラマの本筋は、実話であり、ゆえにドラマはもの凄いリアルなものであった。

是枝監督の作品の内容を聞いて、すぐにピンときた。

木下恵介氏は、戦後の三大監督といわれ、「剛の黒沢明、柔の木下恵介」と言われた。(※もう一人は小津安二郎氏だ)

たしか少年の役名は、一郎くんとあきら君だったかな。

大吉・紀子夫妻は、小学校に入学した長男・一郎の血液型から、育ててきたわが子が実は他人だったことを知る。


病院で赤ん坊を取り違えられ、苦悩する二組の夫婦を描く。

小学校入学の際の検査での結果、大吉・紀子の長男・一郎の血液型が両親とは不一致。大吉・紀子夫妻からは一郎の血液型は出てこない事実から事が始まる。

追求してゆくと或る家族にゆきつく。血液型から両家族の両親は、自分の子供が取り違えられたことを確認するに至る。

実に迫真のドラマだった。

最後には両家の交流が始まり、両家全員の一致した意見によって子供を取り替える。これはすべて実話なのである。

今回の是枝監督の受賞を機に、この名作ドラマ『わが子は他人』の話題を持ち出してみて、「そのドラマは知らないですね」「見たことないです」「存在を聞いたことすらないです」などと言われるならば、世代の差を感じてしまいますね。

同世代でも或る地方では放送してなかった所もあるでしょうから、全作品26回を鮮明に記憶している方は、極少数でしょう。

どのくらい今回の受賞映画が深いのかを楽しみにしています。

映画の原作とも言えるドラマ『わが子は他人』を凌駕しているのかどうか。

さて、どうなんでしょうかね?

役者の力量は、確実に木下恵介アワーのドラマのほうが上であると思いますね。

懐かしのシネマ【崖 フェデリコ・フェリーニ監督】

  • 2013.01.29 Tuesday
  • 14:12


映画【崖】

 

 



アウグスト(ブローデリック・クロウフォード)、ピカソ(リチャード・ベイスハート)、ロベルト(フランコ・ファブリッツィ)は詐欺師の三人組。

無智で信仰心の強い百姓達をあざむき、僧侶にばけて金銭をまきあげるのをこととしていた。アウグストが司祭(枢機卿の遣い)、ピカソが副司祭、ロベルトが運転手となって、あらかじめ埋めた偽の財宝を掘り出しこれと引替えに百姓から多額な献金を受けるという手口である。

次に彼等はバラック小屋の貧民を役人であるとだまし、新しいアパートの申込金として少なからぬ金を手に入れた。

自称;絵描きであるピカソは妻イリス(ジュリエッタ・マシーナ)に対して良き夫であり一人娘がいた。彼女は夫がペテン師をやっているとは知らない。

アウグストらは、たまたま昔の仲間で今は成功した男の新年パーティに招かれ、ピカソは妻イリスをともなって行った。

仲間のロベルトが客の純金製煙草入れを盗んだところから、イリスは夫の仕事への疑いをもつ。そのことがキッカケでピカソも真面目な生き方を考えるようになる。

一方アウグストは、長い間別れていた娘に偶然会い、父性愛にめざめてしまう。

美しく成長した娘を食事に誘い、学費の援助も約束した。そして映画にさそったところ、かつて彼にだまされた男に発見され、娘の前で逮捕されてしまう。

アウグストは六ヶ月の刑に処せられ監獄を出た。しかし、かつての仲間のピカソもロベルトもローマから去ったことを知った。

アウグストは、他の詐欺一味と再び司祭に化ける詐欺をはじめた。

一軒の百姓家を訪ねるとそこに自分の娘と同じ年頃の体の不自由な娘がおり、アウグストを本当の司祭と信じて祝福を願った。アウグストは良心の呵責によって祝福を与えることができない。

ペテン師の胸にもふと後悔の念が浮んだが、その帰路、彼は詐欺で儲けた金を独り占めしようとし、自分の靴の底や胴体に金を隠した。

仲間には、農家の娘に金は返したと言うが、信用されない。(※ペテン師なので、不幸な娘のことまで利用して、詐欺仲間まで騙した。)

アウグストは「おまえたちは人間じゃない」と言って仲間を罵倒する。

だが、仲間はアウグストが金を独り占めしていることを疑い、追いかける。監獄から出たばかりの彼は大金などもっていない筈である。

お金を持っているから、アウグストは老いぼれた走り方で逃げる。

そして仲間に石をぶつけられ崖の下につき落されてしまう。背中を岩の角に痛打し、隠し持っていたお金を仲間にすべて剥ぎ取られる。

アウグストは娘にその金をやるつもりであったのか?、それは不明だが、とにかく大金をつかむ夢も儚く消え、ようやく崖から這い上った彼は、声にならない助けを呼びながら息たえた。

これが背徳者の結末であった。
 
この作品は監督のフェリーニが若い頃にあったペテン師との出会いがもとになっているという。

題名は、日本では『崖』だが、実際には「虫けら」とかそういう意味である。

わたしとしては、背徳的行為をしていることから、タイトルは『冒涜』のほうがふさわしいのではないかと思うのだが・・・。

主役の詐欺師アウグストの娘の美しいこと。おやじのアウグストの生き方とはあまりにも落差がありすぎて・・・あまりに不幸で残酷で衝撃的でした。

いや〜〜、映画ってほんとうにいいですね!
 

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