【佛僊眞道 成仙への原理(1223)】ゲシェー・ラプテン師「イダムについて」

  • 2024.03.28 Thursday
  • 00:00

【佛僊眞道 成仙への原理(1223)】


ゲシェー・ラプテン師「イダムについて」



◎チベット僧院生活


チベット人の仏教僧(高僧)である、ゲシェー・ラプテン師の著書「チベット僧院生活」。

サブタイトルは「ゲシェー・ラプテンの半生」となっている。

ラプテン師の弟子である僧侶のアラン・ウォレス氏との共著ということである。

日本語版の訳者は、小野田俊蔵氏である。小野田氏自身がゲシェー・ラプテン師の弟子

であり、師のつくった僧院(タルパ・チョエリン)が出来る前身の研究所にて

(スイス北部リコン村)、伝統的僧院教育の手解き受けた。

共著に名を連ねているアラン・ウォレス氏のチベット名はジャンパ・ケサンという。


この本は1984年3月(昭和59年)に出版されたもので、私が所持しているのは勿論 初版本

である。発刊されてすぐに購入し、一気に読んだ。一日で二回は読了したと思う。

私と同じような人間がもう一人いて、そいつは一日で三回読んだと言った。

その人物とはその後仲良くなるわけだが、はじめ会った時はお互いにメラメラとライバル心

が燃えていた。今もその男は日本にいるが一時チベット僧院に篭って修行していた。

大体6〜7年ほどか?



◎チベット仏教に瞠目する人は読んでほしい


チベット仏教とか、チベット密教に憧れる、瞠目する人は是非この本を読んでほしい。

しっかりと仏教の教法を学んで、学法を身に付ける。これは佛僊の修行にも関わりがある。

お釈迦様も「学法比丘、修定比丘共に尊敬しなければならない」という旨のことを

述べられていた。


学法比丘とは「縁起論」「菩提心」を哲学的に究めてゆくこと。

修定比丘とは、ヨーギー。瑜伽師で、禅定の熟達者、教師(アーチャリヤ)である。

アーチャリヤ=阿闍梨=教師。阿闍梨(あじゃり)とは密教の先生ということである。


ゲシェー・ラプテン師はこの書の中で勉強・研究の内容や、ラマ上師との出会いや尊敬。

ラマの慈愛、厳しい僧院生活などが生き生きと畫がかれている。

ゲシェー・ラプテン師の根本ラマは、ゲシェー・ジャンパ・ケードゥップ師であるが、

この人の御姿にチベット仏教の奥深さを感じる。ゲシェーとは謂わば博士号である。

厳しいゲシェーの試験を受けて認められると此の号を授受される。



◎密教の「イダムについて」


チベット仏教、チベット密教では「イダム」という事をいう。

「心に結びついた本尊」というような意味である。自分の心と結びつきのある特別な佛

ということになる。これは佛菩薩に縁のある者なら、誰でもイダムがある。

はっきり分かっている場合もあるし、ある儀式などで決められることもある。

こういう謂わば自分の「守り本尊」「守護佛」という存在は、修行して行く上でも、

人生のあらゆる場面で重要な働きをする。簡単な方法は自分の生まれの干支で決める

方法で、日本では古くから是認されているものである。昭和の傑僧であられた、あの

山本玄峰老師ですら、その事を「無門関提唱」で述べられている。

ーーーーー

ゲシェー・ラプテン師はこのことについて次のように述べている。

【問い】その瞑想神(イダム)というのは何なのですか。そしてそのようなものを瞑想する

のにどのような意味があるのですか。

【答え】多くの人々がイダムというのはたくさんの手を持った猛悪な様相の神で

なければならないと思っているが、これは誤りだ。私たちの究極の目的は、現在のこの

迷いの段階からさとりへと至る修行の階梯を一歩一歩向上させることにある。

瞑想神の形や色、そして彼らの手に持たれている法具のそれぞれは、この修行道の

さまざまな局面を表している。イダムは私たちが特別の結びつきを持っている仏陀の化身

なのだ。この結びつきはイダムを観想したり、供養したり、誓願文を唱えたりすることに

よって、さらに強められる。そしてそのイダムは、私たちの心に良い転換を起こす力を

与えてくれる。したがってイダムは必ずしも忿怒の相をとっている必要はない。

古代インドの偉大な聖人たちの多くはマンジュシュリー(文殊菩薩)やターラー(多羅菩薩)を

自分たちのイダムとしての神格とみなしていた。

そしてターラー(多羅)やアヴァローキテーシュヴァラ(観音菩薩)はカーダム派のゲシェー

たちの多くが自らのイダムとしていたといわれている。

ーーーーー

まあ言ってみれば、霊感の源泉という存在であり、根本ラマとイダム、ダーキニーが

相俟って修行者を導いてくれるということである。

前にも申したが、主体・主人公はあくまで自分の本性であり、一霊である。

依存すると「神憑(憑霊現象)」になってしまうので、横道にそれてしまう。


神・佛ともに守護の存在はあるので、よくよく考察する必要がある。

このことは修道の要でもある。云々。


では神仙・佛僊のお恵みが皆様の上にありますことを。


川島金仙 記す

ーーーーーーーー


【令和6年4月の予定】

4月9日(火)新月祭(午前3:22)
4月14日(日)天心統覚(天心瑜伽)
4月24日(水)満月祭(午前8:50)
4月26日(金)庚申司命祭

ーーーーーーーー

【天神地祇祭儀の次第】


二禮二拍

護身神法

三種加持

天津祝詞

天真地真自感霊辞

玄府奇祝言

玄法攘魔秘文

大祓詞(天津祝詞太祝詞秘辞を入れる)

六根清浄太祓

産土神祝詞

十言神咒

幽冥神語

大國主大神禁厭咒

祖霊祈念詞

霊魂安鎮秘詞(全伝)

三界萬靈安鎮祝詞

天満宮

得仙秘文

道引印

国家安泰祈念詞

済世秘咒

その他(任意)

二拍二禮


※大体 上記が基本です。

※各秘詞を繰り返し行う。

※短く行うときは回数時間を短縮するも可。

※適宜は一遍でもよい。

※幣による修祓、献饌など適宜入れるも可。

※最略は礼拝して大司命祭文だけでもよい。

※大祓詞を一時間以上やる場合は開始時間をずらして行なう。

※磐長壽姫祝詞、拝神祗願得知識秘詞、十字神咒その他を知り知れる方は

密用自在にして自由。自己責任で御修唱ください。

※献酒献饌、切火祓、大幣祓、剣祓、石笛奏上なども任意。


【念力疏通 遠隔 観音祈願会 次第】


◉【佛遷眞儀】午前中

先、三禮

一心頂禮  十方法界  常住三宝  

(一禮目は神祗、二禮目は佛眞、三禮目は諸仙萬靈を禮拝す)

次、護身法(任意)

次、懺悔文(三遍)

次、三帰三竟(三遍)

次、発菩提心(三遍)

次、三摩耶戒(三遍)

次、開経偈

次、般若心経奉賛文

次、摩訶般若波羅蜜多心経

次、延命十句観音経(観音夢授眞経等)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音経( ※観音妙智力祈願)

「衆生被困厄  無量苦逼身  観音妙智力  能救世間苦

具足神通力  廣修智方便  十方諸国土  無刹不現身」

(しゅーじょーひーこんやく  むーりょうくーひっしん  

かんのんみょうちーりき    のうぐーせーけんくー 

ぐーそくじんつうりき  こうしゅうちーほうべん 

じっぽうしょーこくどー  むーせつふーげんしん)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、天神経・大威徳天神感応経

次、十一面観音咒等

次、天満宮秘哥

次、天地一切清浄祓

次、南無天満大自在天神

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音十字摩尼咒( ※観音経精髄)

「慈眼視衆生 福聚海无量」

次、観音マニ咒(六字咒)

次、蓮華生大師

次、聖ターラ咒

次、葉衣観音咒(大咒、小咒)

次、吒枳王真言

次、三神(天照、八幡、春日)

次、青面金剛尊、帝釈天、弥勒佛

次、弘法大師御宝号

次、光明真言

次、七佛通誡偈(諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教)

(しょあくまくさ しゅぜんぶぎょう じじょうごい ぜしょぶっきょう)

次、縁起頌(漢文、梵語)

次、本覚讃

次、祈念文

次、追善文

三界萬霊 有縁無縁之霊位 追善供養  座宝蓮華  成等正覚

(さんがいばんれい ゆうえんむえんのれいい

ついぜんくよう ざほうれんげ じょうとうしょうがく)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、廻向文

次、三禮


※般若心経、十句観音経、天神感応経の観音菩薩段、

葉衣観音段、縁起廻向段に分けられる。

※特に般若心経を多くお唱えするとよい。

※念願を入れる場合は、心経奉賛文の後に入れる。奏上しても、黙念でも

任意である。

※その他の経典や御真言を入れるのは任意である。

例えば自分は 青面金剛尊を尊崇しているという方は、光明真言の前に入れればよい。

弘法大師を信仰していない人は、抜いてやればよい。適宜、加え抜くなどやればよい。

※観世音菩薩「一切抜苦脱難大事成就符」を奉って祈願のこと。

※動物の霊を供養する時には光明眞言の前に入れればよい。

(馬頭観音、四足動物咒、施餓鬼飲食眞言など。)


【白衣観音除難除災術】

〔白衣大士神咒経〕

南無大慈悲救苦救難広大霊感 白衣観世音菩薩摩訶薩

(なむだいじひきゅうぐきゅうなんこうだいれいかん  びゃくえかんぜおんぼさつまかさつ)

南無仏 南無法 南無僧 南無救苦救難観世音菩薩

(なむぶつ なむほう なむそう なむきゅうぐきゅうなんかんぜおんぼさつ)

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

天羅神 地羅神 人離難 難離身 一切災殃化為塵

(てんらじん ちらじん じんりなん なんりしん いっさいさいおうかいじん)

南無摩訶般若波羅蜜

(なむまかはんにゃはらみつ)

〔白衣観音咒〕オン シベテイ シベテイ ハンダラバシニ ソワカ


【白衣観音神咒の意訳】

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

の部分の意訳です。

〔意訳〕「このようになる。帰依したてまつる白衣尊よ。光りで摧破す。光りで摧破す。

大光で摧破す。風火で摧破す、風火で摧破。あれかし成就。」


三遍唱えるを一回とする。観音菩薩、白衣観音を念じて、この神咒を一心不乱に唱えると、

未浄化の霊は忽ち居なくなるものです。霊的な障害にもよく効きます。


法の運用に関しては、先ず三禮・懺悔文・帰依・菩提心を行じ、開経偈、心経、

続いて白衣観音除難除災術、最後に光明真言をやり、廻向・普禮でおわり。

ーーーーーーーー

当ブログ記事の無断転載引用を禁じます。

引用は自由ですが、引用する際は必ず著者の承諾を得ること。

これは同著者の過去のブログ記事一切(著者撮影の写真も含む)にも適用されます。

また、当ブログ以外の同著者のブログ記事も同様の扱いとなります。

【佛僊眞道 成仙への原理(1222)】白隠佛僊の法を究める

  • 2024.03.27 Wednesday
  • 00:00

【佛僊眞道 成仙への原理(1222)】


白隠佛僊の法を究める



◎禅に「禅病」を治癒する法無し


白隠禅師は日本の江戸時代に出現した傑僧中の傑僧である。禅を究めた高僧知識であり、

古今無双の禅をお遺しになられた。その師匠は正受老人であり、徹底的に白隠禅師の

禅機を磨かれたのである。法器であった慧鶴は遂に禅の師となった。

三界の大導師になったのである。


白隠禅師の「白隠」の由来は、京都に幽居していた僊人、白幽僊人に由来する。

白隠禅師は見性を得て成佛の大安心を得た。そのあとは悟後の修行だ。

見性成仏の土台に、常住座臥の日常全てを練り込んでゆく。だがその過程で涯てしまう

僧も多くいるのだ。白隠禅師もまさにそれで、いわゆる神経症になってしまった。

一種のノイローゼといったところか。


禅宗の瞑想でも、密教の阿字観法でも、その下敷きには天台智畋膸佞痢崚径羮止観」が

ある。瞑想の作法の手順書というもの。この書には「魔事」ということの対処が

述べられている。だが、禅病、禅によるノイローゼを治癒する方法は説かれていない。

禅病になっても其れを禅法で治癒する法はないと。



◎白隠禅師は白幽僊人の門に入る


京都白河辺りに幽居されていたのが白幽僊人(道人)で、僊人の術に長じていた師匠である。

白隠禅師の格に対して白幽僊人は?

これは白幽眞人というのが一番ふさわしいと思います。

この眞人から白隠禅師は「軟酥の法」「内観法」の伝授を受けて、大成就を果たした。

白隠禅師はここで白幽の「白」を採って「白隠」と成った。

大悟徹底、前人未到の禅徳を世に遺した。


日本の禅宗の界で、白隠禅師ほどの功績者は類い稀であろう。

江戸時代に庶民凡人に至るまで功徳を廻らした。

「延命十句観音経」を「天神秘文」として世に出し、広めたことは日本仏教史における

大功徳であると思う。



◎白隠佛僊の法を究める


私は佛僊神道(眞道)の立場から、白隠禅師を「白隠佛僊」と考えている。

佛僊に成仙する法を白隠佛僊はお遺しになっているからである。

私自身が若年にして得ていた「錬丹秘要」などは日本における「金丹成就法」の上法の

一つであると思うわけです。


白隠佛僊の遺法には、観音功徳、天神神徳、佛菩薩の智慧、金丹成就など「成僊人法」が

込められている。人をして神仙・佛眞に成る法があるわけです。

心から先師・先人・先聖に感謝です。


例えばですね白隠禅師の禅法の一つでも、数多くの大先生が本を遺されている。

そういった研究の結晶を1つのテーマとして追いかけてゆく。数十、百単位の書籍を

研究し修習してゆく。そうやって独覚の修行をなす。

大菩提心を心の奥に秘め、世のため人のために修道をなす。


では神仙・佛僊のお恵みが皆様の上にありますことを。


川島金仙 記す

ーーーーーーーー


【令和6年4月の予定】

4月9日(火)新月祭(午前3:22)
4月14日(日)天心統覚(天心瑜伽)
4月24日(水)満月祭(午前8:50)
4月26日(金)庚申司命祭

ーーーーーーーー

【天神地祇祭儀の次第】


二禮二拍

護身神法

三種加持

天津祝詞

天真地真自感霊辞

玄府奇祝言

玄法攘魔秘文

大祓詞(天津祝詞太祝詞秘辞を入れる)

六根清浄太祓

産土神祝詞

十言神咒

幽冥神語

大國主大神禁厭咒

祖霊祈念詞

霊魂安鎮秘詞(全伝)

三界萬靈安鎮祝詞

天満宮

得仙秘文

道引印

国家安泰祈念詞

済世秘咒

その他(任意)

二拍二禮


※大体 上記が基本です。

※各秘詞を繰り返し行う。

※短く行うときは回数時間を短縮するも可。

※適宜は一遍でもよい。

※幣による修祓、献饌など適宜入れるも可。

※最略は礼拝して大司命祭文だけでもよい。

※大祓詞を一時間以上やる場合は開始時間をずらして行なう。

※磐長壽姫祝詞、拝神祗願得知識秘詞、十字神咒その他を知り知れる方は

密用自在にして自由。自己責任で御修唱ください。

※献酒献饌、切火祓、大幣祓、剣祓、石笛奏上なども任意。


【念力疏通 遠隔 観音祈願会 次第】


◉【佛遷眞儀】午前中

先、三禮

一心頂禮  十方法界  常住三宝  

(一禮目は神祗、二禮目は佛眞、三禮目は諸仙萬靈を禮拝す)

次、護身法(任意)

次、懺悔文(三遍)

次、三帰三竟(三遍)

次、発菩提心(三遍)

次、三摩耶戒(三遍)

次、開経偈

次、般若心経奉賛文

次、摩訶般若波羅蜜多心経

次、延命十句観音経(観音夢授眞経等)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音経( ※観音妙智力祈願)

「衆生被困厄  無量苦逼身  観音妙智力  能救世間苦

具足神通力  廣修智方便  十方諸国土  無刹不現身」

(しゅーじょーひーこんやく  むーりょうくーひっしん  

かんのんみょうちーりき    のうぐーせーけんくー 

ぐーそくじんつうりき  こうしゅうちーほうべん 

じっぽうしょーこくどー  むーせつふーげんしん)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、天神経・大威徳天神感応経

次、十一面観音咒等

次、天満宮秘哥

次、天地一切清浄祓

次、南無天満大自在天神

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音十字摩尼咒( ※観音経精髄)

「慈眼視衆生 福聚海无量」

次、観音マニ咒(六字咒)

次、蓮華生大師

次、聖ターラ咒

次、葉衣観音咒(大咒、小咒)

次、吒枳王真言

次、三神(天照、八幡、春日)

次、青面金剛尊、帝釈天、弥勒佛

次、弘法大師御宝号

次、光明真言

次、七佛通誡偈(諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教)

(しょあくまくさ しゅぜんぶぎょう じじょうごい ぜしょぶっきょう)

次、縁起頌(漢文、梵語)

次、本覚讃

次、祈念文

次、追善文

三界萬霊 有縁無縁之霊位 追善供養  座宝蓮華  成等正覚

(さんがいばんれい ゆうえんむえんのれいい

ついぜんくよう ざほうれんげ じょうとうしょうがく)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、廻向文

次、三禮


※般若心経、十句観音経、天神感応経の観音菩薩段、

葉衣観音段、縁起廻向段に分けられる。

※特に般若心経を多くお唱えするとよい。

※念願を入れる場合は、心経奉賛文の後に入れる。奏上しても、黙念でも

任意である。

※その他の経典や御真言を入れるのは任意である。

例えば自分は 青面金剛尊を尊崇しているという方は、光明真言の前に入れればよい。

弘法大師を信仰していない人は、抜いてやればよい。適宜、加え抜くなどやればよい。

※観世音菩薩「一切抜苦脱難大事成就符」を奉って祈願のこと。

※動物の霊を供養する時には光明眞言の前に入れればよい。

(馬頭観音、四足動物咒、施餓鬼飲食眞言など。)


【白衣観音除難除災術】

〔白衣大士神咒経〕

南無大慈悲救苦救難広大霊感 白衣観世音菩薩摩訶薩

(なむだいじひきゅうぐきゅうなんこうだいれいかん  びゃくえかんぜおんぼさつまかさつ)

南無仏 南無法 南無僧 南無救苦救難観世音菩薩

(なむぶつ なむほう なむそう なむきゅうぐきゅうなんかんぜおんぼさつ)

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

天羅神 地羅神 人離難 難離身 一切災殃化為塵

(てんらじん ちらじん じんりなん なんりしん いっさいさいおうかいじん)

南無摩訶般若波羅蜜

(なむまかはんにゃはらみつ)

〔白衣観音咒〕オン シベテイ シベテイ ハンダラバシニ ソワカ


【白衣観音神咒の意訳】

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

の部分の意訳です。

〔意訳〕「このようになる。帰依したてまつる白衣尊よ。光りで摧破す。光りで摧破す。

大光で摧破す。風火で摧破す、風火で摧破。あれかし成就。」


三遍唱えるを一回とする。観音菩薩、白衣観音を念じて、この神咒を一心不乱に唱えると、

未浄化の霊は忽ち居なくなるものです。霊的な障害にもよく効きます。


法の運用に関しては、先ず三禮・懺悔文・帰依・菩提心を行じ、開経偈、心経、

続いて白衣観音除難除災術、最後に光明真言をやり、廻向・普禮でおわり。

ーーーーーーーー

当ブログ記事の無断転載引用を禁じます。

引用は自由ですが、引用する際は必ず著者の承諾を得ること。

これは同著者の過去のブログ記事一切(著者撮影の写真も含む)にも適用されます。

また、当ブログ以外の同著者のブログ記事も同様の扱いとなります。

【佛僊眞道 成仙への原理(1221)】無上甚深微妙法(令和6年4月の予定)

  • 2024.03.26 Tuesday
  • 00:00

【佛僊眞道 成仙への原理(1221)】


無上甚深微妙法(令和6年4月の予定)



◎令和6年4月の予定


4月9日(火)新月祭(午前3:22)

4月14日(日)天心統覚(天心瑜伽)

4月24日(水)満月祭(午前8:50)

4月26日(金)庚申司命祭


四月は清明の月であります。

「神火清明」「神水清明」「神風清明」「神心清明」とあります。

この神語を密用してお滝をいただく作法もあります。神仙入滝法です。

「清明」とは二つ並べて「清明 清明」と「せいせい」と約めて訓む。

深い玄義のある神語です。



◎無上甚深微妙法


「無上甚深微妙法(むじょうじんじんみみょうほう)」は開経偈の冒頭の句であります。

「無上甚深微妙の法は」と読む。


分かり易く云うと「この上無い(比べようもない)甚だ深くて微かで妙なる法は」、

とこうなる。是くいうのです。よろしいですか。


無上の法(ダルマ)、佛の正法を「無上の法」というのです。

これは微妙であり、甚だ深いものである。まあ、そう簡単には分からん。

佛(ホトケ)の悟りを阿耨多羅三藐三菩提と、こういう。

「無上正等正覚」と漢訳する。約めて「正覚」というのです。


「無上」は語呂合わせで「無常」でもある。「諸行無常」です。

この「諸行無常」は、実は「苦」なのです。この覚りが「苦聖諦」の第一です。

ここから無上の正覚が始まるのです。ここを掴まんといかん。

この「清明月」は、無上の教えの発動月です。


では神仙・佛僊のお恵みが皆様の上にありますことを。


川島金仙 記す

ーーーーーーーー


【令和6年4月の予定】


4月9日(火)新月祭(午前3:22)

4月14日(日)天心統覚(天心瑜伽)

4月24日(水)満月祭(午前8:50)

4月26日(金)庚申司命祭

ーーーーーーーー

【天神地祇祭儀の次第】


二禮二拍

護身神法

三種加持

天津祝詞

天真地真自感霊辞

玄府奇祝言

玄法攘魔秘文

大祓詞(天津祝詞太祝詞秘辞を入れる)

六根清浄太祓

産土神祝詞

十言神咒

幽冥神語

大國主大神禁厭咒

祖霊祈念詞

霊魂安鎮秘詞(全伝)

三界萬靈安鎮祝詞

天満宮

得仙秘文

道引印

国家安泰祈念詞

済世秘咒

その他(任意)

二拍二禮


※大体 上記が基本です。

※各秘詞を繰り返し行う。

※短く行うときは回数時間を短縮するも可。

※適宜は一遍でもよい。

※幣による修祓、献饌など適宜入れるも可。

※最略は礼拝して大司命祭文だけでもよい。

※大祓詞を一時間以上やる場合は開始時間をずらして行なう。

※磐長壽姫祝詞、拝神祗願得知識秘詞、十字神咒その他を知り知れる方は

密用自在にして自由。自己責任で御修唱ください。

※献酒献饌、切火祓、大幣祓、剣祓、石笛奏上なども任意。


【念力疏通 遠隔 観音祈願会 次第】


◉【佛遷眞儀】午前中

先、三禮

一心頂禮  十方法界  常住三宝  

(一禮目は神祗、二禮目は佛眞、三禮目は諸仙萬靈を禮拝す)

次、護身法(任意)

次、懺悔文(三遍)

次、三帰三竟(三遍)

次、発菩提心(三遍)

次、三摩耶戒(三遍)

次、開経偈

次、般若心経奉賛文

次、摩訶般若波羅蜜多心経

次、延命十句観音経(観音夢授眞経等)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音経( ※観音妙智力祈願)

「衆生被困厄  無量苦逼身  観音妙智力  能救世間苦

具足神通力  廣修智方便  十方諸国土  無刹不現身」

(しゅーじょーひーこんやく  むーりょうくーひっしん  

かんのんみょうちーりき    のうぐーせーけんくー 

ぐーそくじんつうりき  こうしゅうちーほうべん 

じっぽうしょーこくどー  むーせつふーげんしん)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、天神経・大威徳天神感応経

次、十一面観音咒等

次、天満宮秘哥

次、天地一切清浄祓

次、南無天満大自在天神

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音十字摩尼咒( ※観音経精髄)

「慈眼視衆生 福聚海无量」

次、観音マニ咒(六字咒)

次、蓮華生大師

次、聖ターラ咒

次、葉衣観音咒(大咒、小咒)

次、吒枳王真言

次、三神(天照、八幡、春日)

次、青面金剛尊、帝釈天、弥勒佛

次、弘法大師御宝号

次、光明真言

次、七佛通誡偈(諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教)

(しょあくまくさ しゅぜんぶぎょう じじょうごい ぜしょぶっきょう)

次、縁起頌(漢文、梵語)

次、本覚讃

次、祈念文

次、追善文

三界萬霊 有縁無縁之霊位 追善供養  座宝蓮華  成等正覚

(さんがいばんれい ゆうえんむえんのれいい

ついぜんくよう ざほうれんげ じょうとうしょうがく)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、廻向文

次、三禮


※般若心経、十句観音経、天神感応経の観音菩薩段、

葉衣観音段、縁起廻向段に分けられる。

※特に般若心経を多くお唱えするとよい。

※念願を入れる場合は、心経奉賛文の後に入れる。奏上しても、黙念でも

任意である。

※その他の経典や御真言を入れるのは任意である。

例えば自分は 青面金剛尊を尊崇しているという方は、光明真言の前に入れればよい。

弘法大師を信仰していない人は、抜いてやればよい。適宜、加え抜くなどやればよい。

※観世音菩薩「一切抜苦脱難大事成就符」を奉って祈願のこと。

※動物の霊を供養する時には光明眞言の前に入れればよい。

(馬頭観音、四足動物咒、施餓鬼飲食眞言など。)


【白衣観音除難除災術】

〔白衣大士神咒経〕

南無大慈悲救苦救難広大霊感 白衣観世音菩薩摩訶薩

(なむだいじひきゅうぐきゅうなんこうだいれいかん  びゃくえかんぜおんぼさつまかさつ)

南無仏 南無法 南無僧 南無救苦救難観世音菩薩

(なむぶつ なむほう なむそう なむきゅうぐきゅうなんかんぜおんぼさつ)

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

天羅神 地羅神 人離難 難離身 一切災殃化為塵

(てんらじん ちらじん じんりなん なんりしん いっさいさいおうかいじん)

南無摩訶般若波羅蜜

(なむまかはんにゃはらみつ)

〔白衣観音咒〕オン シベテイ シベテイ ハンダラバシニ ソワカ


【白衣観音神咒の意訳】

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

の部分の意訳です。

〔意訳〕「このようになる。帰依したてまつる白衣尊よ。光りで摧破す。光りで摧破す。

大光で摧破す。風火で摧破す、風火で摧破。あれかし成就。」


三遍唱えるを一回とする。観音菩薩、白衣観音を念じて、この神咒を一心不乱に唱えると、

未浄化の霊は忽ち居なくなるものです。霊的な障害にもよく効きます。


法の運用に関しては、先ず三禮・懺悔文・帰依・菩提心を行じ、開経偈、心経、

続いて白衣観音除難除災術、最後に光明真言をやり、廻向・普禮でおわり。

ーーーーーーーー

当ブログ記事の無断転載引用を禁じます。

引用は自由ですが、引用する際は必ず著者の承諾を得ること。

これは同著者の過去のブログ記事一切(著者撮影の写真も含む)にも適用されます。

また、当ブログ以外の同著者のブログ記事も同様の扱いとなります。

【佛僊眞道 成仙への原理(1220)】保土ヶ谷の天満宮

  • 2024.03.25 Monday
  • 00:00

【佛僊眞道 成仙への原理(1220)】


保土ヶ谷の天満宮



◎保土ヶ谷の天満宮


横浜市保土ヶ谷に「神明社」あり。此処の外側の交差点に「青面金剛尊の石像」あり。

これを夢で見る。税務署に用事があって、導かれるようにゆく。

人に聞いたり、地図は見ない。霊夢で見た通りの道をゆくのが慣い。

そうでなければ「夢に力をつける」ことはできない。人間の作為やら雑念を排して、

時間とか色々な俗事を全て放擲して臨む。これが秘訣である。


首尾よく「神明社」に付く。

私は霊夢で古い時代にゆき、小高い丘に大神様が降りられた事を知る。

これが横浜の始まりなのだと。悠に千年の歴史がある。

実際に史実でも、その通りであった。


更にそこには「天満宮」が奉祀されておるぞと。

厳命である。此処と此処が繋がっているぞと。だからいずれ其の神事を為さねばならない。

まずはご挨拶だと。


実際に行ってみると、本当に「天満宮」は在ったのである。

神拝させていただく。心の中にはっきりと感動が伝わり、お伊勢さん、皇大神宮に参詣

した時の清々しさが心身にのこった。



◎満月祭(満月16:01)


今日はさらに満月である。

保土ヶ谷の神明社には摂社として「月読宮」もある。

全く不思議である。


御本殿には御鏡がお祀りされており、神拝させて頂き、自分の姿が映るのを見ることが

できる。大変ありがたい功徳がある。

これを「神鏡御拝(みかがみぎょはい)」という。

自身の「タマ」を見たてまつるのである。


では神仙・佛僊のお恵みが皆様の上にありますことを。


川島金仙 記す

ーーーーーーーー


【令和6年3月の予定】


3月25日(月)天満宮ご縁日、満月(16:01)

ーーーーーーーー

【天神地祇祭儀の次第】


二禮二拍

護身神法

三種加持

天津祝詞

天真地真自感霊辞

玄府奇祝言

玄法攘魔秘文

大祓詞(天津祝詞太祝詞秘辞を入れる)

六根清浄太祓

産土神祝詞

十言神咒

幽冥神語

大國主大神禁厭咒

祖霊祈念詞

霊魂安鎮秘詞(全伝)

三界萬靈安鎮祝詞

天満宮

得仙秘文

道引印

国家安泰祈念詞

済世秘咒

その他(任意)

二拍二禮


※大体 上記が基本です。

※各秘詞を繰り返し行う。

※短く行うときは回数時間を短縮するも可。

※適宜は一遍でもよい。

※幣による修祓、献饌など適宜入れるも可。

※最略は礼拝して大司命祭文だけでもよい。

※大祓詞を一時間以上やる場合は開始時間をずらして行なう。

※磐長壽姫祝詞、拝神祗願得知識秘詞、十字神咒その他を知り知れる方は

密用自在にして自由。自己責任で御修唱ください。

※献酒献饌、切火祓、大幣祓、剣祓、石笛奏上なども任意。


【念力疏通 遠隔 観音祈願会 次第】


◉【佛遷眞儀】午前中

先、三禮

一心頂禮  十方法界  常住三宝  

(一禮目は神祗、二禮目は佛眞、三禮目は諸仙萬靈を禮拝す)

次、護身法(任意)

次、懺悔文(三遍)

次、三帰三竟(三遍)

次、発菩提心(三遍)

次、三摩耶戒(三遍)

次、開経偈

次、般若心経奉賛文

次、摩訶般若波羅蜜多心経

次、延命十句観音経(観音夢授眞経等)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音経( ※観音妙智力祈願)

「衆生被困厄  無量苦逼身  観音妙智力  能救世間苦

具足神通力  廣修智方便  十方諸国土  無刹不現身」

(しゅーじょーひーこんやく  むーりょうくーひっしん  

かんのんみょうちーりき    のうぐーせーけんくー 

ぐーそくじんつうりき  こうしゅうちーほうべん 

じっぽうしょーこくどー  むーせつふーげんしん)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、天神経・大威徳天神感応経

次、十一面観音咒等

次、天満宮秘哥

次、天地一切清浄祓

次、南無天満大自在天神

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音十字摩尼咒( ※観音経精髄)

「慈眼視衆生 福聚海无量」

次、観音マニ咒(六字咒)

次、蓮華生大師

次、聖ターラ咒

次、葉衣観音咒(大咒、小咒)

次、吒枳王真言

次、三神(天照、八幡、春日)

次、青面金剛尊、帝釈天、弥勒佛

次、弘法大師御宝号

次、光明真言

次、七佛通誡偈(諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教)

(しょあくまくさ しゅぜんぶぎょう じじょうごい ぜしょぶっきょう)

次、縁起頌(漢文、梵語)

次、本覚讃

次、祈念文

次、追善文

三界萬霊 有縁無縁之霊位 追善供養  座宝蓮華  成等正覚

(さんがいばんれい ゆうえんむえんのれいい

ついぜんくよう ざほうれんげ じょうとうしょうがく)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、廻向文

次、三禮


※般若心経、十句観音経、天神感応経の観音菩薩段、

葉衣観音段、縁起廻向段に分けられる。

※特に般若心経を多くお唱えするとよい。

※念願を入れる場合は、心経奉賛文の後に入れる。奏上しても、黙念でも

任意である。

※その他の経典や御真言を入れるのは任意である。

例えば自分は 青面金剛尊を尊崇しているという方は、光明真言の前に入れればよい。

弘法大師を信仰していない人は、抜いてやればよい。適宜、加え抜くなどやればよい。

※観世音菩薩「一切抜苦脱難大事成就符」を奉って祈願のこと。

※動物の霊を供養する時には光明眞言の前に入れればよい。

(馬頭観音、四足動物咒、施餓鬼飲食眞言など。)


【白衣観音除難除災術】

〔白衣大士神咒経〕

南無大慈悲救苦救難広大霊感 白衣観世音菩薩摩訶薩

(なむだいじひきゅうぐきゅうなんこうだいれいかん  びゃくえかんぜおんぼさつまかさつ)

南無仏 南無法 南無僧 南無救苦救難観世音菩薩

(なむぶつ なむほう なむそう なむきゅうぐきゅうなんかんぜおんぼさつ)

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

天羅神 地羅神 人離難 難離身 一切災殃化為塵

(てんらじん ちらじん じんりなん なんりしん いっさいさいおうかいじん)

南無摩訶般若波羅蜜

(なむまかはんにゃはらみつ)

〔白衣観音咒〕オン シベテイ シベテイ ハンダラバシニ ソワカ


【白衣観音神咒の意訳】

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

の部分の意訳です。

〔意訳〕「このようになる。帰依したてまつる白衣尊よ。光りで摧破す。光りで摧破す。

大光で摧破す。風火で摧破す、風火で摧破。あれかし成就。」


三遍唱えるを一回とする。観音菩薩、白衣観音を念じて、この神咒を一心不乱に唱えると、

未浄化の霊は忽ち居なくなるものです。霊的な障害にもよく効きます。


法の運用に関しては、先ず三禮・懺悔文・帰依・菩提心を行じ、開経偈、心経、

続いて白衣観音除難除災術、最後に光明真言をやり、廻向・普禮でおわり。

ーーーーーーーー

当ブログ記事の無断転載引用を禁じます。

引用は自由ですが、引用する際は必ず著者の承諾を得ること。

これは同著者の過去のブログ記事一切(著者撮影の写真も含む)にも適用されます。

また、当ブログ以外の同著者のブログ記事も同様の扱いとなります。

【佛僊眞道 成仙への原理(1219)】御祖廻らせと禅定安息論の一法

  • 2024.03.24 Sunday
  • 00:00

【佛僊眞道 成仙への原理(1219)】


御祖廻らせと禅定安息論の一法



◎ロンチェンパの禅定安息論


先般、ギャルワ・ロンチェンパの事を書きましたら、禅定安息論とは?? という

ご質問が寄せられた。ふむふむ。


とにかくチベット密教というのは嘗てラマ教と云われただけあって、生きたダルマ(法)は

ラマ(上師)によって伝えられ、ラマによって具現している。ダルマはラマ上師の一身に

集約されている。したがって法の威徳の源泉はラマにある。

常に自分のラマと一つであること。


ヨガの一流派で有名なのがクンダリニーヨーガだが、この流派にも「グルヨガ」があり、

ラマの肖像(写真でよい)を祀り、自分の目線と導師(グル)の目線をつなげて循環すると

いう観想をやる。まあその程度だという認識だ。

特に精緻な行法ということはない。


霊的な修行、本当の禅定行をなすには必ず導師が必要である。導師が水路であり

霊感の源なのである。「禅定安息論」の中で説かれている教えも、ラマ上師あっての

ものであって、ラマ(上師、導師、グル)がいなければ全て虚しく無効である。


◎安息論を超えるもの


ギャルワ・ロンチェンパ大師、いろいろな尊称があるが、
「三安息論」ではティメー・ウーセルと記されている。
三安息論とは「ゲルソ・コルスム」のことである。


チベット密教は、主にニンマ、ガギュ、サキャ、ゲルクという宗派がある。
それぞれにお祖師様が居られる。そういう高僧の中でも最高の智慧を保持していた
三人のお祖師様がいた。
ニンマのギャルワ・ロンチェンパ。
サキャのサキャ・パンディッタ。
ゲルクのツォンカパ。
この三人を「三文殊」という。
学者としても優れていて、修行のほうでも高い境地を得ていたということである。
ちなみにカギュでは、カルマパである。

まあ、大師中の大師というところです。


私は昨年の4月にもロンチェンパの「三安息論」ふれたと思うのですが、

以下のことを認めたわけです。再掲します。

ーーーーー

◎「安息論」を超えるもの
日本には「三安息論」(ゲルソ・コルスム)  を超えるものがある。
それは「一霊四魂」の教えと、「十字摩尼観音咒」の大功徳である。
あるいは純粋媒体の「神僊 得仙秘文」である。
「アマテラスオホミカミ」と「天地の正気を受けて 福寿海無量」の奉唱である。
これを正午に行なう。この大功徳は日本人だけが共有できる深秘である。

ーーーーー

日本のお大師さまでも、弘法大師空海様は「菩提心」という事を言いました。

「菩提心論」という著書があり、これは阿耨多羅三藐三菩提心から来ている。

阿耨多羅三藐三菩提とは音写で無上正等正覚と、こういう。

菩提(さとり)=正覚(さとり)です。

あるいは興教大師覚鑁様という眞言密教の中興の祖というべきお方は

「五輪九字秘釈」という名著をものしていますが、「浄菩提心」ということを

述べられている。

密教に於いても、ヨーガタントラだとか、無上ヨガタントラだとか区別はあるが

境地という点からみれば、日本の密教者がチベットに劣るとは言えない。

鎮護国家の法力・霊力という点では日本密教のほうが凌駕しているのではないかという

ふしもある。


その根拠が、日本は神州・神國であるということ。

天皇命(スメラミコト)を頂いているからである。これは地球上における神秘なのである。

「一霊四魂」の神の教え、ついにこれは外国には顕れなかった。

産土大神のお教えは日本だけにある。


◎「御祖廻らせ」と「禅定安息論の一法」


【禅定安息論の一法】

禅定に入る環境、部屋、生活など詳しく説いている。

やはり「座法」ということを教えている。日常の座る修行、つまり座禅・瞑想である。

ヴァイローチャナの七つの姿勢、大日如来の七つの姿勢です。

まあホトケ様の座り方です。この七つの要訣を明かしている。


【霊学の秘伝】

この教えは素晴らしいのだが、一つだけ欠けている。

座る前に「邪気を吐出する法」をやらんといかん。これが無い。

チベットでは浄化の呼吸があるが、日本の霊学に伝わっていた「邪気吐出法」とは

異にする法である。


禅定の要は「土台」である。

これがつかめれば成就したも同然。「信仰心」と「土台」(見解含む)。


【御祖廻らせ】

「天」ということ。

「産土大神(うぶすな)」の司掌、お導きということ。

そうして、尊い教えから真相がつかめたら(日々の修行の最後に)、

佛僊でいう廻向をする。


大神様のお教えは特殊で、「御祖廻らせ(みおやめぐらせ)」を行う。

両親を通じて全ての御祖(祖霊)に、修道の功徳をめぐらせるのである。

これは守護神霊への追福供養として絶大な効能をもつ。


では神仙・佛僊のお恵みが皆様の上にありますことを。


川島金仙 記す

ーーーーーーーー


【令和6年3月の予定】


3月25日(月)天満宮ご縁日、満月(16:01)

ーーーーーーーー

【天神地祇祭儀の次第】


二禮二拍

護身神法

三種加持

天津祝詞

天真地真自感霊辞

玄府奇祝言

玄法攘魔秘文

大祓詞(天津祝詞太祝詞秘辞を入れる)

六根清浄太祓

産土神祝詞

十言神咒

幽冥神語

大國主大神禁厭咒

祖霊祈念詞

霊魂安鎮秘詞(全伝)

三界萬靈安鎮祝詞

天満宮

得仙秘文

道引印

国家安泰祈念詞

済世秘咒

その他(任意)

二拍二禮


※大体 上記が基本です。

※各秘詞を繰り返し行う。

※短く行うときは回数時間を短縮するも可。

※適宜は一遍でもよい。

※幣による修祓、献饌など適宜入れるも可。

※最略は礼拝して大司命祭文だけでもよい。

※大祓詞を一時間以上やる場合は開始時間をずらして行なう。

※磐長壽姫祝詞、拝神祗願得知識秘詞、十字神咒その他を知り知れる方は

密用自在にして自由。自己責任で御修唱ください。

※献酒献饌、切火祓、大幣祓、剣祓、石笛奏上なども任意。


【念力疏通 遠隔 観音祈願会 次第】


◉【佛遷眞儀】午前中

先、三禮

一心頂禮  十方法界  常住三宝  

(一禮目は神祗、二禮目は佛眞、三禮目は諸仙萬靈を禮拝す)

次、護身法(任意)

次、懺悔文(三遍)

次、三帰三竟(三遍)

次、発菩提心(三遍)

次、三摩耶戒(三遍)

次、開経偈

次、般若心経奉賛文

次、摩訶般若波羅蜜多心経

次、延命十句観音経(観音夢授眞経等)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音経( ※観音妙智力祈願)

「衆生被困厄  無量苦逼身  観音妙智力  能救世間苦

具足神通力  廣修智方便  十方諸国土  無刹不現身」

(しゅーじょーひーこんやく  むーりょうくーひっしん  

かんのんみょうちーりき    のうぐーせーけんくー 

ぐーそくじんつうりき  こうしゅうちーほうべん 

じっぽうしょーこくどー  むーせつふーげんしん)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、天神経・大威徳天神感応経

次、十一面観音咒等

次、天満宮秘哥

次、天地一切清浄祓

次、南無天満大自在天神

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音十字摩尼咒( ※観音経精髄)

「慈眼視衆生 福聚海无量」

次、観音マニ咒(六字咒)

次、蓮華生大師

次、聖ターラ咒

次、葉衣観音咒(大咒、小咒)

次、吒枳王真言

次、三神(天照、八幡、春日)

次、青面金剛尊、帝釈天、弥勒佛

次、弘法大師御宝号

次、光明真言

次、七佛通誡偈(諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教)

(しょあくまくさ しゅぜんぶぎょう じじょうごい ぜしょぶっきょう)

次、縁起頌(漢文、梵語)

次、本覚讃

次、祈念文

次、追善文

三界萬霊 有縁無縁之霊位 追善供養  座宝蓮華  成等正覚

(さんがいばんれい ゆうえんむえんのれいい

ついぜんくよう ざほうれんげ じょうとうしょうがく)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、廻向文

次、三禮


※般若心経、十句観音経、天神感応経の観音菩薩段、

葉衣観音段、縁起廻向段に分けられる。

※特に般若心経を多くお唱えするとよい。

※念願を入れる場合は、心経奉賛文の後に入れる。奏上しても、黙念でも

任意である。

※その他の経典や御真言を入れるのは任意である。

例えば自分は 青面金剛尊を尊崇しているという方は、光明真言の前に入れればよい。

弘法大師を信仰していない人は、抜いてやればよい。適宜、加え抜くなどやればよい。

※観世音菩薩「一切抜苦脱難大事成就符」を奉って祈願のこと。

※動物の霊を供養する時には光明眞言の前に入れればよい。

(馬頭観音、四足動物咒、施餓鬼飲食眞言など。)


【白衣観音除難除災術】

〔白衣大士神咒経〕

南無大慈悲救苦救難広大霊感 白衣観世音菩薩摩訶薩

(なむだいじひきゅうぐきゅうなんこうだいれいかん  びゃくえかんぜおんぼさつまかさつ)

南無仏 南無法 南無僧 南無救苦救難観世音菩薩

(なむぶつ なむほう なむそう なむきゅうぐきゅうなんかんぜおんぼさつ)

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

天羅神 地羅神 人離難 難離身 一切災殃化為塵

(てんらじん ちらじん じんりなん なんりしん いっさいさいおうかいじん)

南無摩訶般若波羅蜜

(なむまかはんにゃはらみつ)

〔白衣観音咒〕オン シベテイ シベテイ ハンダラバシニ ソワカ


【白衣観音神咒の意訳】

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

の部分の意訳です。

〔意訳〕「このようになる。帰依したてまつる白衣尊よ。光りで摧破す。光りで摧破す。

大光で摧破す。風火で摧破す、風火で摧破。あれかし成就。」


三遍唱えるを一回とする。観音菩薩、白衣観音を念じて、この神咒を一心不乱に唱えると、

未浄化の霊は忽ち居なくなるものです。霊的な障害にもよく効きます。


法の運用に関しては、先ず三禮・懺悔文・帰依・菩提心を行じ、開経偈、心経、

続いて白衣観音除難除災術、最後に光明真言をやり、廻向・普禮でおわり。

ーーーーーーーー

当ブログ記事の無断転載引用を禁じます。

引用は自由ですが、引用する際は必ず著者の承諾を得ること。

これは同著者の過去のブログ記事一切(著者撮影の写真も含む)にも適用されます。

また、当ブログ以外の同著者のブログ記事も同様の扱いとなります。

【佛僊眞道 成仙への原理(1218)】不適切にもほどがない!

  • 2024.03.23 Saturday
  • 00:00

【佛僊眞道 成仙への原理(1218)】


不適切にもほどがない!



◎TV「不適切にもほどがある」の限界点


阿部サダヲさん主演の「不適切にもほどがある」というTV番組。

(※今日現在で第9話終了、来週が最終回!)

1980年代の後半、時にまさに昭和から平成の御代になる頃。

その当時を畫がいているが、我々からすれば本当の昭和たる昭和は、

昭和50年代後半、昭和60年代ではない。

「不適切にもほどがある」と謂わしむるのは、昭和30年代、40年代、昭和50年代半ば迄

である。西暦で言えば、1955年〜1980年あたりまでよ。

その後は、まあまあソフトで、適切でしょう。

毎日のようにセンコー(先生)に平気でたてついてブン殴られていたしな。

イヤな野郎だった先輩とタイマンはって、ボコボコにして手下にしたしな。


頭をちょっとゴツンとかじゃあない。顔面を思っ切りぶん殴ってくる。

それでもセンコーにガン飛ばして、反省などしなかった。

逆になんか不条理なことがあったら職員室に怒鳴り込んで、センコーたちと一戦交えた。

町へ出れば、他校のヤツらにカツアゲされたり、逆にボコボコにしたり。


阿部サダヲさんには悪いが、本当の昭和を表現できていない。TVじゃあ無理なんだろうね。

あのTV番組では、本当の不適切は描けていない。出演している俳優さんじゃ無理。

表現できない。俳優で言うたら、萩原健一(ショーケン)、松田優作さんなんかの凄み、

アレだよ。あの人たちのメチャクチャなのが昭和よ。本当の不適切よ。


◎昭和は不適切なのか??


最近の世の中は大変住みにくいそうだ。よく分からんが。

コンプラなんとか、ジェンダー、ハラスメント。そんなら男が妊娠できるようにして、

女が一人で妊娠でも出来るように改造したらいいだろう。

コンプラかテンプラか知らんが、ハラスメントもそう、本当に弱っている人、

困っている人を助けたらどうだ。


やたら細かい事ばかりルール化してな、嘴とんがらせて「それ、ハラスメントですよ」

とかこいてな。だからTV界もキチキチでな、その上 若造はオリジナルが無えだろ。

だから昔の番組だの、昭和がうんたらだのな、曲が無え。


大谷くんだの、麟太郎だのな、そんなのばかりでモノが作れねえ。

制作費だけの問題でも、コンプラの問題だけじゃ無え。オリジナリティが無えの。

今の若えのは、本も読まねえだろ。一ヶ月で「0冊」だってさ。

その上、野性味が無え。無い無い尽くしだ。


◎神佛への金剛の信仰心があるからね


ウチなんかでも、お婆さんが生きていた時に、すいとん作って食べた。

懐かしいと云いながら喰っていた。そうして子どもたちに話を聞かせた。

これは意味のあることだと思う。物を粗末にするなと。恵まれない時代もあったのだから

今を幸せと思えと。まあ、年寄りの説教、伝えだよ。これは是認できる。


だが、こういうのが居た。それを真似て小僧がすいとん作って昔の人たちの

苦労を知ろうと。そういう趣旨ですいとんを喰う。こういうのがいた。

やらんよりはマシかもしれないが、無意味だ。体験者の説教がなければ意味が無い。

すいとん喰って真似ても、その時代じゃあ無い。その時代にあってこそなのである。


平成、令和の小僧小娘が真似っこしても、昭和にはならんよ。昭和は分からん。

表面の真似っこ、コスプレにすぎん。自分の中のオリジナリティを追求すること。

これは何時の時代でも不変です。

私は若いもんには、生涯媚びは売らん。あくまでも自分を貫く所存だね。

大好きな神様、佛様への金剛の信仰心があるからね、他は大した問題じゃないわけよ。


では神仙・佛僊のお恵みが皆様の上にありますことを。


川島金仙 記す

ーーーーーーーー


【令和6年3月の予定】


3月25日(月)天満宮ご縁日、満月(16:01)

ーーーーーーーー

【天神地祇祭儀の次第】


二禮二拍

護身神法

三種加持

天津祝詞

天真地真自感霊辞

玄府奇祝言

玄法攘魔秘文

大祓詞(天津祝詞太祝詞秘辞を入れる)

六根清浄太祓

産土神祝詞

十言神咒

幽冥神語

大國主大神禁厭咒

祖霊祈念詞

霊魂安鎮秘詞(全伝)

三界萬靈安鎮祝詞

天満宮

得仙秘文

道引印

国家安泰祈念詞

済世秘咒

その他(任意)

二拍二禮


※大体 上記が基本です。

※各秘詞を繰り返し行う。

※短く行うときは回数時間を短縮するも可。

※適宜は一遍でもよい。

※幣による修祓、献饌など適宜入れるも可。

※最略は礼拝して大司命祭文だけでもよい。

※大祓詞を一時間以上やる場合は開始時間をずらして行なう。

※磐長壽姫祝詞、拝神祗願得知識秘詞、十字神咒その他を知り知れる方は

密用自在にして自由。自己責任で御修唱ください。

※献酒献饌、切火祓、大幣祓、剣祓、石笛奏上なども任意。


【念力疏通 遠隔 観音祈願会 次第】


◉【佛遷眞儀】午前中

先、三禮

一心頂禮  十方法界  常住三宝  

(一禮目は神祗、二禮目は佛眞、三禮目は諸仙萬靈を禮拝す)

次、護身法(任意)

次、懺悔文(三遍)

次、三帰三竟(三遍)

次、発菩提心(三遍)

次、三摩耶戒(三遍)

次、開経偈

次、般若心経奉賛文

次、摩訶般若波羅蜜多心経

次、延命十句観音経(観音夢授眞経等)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音経( ※観音妙智力祈願)

「衆生被困厄  無量苦逼身  観音妙智力  能救世間苦

具足神通力  廣修智方便  十方諸国土  無刹不現身」

(しゅーじょーひーこんやく  むーりょうくーひっしん  

かんのんみょうちーりき    のうぐーせーけんくー 

ぐーそくじんつうりき  こうしゅうちーほうべん 

じっぽうしょーこくどー  むーせつふーげんしん)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、天神経・大威徳天神感応経

次、十一面観音咒等

次、天満宮秘哥

次、天地一切清浄祓

次、南無天満大自在天神

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音十字摩尼咒( ※観音経精髄)

「慈眼視衆生 福聚海无量」

次、観音マニ咒(六字咒)

次、蓮華生大師

次、聖ターラ咒

次、葉衣観音咒(大咒、小咒)

次、吒枳王真言

次、三神(天照、八幡、春日)

次、青面金剛尊、帝釈天、弥勒佛

次、弘法大師御宝号

次、光明真言

次、七佛通誡偈(諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教)

(しょあくまくさ しゅぜんぶぎょう じじょうごい ぜしょぶっきょう)

次、縁起頌(漢文、梵語)

次、本覚讃

次、祈念文

次、追善文

三界萬霊 有縁無縁之霊位 追善供養  座宝蓮華  成等正覚

(さんがいばんれい ゆうえんむえんのれいい

ついぜんくよう ざほうれんげ じょうとうしょうがく)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、廻向文

次、三禮


※般若心経、十句観音経、天神感応経の観音菩薩段、

葉衣観音段、縁起廻向段に分けられる。

※特に般若心経を多くお唱えするとよい。

※念願を入れる場合は、心経奉賛文の後に入れる。奏上しても、黙念でも

任意である。

※その他の経典や御真言を入れるのは任意である。

例えば自分は 青面金剛尊を尊崇しているという方は、光明真言の前に入れればよい。

弘法大師を信仰していない人は、抜いてやればよい。適宜、加え抜くなどやればよい。

※観世音菩薩「一切抜苦脱難大事成就符」を奉って祈願のこと。

※動物の霊を供養する時には光明眞言の前に入れればよい。

(馬頭観音、四足動物咒、施餓鬼飲食眞言など。)


【白衣観音除難除災術】

〔白衣大士神咒経〕

南無大慈悲救苦救難広大霊感 白衣観世音菩薩摩訶薩

(なむだいじひきゅうぐきゅうなんこうだいれいかん  びゃくえかんぜおんぼさつまかさつ)

南無仏 南無法 南無僧 南無救苦救難観世音菩薩

(なむぶつ なむほう なむそう なむきゅうぐきゅうなんかんぜおんぼさつ)

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

天羅神 地羅神 人離難 難離身 一切災殃化為塵

(てんらじん ちらじん じんりなん なんりしん いっさいさいおうかいじん)

南無摩訶般若波羅蜜

(なむまかはんにゃはらみつ)

〔白衣観音咒〕オン シベテイ シベテイ ハンダラバシニ ソワカ


【白衣観音神咒の意訳】

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

の部分の意訳です。

〔意訳〕「このようになる。帰依したてまつる白衣尊よ。光りで摧破す。光りで摧破す。

大光で摧破す。風火で摧破す、風火で摧破。あれかし成就。」


三遍唱えるを一回とする。観音菩薩、白衣観音を念じて、この神咒を一心不乱に唱えると、

未浄化の霊は忽ち居なくなるものです。霊的な障害にもよく効きます。


法の運用に関しては、先ず三禮・懺悔文・帰依・菩提心を行じ、開経偈、心経、

続いて白衣観音除難除災術、最後に光明真言をやり、廻向・普禮でおわり。

ーーーーーーーー

当ブログ記事の無断転載引用を禁じます。

引用は自由ですが、引用する際は必ず著者の承諾を得ること。

これは同著者の過去のブログ記事一切(著者撮影の写真も含む)にも適用されます。

また、当ブログ以外の同著者のブログ記事も同様の扱いとなります。

【佛僊眞道 成仙への原理(1217)】ロンチェン七蔵(ズゥ・ドゥン)とヤンティク

  • 2024.03.22 Friday
  • 00:00

【佛僊眞道 成仙への原理(1217)】


ロンチェン七蔵(ズゥ・ドゥン)とヤンティク


◎ギャルワ・ロンチェンパ


チベットのギャルワ・ロンチェンパと云えばその黎明は世界に轟いている。

ロンチェン・ラプジャム大師は、西暦1308年〜1363年この浮世に在世していた。

僅か55年の生涯である。この人の前世もまた凄い覚者でペマ・レーデェンツァルと云った。


ペマ・レーデェンツァルは凄い著書を書いていたので、それを知ったロンチェンパは

ペマ・レーデェンツァルを捜す旅に出た。だが本人は既に死んでいた。

ロンチェンパは沈んだがやがて自分自身がペマ・レーデェンツァルの生まれ変わり(転生)

だと知った。そうしてペマ・レーデェンツァルが成し得なかったことまで成就した。


ロンチェンパの著作は250著を超えていたとされているが、その大半は失われている。

誠に惜しい事と言わねばならない。現存するものは25著書であり、

最も有名なのが「ロンチェン七蔵(ロンチェン・ズゥドゥン)」である。



◎ロンチェン七蔵の灌頂とルンを受ける


ロンチェンパの七蔵(ズゥドゥン)は文字通り七つの宝蔵から成る。

―ゝ疎∀(宗義の宝蔵)

∨楡蔵論(本性の宝蔵)

G^嫗∀(如意の宝蔵)

にヽβ∀(法界の宝蔵)

ジ訣蔵論(口訣の宝蔵)

μ乗蔵論(妙乗の宝蔵)

Ц豕疎∀(語義の宝蔵)

と。

その他に三つの安息論とか解脱論などがある。

またヴィマニンティクとカンドニンティクを併せ「ヤンティク」という

特別なものも作った。ニンティク・ヤシ(四つの精髄)のさらに奥が「ヤンティク」であり、

「精髄のさらに奥の精髄(神髄)」というほどのものである。

上記の 銑Г諒蔵を読むにしても師匠からルン(口伝)を受けねばならない。

法に関連した灌頂(ワン)、ルン(口伝)、ティ(解説)を受けることが肝要である。


ロンチェンパの著書は凡そ250程在ったとされているが、遺っているのは25ほどである。

さらにクンキェン・ジグメ・リンパという一切智者の聖者が出現せねば、

ロンチェンパの遺法も埋没するところであった。



◎私とロンチェン七蔵の出会い


以前にロンチェン七蔵について下記のような記事を書いたことがある。

ーーーーー

2016年6月9日秘数7講座(8)
【“秘数7”に因んだ霊的秘書】
◎ロンチェン七蔵(ロンチェン・ズゥ・ドゥン)
ニンマ派のロンチェン・ラプジャムバによる七蔵。『妙乗蔵 』『語義の宝蔵』『如意の宝蔵』などがある。これらの書を読むにはラマよりルン(口頭伝授)を受けなければならない。ロンチェンパの作った体系はクンキェン・ジグメ・リンパによって大成され、現在に至るまで相承されている。チベット密教の古派であるニンマ派にはロンチェン・ニンティクの宗家とでもいうべきドトゥプチェン・リンポチェがおられる。ニンマの修道は九乗教判が土台であり、究極的な修行法はアティヨーガということになる。アティヨーガはゾクチェンと同じものである。この七蔵を簡潔にまとめたものが『ヨンテンズ』である。

ーーーーー


ずいぶん昔ネパールで法旅を行なった。その時に辺境の地で私は病気になった。

高熱が出て謎の咳が止まらない。今思えば一種の「憑霊」もあった。

遺体を焼く 焼き場があり、私はよく分からずに其処をウロウロしていた。

その時に無防備にその火に当たってしまった。

その後の感覚は非常に重く、まあ取り憑かれたようなものだった。


体調は不良だが若さもあり構わず移動を続けた。

縁があってブータン人の留学僧たちと友人になり、著名な高僧の僧院でお世話になった。

其処で体を癒し、私がロンチェン七蔵の事いうと、ジグメ・ソナムという若い僧が

そのお経を大切に保管していて、頭に置いてくれた。

そうしてこのお経と縁があるから、灌頂も教えも得られるだろうと言った。

その後、ほんとうに特別な灌頂儀式に出たり、お経のルン(口伝)も受けた。


先般、遷化されたニチャン・ケントゥル・リンポチェ大師からも、

「語義の宝蔵」(ロンチェン七蔵一つ)のルン(口誦)を受けたことがある。

これは確か西暦2000年頃だったと思う。



◎カンドー・ヤンティクの修行


その他、ロンチェンパの著書に「三安息論」がある。

その第一が「心性安息論」(セム二ー・ゲルソ)であり、さらに「禅定安息論」「虚幻安息論」

と続く。「禅定安息論」などでは実に素晴らしい方法が説かれている。

現代の瞑想界(専門的瞑想家の世界)でも、体験的にでもこういった事まで書ききれる人は

ほぼ居ないであろう。

「虚幻安息論」では「夢」の章があり、夢見の熟達者である私などは瞠目するところである。


私自身は「ヤンティク」の教えを、「自己の修行の神髄」に据えて、

既に25年以上は不断に修行している。又、西王金母大神様に懇祷して、この法は正さに

崑崙神遷界(クンルン仙界)の御神氣を蒙ぶらせた密教であることを霊示され、感得している。

こういう事をやるには「神迎印」というものがあって、これを密用する必要がある。

(神遷の極秘法である。そう簡単に口を割りません)


では神仙・佛僊のお恵みが皆様の上にありますことを。


川島金仙 記す

ーーーーーーーー


【令和6年3月の予定】


3月25日(月)天満宮ご縁日、満月(16:01)

ーーーーーーーー

【天神地祇祭儀の次第】


二禮二拍

護身神法

三種加持

天津祝詞

天真地真自感霊辞

玄府奇祝言

玄法攘魔秘文

大祓詞(天津祝詞太祝詞秘辞を入れる)

六根清浄太祓

産土神祝詞

十言神咒

幽冥神語

大國主大神禁厭咒

祖霊祈念詞

霊魂安鎮秘詞(全伝)

三界萬靈安鎮祝詞

天満宮

得仙秘文

道引印

国家安泰祈念詞

済世秘咒

その他(任意)

二拍二禮


※大体 上記が基本です。

※各秘詞を繰り返し行う。

※短く行うときは回数時間を短縮するも可。

※適宜は一遍でもよい。

※幣による修祓、献饌など適宜入れるも可。

※最略は礼拝して大司命祭文だけでもよい。

※大祓詞を一時間以上やる場合は開始時間をずらして行なう。

※磐長壽姫祝詞、拝神祗願得知識秘詞、十字神咒その他を知り知れる方は

密用自在にして自由。自己責任で御修唱ください。

※献酒献饌、切火祓、大幣祓、剣祓、石笛奏上なども任意。


【念力疏通 遠隔 観音祈願会 次第】


◉【佛遷眞儀】午前中

先、三禮

一心頂禮  十方法界  常住三宝  

(一禮目は神祗、二禮目は佛眞、三禮目は諸仙萬靈を禮拝す)

次、護身法(任意)

次、懺悔文(三遍)

次、三帰三竟(三遍)

次、発菩提心(三遍)

次、三摩耶戒(三遍)

次、開経偈

次、般若心経奉賛文

次、摩訶般若波羅蜜多心経

次、延命十句観音経(観音夢授眞経等)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音経( ※観音妙智力祈願)

「衆生被困厄  無量苦逼身  観音妙智力  能救世間苦

具足神通力  廣修智方便  十方諸国土  無刹不現身」

(しゅーじょーひーこんやく  むーりょうくーひっしん  

かんのんみょうちーりき    のうぐーせーけんくー 

ぐーそくじんつうりき  こうしゅうちーほうべん 

じっぽうしょーこくどー  むーせつふーげんしん)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、天神経・大威徳天神感応経

次、十一面観音咒等

次、天満宮秘哥

次、天地一切清浄祓

次、南無天満大自在天神

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音十字摩尼咒( ※観音経精髄)

「慈眼視衆生 福聚海无量」

次、観音マニ咒(六字咒)

次、蓮華生大師

次、聖ターラ咒

次、葉衣観音咒(大咒、小咒)

次、吒枳王真言

次、三神(天照、八幡、春日)

次、青面金剛尊、帝釈天、弥勒佛

次、弘法大師御宝号

次、光明真言

次、七佛通誡偈(諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教)

(しょあくまくさ しゅぜんぶぎょう じじょうごい ぜしょぶっきょう)

次、縁起頌(漢文、梵語)

次、本覚讃

次、祈念文

次、追善文

三界萬霊 有縁無縁之霊位 追善供養  座宝蓮華  成等正覚

(さんがいばんれい ゆうえんむえんのれいい

ついぜんくよう ざほうれんげ じょうとうしょうがく)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、廻向文

次、三禮


※般若心経、十句観音経、天神感応経の観音菩薩段、

葉衣観音段、縁起廻向段に分けられる。

※特に般若心経を多くお唱えするとよい。

※念願を入れる場合は、心経奉賛文の後に入れる。奏上しても、黙念でも

任意である。

※その他の経典や御真言を入れるのは任意である。

例えば自分は 青面金剛尊を尊崇しているという方は、光明真言の前に入れればよい。

弘法大師を信仰していない人は、抜いてやればよい。適宜、加え抜くなどやればよい。

※観世音菩薩「一切抜苦脱難大事成就符」を奉って祈願のこと。

※動物の霊を供養する時には光明眞言の前に入れればよい。

(馬頭観音、四足動物咒、施餓鬼飲食眞言など。)


【白衣観音除難除災術】

〔白衣大士神咒経〕

南無大慈悲救苦救難広大霊感 白衣観世音菩薩摩訶薩

(なむだいじひきゅうぐきゅうなんこうだいれいかん  びゃくえかんぜおんぼさつまかさつ)

南無仏 南無法 南無僧 南無救苦救難観世音菩薩

(なむぶつ なむほう なむそう なむきゅうぐきゅうなんかんぜおんぼさつ)

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

天羅神 地羅神 人離難 難離身 一切災殃化為塵

(てんらじん ちらじん じんりなん なんりしん いっさいさいおうかいじん)

南無摩訶般若波羅蜜

(なむまかはんにゃはらみつ)

〔白衣観音咒〕オン シベテイ シベテイ ハンダラバシニ ソワカ


【白衣観音神咒の意訳】

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

の部分の意訳です。

〔意訳〕「このようになる。帰依したてまつる白衣尊よ。光りで摧破す。光りで摧破す。

大光で摧破す。風火で摧破す、風火で摧破。あれかし成就。」


三遍唱えるを一回とする。観音菩薩、白衣観音を念じて、この神咒を一心不乱に唱えると、

未浄化の霊は忽ち居なくなるものです。霊的な障害にもよく効きます。


法の運用に関しては、先ず三禮・懺悔文・帰依・菩提心を行じ、開経偈、心経、

続いて白衣観音除難除災術、最後に光明真言をやり、廻向・普禮でおわり。

ーーーーーーーー

当ブログ記事の無断転載引用を禁じます。

引用は自由ですが、引用する際は必ず著者の承諾を得ること。

これは同著者の過去のブログ記事一切(著者撮影の写真も含む)にも適用されます。

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【佛僊眞道 成仙への原理(1216)】祖霊霊格向上を「コンの教え」

  • 2024.03.21 Thursday
  • 00:00

【佛僊眞道 成仙への原理(1216)】


祖霊霊格向上を「コンの教え」



◎春季お彼岸会


いまの期間は春季のお彼岸です。御先祖様の墓参、御仏壇前の供養など懇ろに行なうには

たいへん善い時期であります。

先祖なんか関係ない、親なんか関係ないと、いくら屁理屈をこねてもダメ。

父親母親、血肉を分けた実の御両親は、自分にとっては産んでくれた「神様」です。


古代の言葉では「育くむモノ」を「チチ」と云ったのです。

ですから父、乳、と言い、「血(チ)」といういうわけです。

そういう観点からすると、秩父(ちちぶ)なんていう地名は特殊です。

チチが二つ重なっている。秩(チチ)と父(ちち)ですね。そういうところから考えないと

いけない。真相はつかめないわけです。


とにかく二つの「血」を通して自分が生まれてくる。この世に生を享けることができる。

自分の両親とは、自分がいる限り、生命がある限り、尊い存在なのです。

それをいまの時代は「親孝行はできない」とか犬の遠吠えをなすのは、

自分がそう思えず出来ない人間だから言うわけですよ。

ベラベラ無駄口きかないで黙って先祖の供養でもなんでもやってればよいのだ。

嘴はいらねえ。


◎祖霊霊格向上「コンの教え」


この春季お彼岸(令和6年3月17日彼岸入り、20日お中日、23日彼岸明け) に向けて

御拝神、佛菩薩への念誦を為し、又 産土神社への参詣などしておりましたら、

いくつかの霊示を得ました。その一つに、祖霊霊格向上の為の「コンの教え」という

モノがありました。


そうしますと立て続けに「コン」ばかりが出てくる。コン繋がり、コンに関わる事物、

考えてみれば「根」をコンと訓み、先祖は自分の「根っこ」ですから是く言うのかも知れぬと

納得したわけであります。


斯道に100年後の未來に起爆する念力術があり、100年後に自己の精神思想を誘発煥発

するの法術がある。思念をこの空中に伝達して起爆する未來をセットしておく。

すると遺言・遺法の実体が思念した年後に起爆・顕現する。

もちろん人をして諸人の前に現前するわけである。

「コン」は今とも書く。


〔※能登半島震災後にかけつけた杉良太郎さん〕


◎杉良太郎氏のお母さん


歌手俳優の杉良太郎氏。非常に独自な感じのする方です。そうしてボランティアなど

する方としても知られている。彼は無名時代に10幾つものアルバイトを転々としたという。

また短いバイトも入れたら20幾つかの仕事をしたといいます。

その中にはカレーの配達などもあり生活も大変だったと。

それでご実家からの仕送りで何とか生きていたと。実家のお母さんが好きな南京豆を

少しでも入れてくれて、(借金で工面した)お金を送ってくれた。

杉さんのお母さんは自分のところが貧しくても、人に分け与え施したそうだ。

或る時、お母さんに尋ねた。自分だって無いのに、無いところから半分あげてしまうのは

どうしてなのかと。

するとお母さんは、「おまえの徳になるんだよ」と言ったといいます。

無いところから施すから徳に成るんだということです。

ですが、お母さんは息子の杉さんに尋ねられたから「おまえの徳に」と言ったのであって

本当のところは、弱い人、困っている人を助けずにはいられない、本当の愛のある人

だったのだと推察します。


善い行いをして徳を積む、そんな考えすらしないのが、眞の積徳である。

私はそう思うね。ギブアンド何とかなんちゅうのは西洋人が考える洋夷な考えであって

我々、日本民族(やまとみんぞく)はこういう考え方はしない。

教えは分かっていても、無心でやる。天に誓ってやる。それが日本の遺風です。

祖霊霊格向上も、世のため人のために願う。


では神仙・佛僊のお恵みが皆様の上にありますことを。


川島金仙 記す

ーーーーーーーー


【令和6年3月の予定】


3月25日(月)天満宮ご縁日、満月(16:01)

ーーーーーーーー

【天神地祇祭儀の次第】


二禮二拍

護身神法

三種加持

天津祝詞

天真地真自感霊辞

玄府奇祝言

玄法攘魔秘文

大祓詞(天津祝詞太祝詞秘辞を入れる)

六根清浄太祓

産土神祝詞

十言神咒

幽冥神語

大國主大神禁厭咒

祖霊祈念詞

霊魂安鎮秘詞(全伝)

三界萬靈安鎮祝詞

天満宮

得仙秘文

道引印

国家安泰祈念詞

済世秘咒

その他(任意)

二拍二禮


※大体 上記が基本です。

※各秘詞を繰り返し行う。

※短く行うときは回数時間を短縮するも可。

※適宜は一遍でもよい。

※幣による修祓、献饌など適宜入れるも可。

※最略は礼拝して大司命祭文だけでもよい。

※大祓詞を一時間以上やる場合は開始時間をずらして行なう。

※磐長壽姫祝詞、拝神祗願得知識秘詞、十字神咒その他を知り知れる方は

密用自在にして自由。自己責任で御修唱ください。

※献酒献饌、切火祓、大幣祓、剣祓、石笛奏上なども任意。


【念力疏通 遠隔 観音祈願会 次第】


◉【佛遷眞儀】午前中

先、三禮

一心頂禮  十方法界  常住三宝  

(一禮目は神祗、二禮目は佛眞、三禮目は諸仙萬靈を禮拝す)

次、護身法(任意)

次、懺悔文(三遍)

次、三帰三竟(三遍)

次、発菩提心(三遍)

次、三摩耶戒(三遍)

次、開経偈

次、般若心経奉賛文

次、摩訶般若波羅蜜多心経

次、延命十句観音経(観音夢授眞経等)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音経( ※観音妙智力祈願)

「衆生被困厄  無量苦逼身  観音妙智力  能救世間苦

具足神通力  廣修智方便  十方諸国土  無刹不現身」

(しゅーじょーひーこんやく  むーりょうくーひっしん  

かんのんみょうちーりき    のうぐーせーけんくー 

ぐーそくじんつうりき  こうしゅうちーほうべん 

じっぽうしょーこくどー  むーせつふーげんしん)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、天神経・大威徳天神感応経

次、十一面観音咒等

次、天満宮秘哥

次、天地一切清浄祓

次、南無天満大自在天神

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音十字摩尼咒( ※観音経精髄)

「慈眼視衆生 福聚海无量」

次、観音マニ咒(六字咒)

次、蓮華生大師

次、聖ターラ咒

次、葉衣観音咒(大咒、小咒)

次、吒枳王真言

次、三神(天照、八幡、春日)

次、青面金剛尊、帝釈天、弥勒佛

次、弘法大師御宝号

次、光明真言

次、七佛通誡偈(諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教)

(しょあくまくさ しゅぜんぶぎょう じじょうごい ぜしょぶっきょう)

次、縁起頌(漢文、梵語)

次、本覚讃

次、祈念文

次、追善文

三界萬霊 有縁無縁之霊位 追善供養  座宝蓮華  成等正覚

(さんがいばんれい ゆうえんむえんのれいい

ついぜんくよう ざほうれんげ じょうとうしょうがく)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、廻向文

次、三禮


※般若心経、十句観音経、天神感応経の観音菩薩段、

葉衣観音段、縁起廻向段に分けられる。

※特に般若心経を多くお唱えするとよい。

※念願を入れる場合は、心経奉賛文の後に入れる。奏上しても、黙念でも

任意である。

※その他の経典や御真言を入れるのは任意である。

例えば自分は 青面金剛尊を尊崇しているという方は、光明真言の前に入れればよい。

弘法大師を信仰していない人は、抜いてやればよい。適宜、加え抜くなどやればよい。

※観世音菩薩「一切抜苦脱難大事成就符」を奉って祈願のこと。

※動物の霊を供養する時には光明眞言の前に入れればよい。

(馬頭観音、四足動物咒、施餓鬼飲食眞言など。)


【白衣観音除難除災術】

〔白衣大士神咒経〕

南無大慈悲救苦救難広大霊感 白衣観世音菩薩摩訶薩

(なむだいじひきゅうぐきゅうなんこうだいれいかん  びゃくえかんぜおんぼさつまかさつ)

南無仏 南無法 南無僧 南無救苦救難観世音菩薩

(なむぶつ なむほう なむそう なむきゅうぐきゅうなんかんぜおんぼさつ)

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

天羅神 地羅神 人離難 難離身 一切災殃化為塵

(てんらじん ちらじん じんりなん なんりしん いっさいさいおうかいじん)

南無摩訶般若波羅蜜

(なむまかはんにゃはらみつ)

〔白衣観音咒〕オン シベテイ シベテイ ハンダラバシニ ソワカ


【白衣観音神咒の意訳】

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

の部分の意訳です。

〔意訳〕「このようになる。帰依したてまつる白衣尊よ。光りで摧破す。光りで摧破す。

大光で摧破す。風火で摧破す、風火で摧破。あれかし成就。」


三遍唱えるを一回とする。観音菩薩、白衣観音を念じて、この神咒を一心不乱に唱えると、

未浄化の霊は忽ち居なくなるものです。霊的な障害にもよく効きます。


法の運用に関しては、先ず三禮・懺悔文・帰依・菩提心を行じ、開経偈、心経、

続いて白衣観音除難除災術、最後に光明真言をやり、廻向・普禮でおわり。

ーーーーーーーー

当ブログ記事の無断転載引用を禁じます。

引用は自由ですが、引用する際は必ず著者の承諾を得ること。

これは同著者の過去のブログ記事一切(著者撮影の写真も含む)にも適用されます。

また、当ブログ以外の同著者のブログ記事も同様の扱いとなります。

【佛僊眞道 成仙への原理(1215)】令和6年春季 お彼岸お中日 霊夢「鎮魂祭」

  • 2024.03.20 Wednesday
  • 00:00

【佛僊眞道 成仙への原理(1215)】


令和6年春季 お彼岸お中日


霊夢「鎮魂祭」



◎昭和も平成も令和も


偉大な昭和天皇の御代。昭和の幕開けも困難があった。

昭和6年には世界大恐慌。東京は上野駅に「おやじさん 娘を売っては いけないよ」という

貼り紙があったとか。上野駅は東北の入り口でしたから、娘を売り飛ばす人たちが来ていた

のです。


国民と共にあった平成天皇の御代。平成7年の正月に阪神淡路大震災、

3月にはオウム真理教による「地下鉄サリン事件」。日本の歴史の中で最悪の出来事が

連続した。


そして今上天皇陛下の令和の御代。我々は令和の今上天皇陛下と共にある。

天津日嗣之御盛は磐石である。天帝の御宮、生ける御聖所、それが天皇命(スメラミコト)

である。この御代も令和6年の幕開け正月元日に、能登半島地震が萬民(おほみたから)を

襲った。



◎日本の遺風を尊重すべし


父方も母方も、先祖の霊を悉く御供養せよ。これが産土大神様からのお達しである。

産土大神様には、人間界に知られざる真の御神名があり、これを以てお祈禱りする。

又、神迎印というものを修する。すると感応する。

「(先祖の霊を御供養するという)日本の遺風・遺法を尊重すべし」と、こう霊示が降った。


やっぱりですね、こういう神の眞法はお付き合いも一定の時間を要しないと出来ない。

まあ、知己を得るということはあるんですが。これは金銭やら熱意だけでは解決できない。

文字にも口にも出していない御神法などもあるのです。

ネット情報や巷間の本なんか見てもそういうものは出てきませんから。



◎「霊供養」教えは日本が最高峰である


霊魂の御供養、祖霊・先祖の霊の御供養では日本が最高峰である。

最高峰という所以の法があるわけである。日本の佛教は葬式佛教とか、先祖供養の佛教

とか揶揄されるが、本当のところは「神道の佛教版」ということである。


罪科の過ちを脱するの道、これを「出過言の道」と、こういう。

この過ち(あやまち)を脱するを「過解脱」という。

過解脱をして(得て)、因縁を遠離(おんり)する。この因縁(いんねん)が霊と共にある。

霊が根っこなのである。

なにも新興宗教や拝み屋さんの怪しい教説を述べているのではない。

日本の遺法の本当のところを語っているのである。


病気もここから来る。だから、霊術であり療術なのだ。最後の最後に「霊魂」という

因子(ファクター)が出てくる。その病気の根源には霊が関わっていますよと。

気と言おうが、プラーナと言おうが、最後には「霊」です。ここから一つの気が出ている。

一つの縁(よすが)を形成している。


◎お彼岸は「霊供」絶好の日である


お彼岸は霊供養の絶好の吉日期間である。お日様が真西に沈む期間である。

中天である。御中を通る。太陽の光線は最も安定している。

霊にも素晴らしい日が当たる。依り代に呼び出すのは、現界に居る者でないと

できぬ。縁のある人間が御供養の名目で呼び出す。


光耀赫赫の太陽神の霊氣を頂ける。そういう機会・期間がお彼岸である。

父方、母方両家に誰も御供養する人が居なければ、アナタがやらなければいけない。

お墓参りもできないのなら、霊魂安鎮符でもよいから謹製して、霊魂安鎮の咒を修唱

せねばならない。


自分のためだけでなく、多くの子孫の為。そうして七代前の祖霊まで成佛の果を廻向する。

私には「成佛の果」などありませんという人が殆どだろう。

そもそも「成佛」「成佛の果」など考えたことも無い、そんな具合だろう。

佛菩薩は、縁起を説き給う、因縁のもとは煩悩だと説き給う。業の報いを説き給う。

六道輪廻を説き給う。そうして其処からの解脱を説き給う。

輪廻の根っこは、煩悩ですが、罪科過ち、そうして為した因縁を切らねば成仏できない。

一番の大本は「霊」です。


成仏の果は、「帰依」から来る。佛(ホトケ)教えに帰依できれば、ブッディ界(涅槃界)に

繋がる可能性が出てくる。成仏の果に通ずることに成る。手を合わせて自他共に成仏し

霊的に進化することを確認する。


◎霊夢三度「鎮魂祭の執行」


この記事は入れる予定ではなかったものですが、急遽入れました。

お付き合いください。


霊夢三度(れいむさんど)。芸人のサンドイッチマンの親戚じゃありませんよ(笑)

お中日の前日の昨日、いつもの通り幾つかの夢見をしたわけです。

夢見の修行を練り上げて行きますと、計り知れない効能を有していることが分かる。

お話していて、夢見や夢という事をバカにしている人がいたら、その人は大した霊性は

もっていないし、修道していても大成はできません。

夢見の様々な効用やら、行なう内容は面授にてお話しましょう。

この頃は、直接会える機会も出てきているので、そういう時に聞いてください。


令和6年3月19日(火)の早朝にかけて幾つかの夢を見た。霊夢です。

一つは鎮魂祭の夢。二つめは鎮魂祭の夢。三つめは鎮魂祭の夢。

全部、鎮魂祭の霊夢であり、そのうち一つは祝詞を奏上している霊夢です。

明らかに祖霊の鎮魂祭祀のお奉祀り(おまつり)を執行させていただいている内容でした。


本来、鎮魂祭とは「おほみたまふり」「みたましずめ」ということで宮中の神事などを

言いますが、死者の「たましずめ」という事をも意味している。

私が霊夢で見た鎮魂祭は祖霊祭祀などのことであります。


昨朝は、起床後いつものルーティンよりも優先して、祝詞を奏上しました。

祖霊及び各位のお御霊の安定をお祈祷り(おいのり)させていただきました。

特に天神様の鎮魂哥(鎮魂和哥陀羅尼)は、よく感通しました。


では神仙・佛僊のお恵みが皆様の上にありますことを。


川島金仙 記す

ーーーーーーーー


【令和6年3月の予定】


3月20日(祝・水)お彼岸中日(春分の日)

3月25日(月)天満宮ご縁日、満月(16:01)

ーーーーーーーー

【天神地祇祭儀の次第】


二禮二拍

護身神法

三種加持

天津祝詞

天真地真自感霊辞

玄府奇祝言

玄法攘魔秘文

大祓詞(天津祝詞太祝詞秘辞を入れる)

六根清浄太祓

産土神祝詞

十言神咒

幽冥神語

大國主大神禁厭咒

祖霊祈念詞

霊魂安鎮秘詞(全伝)

三界萬靈安鎮祝詞

天満宮

得仙秘文

道引印

国家安泰祈念詞

済世秘咒

その他(任意)

二拍二禮


※大体 上記が基本です。

※各秘詞を繰り返し行う。

※短く行うときは回数時間を短縮するも可。

※適宜は一遍でもよい。

※幣による修祓、献饌など適宜入れるも可。

※最略は礼拝して大司命祭文だけでもよい。

※大祓詞を一時間以上やる場合は開始時間をずらして行なう。

※磐長壽姫祝詞、拝神祗願得知識秘詞、十字神咒その他を知り知れる方は

密用自在にして自由。自己責任で御修唱ください。

※献酒献饌、切火祓、大幣祓、剣祓、石笛奏上なども任意。


【念力疏通 遠隔 観音祈願会 次第】


◉【佛遷眞儀】午前中

先、三禮

一心頂禮  十方法界  常住三宝  

(一禮目は神祗、二禮目は佛眞、三禮目は諸仙萬靈を禮拝す)

次、護身法(任意)

次、懺悔文(三遍)

次、三帰三竟(三遍)

次、発菩提心(三遍)

次、三摩耶戒(三遍)

次、開経偈

次、般若心経奉賛文

次、摩訶般若波羅蜜多心経

次、延命十句観音経(観音夢授眞経等)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音経( ※観音妙智力祈願)

「衆生被困厄  無量苦逼身  観音妙智力  能救世間苦

具足神通力  廣修智方便  十方諸国土  無刹不現身」

(しゅーじょーひーこんやく  むーりょうくーひっしん  

かんのんみょうちーりき    のうぐーせーけんくー 

ぐーそくじんつうりき  こうしゅうちーほうべん 

じっぽうしょーこくどー  むーせつふーげんしん)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、天神経・大威徳天神感応経

次、十一面観音咒等

次、天満宮秘哥

次、天地一切清浄祓

次、南無天満大自在天神

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音十字摩尼咒( ※観音経精髄)

「慈眼視衆生 福聚海无量」

次、観音マニ咒(六字咒)

次、蓮華生大師

次、聖ターラ咒

次、葉衣観音咒(大咒、小咒)

次、吒枳王真言

次、三神(天照、八幡、春日)

次、青面金剛尊、帝釈天、弥勒佛

次、弘法大師御宝号

次、光明真言

次、七佛通誡偈(諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教)

(しょあくまくさ しゅぜんぶぎょう じじょうごい ぜしょぶっきょう)

次、縁起頌(漢文、梵語)

次、本覚讃

次、祈念文

次、追善文

三界萬霊 有縁無縁之霊位 追善供養  座宝蓮華  成等正覚

(さんがいばんれい ゆうえんむえんのれいい

ついぜんくよう ざほうれんげ じょうとうしょうがく)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、廻向文

次、三禮


※般若心経、十句観音経、天神感応経の観音菩薩段、

葉衣観音段、縁起廻向段に分けられる。

※特に般若心経を多くお唱えするとよい。

※念願を入れる場合は、心経奉賛文の後に入れる。奏上しても、黙念でも

任意である。

※その他の経典や御真言を入れるのは任意である。

例えば自分は 青面金剛尊を尊崇しているという方は、光明真言の前に入れればよい。

弘法大師を信仰していない人は、抜いてやればよい。適宜、加え抜くなどやればよい。

※観世音菩薩「一切抜苦脱難大事成就符」を奉って祈願のこと。

※動物の霊を供養する時には光明眞言の前に入れればよい。

(馬頭観音、四足動物咒、施餓鬼飲食眞言など。)


【白衣観音除難除災術】

〔白衣大士神咒経〕

南無大慈悲救苦救難広大霊感 白衣観世音菩薩摩訶薩

(なむだいじひきゅうぐきゅうなんこうだいれいかん  びゃくえかんぜおんぼさつまかさつ)

南無仏 南無法 南無僧 南無救苦救難観世音菩薩

(なむぶつ なむほう なむそう なむきゅうぐきゅうなんかんぜおんぼさつ)

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

天羅神 地羅神 人離難 難離身 一切災殃化為塵

(てんらじん ちらじん じんりなん なんりしん いっさいさいおうかいじん)

南無摩訶般若波羅蜜

(なむまかはんにゃはらみつ)

〔白衣観音咒〕オン シベテイ シベテイ ハンダラバシニ ソワカ


【白衣観音神咒の意訳】

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

の部分の意訳です。

〔意訳〕「このようになる。帰依したてまつる白衣尊よ。光りで摧破す。光りで摧破す。

大光で摧破す。風火で摧破す、風火で摧破。あれかし成就。」


三遍唱えるを一回とする。観音菩薩、白衣観音を念じて、この神咒を一心不乱に唱えると、

未浄化の霊は忽ち居なくなるものです。霊的な障害にもよく効きます。


法の運用に関しては、先ず三禮・懺悔文・帰依・菩提心を行じ、開経偈、心経、

続いて白衣観音除難除災術、最後に光明真言をやり、廻向・普禮でおわり。

ーーーーーーーー

当ブログ記事の無断転載引用を禁じます。

引用は自由ですが、引用する際は必ず著者の承諾を得ること。

これは同著者の過去のブログ記事一切(著者撮影の写真も含む)にも適用されます。

また、当ブログ以外の同著者のブログ記事も同様の扱いとなります。

【佛僊眞道 成仙への原理(1214)】虫をめぐっての密教話

  • 2024.03.19 Tuesday
  • 00:00

【佛僊眞道 成仙への原理(1214)】


虫をめぐっての密教話



◎地球圏内のおもしろさ


この地球上、地球圏内というのは、おもしろさに満ちている。全ての生き物には

寿命があり、根底に「生・住・異・滅」という玄理が働いている。生があれば必ず死がある。

そういう具合に「諸行無常」にならわないものは無い。それは別の意味からすれば

酸化するということかもしれない。


「無常」を感じることは諦めであり、諦(たい)とは「諦らか(あきらか)」と訓じ、

「明らか」に通じている。この無常ということが、佛(ホトケ)の覚りの第一に来るもので

無常とは「変化する」ということ。「縁起(縁によって生起する)」であり、

実態は「空性」であるということだ。


すべては空性の上に成り立っており、かの生物も死ぬと微生物などによって分解される。

虫や微生物は、生命連鎖の鍵であると言ってよい。

地球上の変化のおもしろさは、太陽光、水・雲・雨・雪、風、海洋、山々、動物、

植物、虫、微生物、鉱物、海洋生物などすべてにより循環しているが、運び屋としての

虫は植物界にも動物界にも大きな影響を持っている。

おもしろき変化の立役者は虫である。



◎虫は歩き飛ぶ


虫は、歩き、飛びます。飛び、歩きますと書きますと「虫は飛び歩く」になってしまい、

まるで「遊び人」のような感じになる。歩く虫は「蟻」ですね。飛ぶ虫は「トンボ」「蝶」

などです。


跳ねる虫もいる。「蚤(のみ)」です。あれは凄いジャンプ力です。

人間ならば、横浜で言いますと駅前に在る「スカイビル(横浜のお馴染みの駅前ビル)」など

ひとっとびです。


TV番組のクレイジージャーニーで、虫大好きの先生が海外の超珍稀昆虫を追う。

これを2週間にわたり放送。特に遭遇するのが不可能に近い、サスライアリの女王蟻が

メイン。世界最大の蟻で、もうほとんどムカデみたい。場所はアフリカのカメルーンである。

S先生は数十万匹という蟻の引越しを22時間見続けて崩壊。時間切れ断念だった。



◎夢に出てくる虫たち


霊夢にも「虫」が出てくることがあるのです。

これは日常生活と同じで、虫というのは都会に住んでいてもしょっちゅう出て来るわけです。

ハチ、甲虫、トンボ、蝉など普通に夢に出てきます。


案外、夢中でもビビっているわけですが、刺されて痛みのある事は極々稀です。

夢では痛みを伴うことはありません。夢の中では「ミラムボディ」(夢の身体)だから

です。



◎密教仙話に出てくる虫


お釈迦様が一匹の蜘蛛を助けたカンダタを天上から救いの糸を垂らして・・・。

芥川龍之介氏の「蜘蛛の糸」。或る時、リンポチェ大師と歩いていると、道端にカエルが

出てきた。するとあのカエルはインドの王様だった事があると、真顔で言いました。

後でリンポチェ大師は嘘は言いませんよねというと、真顔で嘘は言わないよと。

驚きました。


又、太上感応篇(神仙感応經)では「虫を殺さず」という旨が明記されている。

虫を殺虫するは不徳なのです。命を奪うのは皆不徳。

ですが神仙の秘密の教えには、体中の三尸(三尸虫)を斬ることを教えている。


或る仙人の話しでは、死者の霊魂を表現するのに、クロアゲハ蝶などが乱舞しまた留まる

ことがあると言います。確かにお墓にゆき懇ろに御供養していると蝶々が飛んできて

供えたお華に止まっている光景がある。不思議です。


コオロギ、松虫、鈴虫が鳴いて、いと寂しい心境を伝えてくることがあり、

心の中に死者への思いが喚起されることがある。これもまた不思議です。


では神仙・佛僊のお恵みが皆様の上にありますことを。


川島金仙 記す

ーーーーーーーー


【令和6年3月の予定】


3月20日(祝・水)お彼岸中日(春分の日)

3月25日(月)天満宮ご縁日、満月(16:01)

ーーーーーーーー

【天神地祇祭儀の次第】


二禮二拍

護身神法

三種加持

天津祝詞

天真地真自感霊辞

玄府奇祝言

玄法攘魔秘文

大祓詞(天津祝詞太祝詞秘辞を入れる)

六根清浄太祓

産土神祝詞

十言神咒

幽冥神語

大國主大神禁厭咒

祖霊祈念詞

霊魂安鎮秘詞(全伝)

三界萬靈安鎮祝詞

天満宮

得仙秘文

道引印

国家安泰祈念詞

済世秘咒

その他(任意)

二拍二禮


※大体 上記が基本です。

※各秘詞を繰り返し行う。

※短く行うときは回数時間を短縮するも可。

※適宜は一遍でもよい。

※幣による修祓、献饌など適宜入れるも可。

※最略は礼拝して大司命祭文だけでもよい。

※大祓詞を一時間以上やる場合は開始時間をずらして行なう。

※磐長壽姫祝詞、拝神祗願得知識秘詞、十字神咒その他を知り知れる方は

密用自在にして自由。自己責任で御修唱ください。

※献酒献饌、切火祓、大幣祓、剣祓、石笛奏上なども任意。


【念力疏通 遠隔 観音祈願会 次第】


◉【佛遷眞儀】午前中

先、三禮

一心頂禮  十方法界  常住三宝  

(一禮目は神祗、二禮目は佛眞、三禮目は諸仙萬靈を禮拝す)

次、護身法(任意)

次、懺悔文(三遍)

次、三帰三竟(三遍)

次、発菩提心(三遍)

次、三摩耶戒(三遍)

次、開経偈

次、般若心経奉賛文

次、摩訶般若波羅蜜多心経

次、延命十句観音経(観音夢授眞経等)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音経( ※観音妙智力祈願)

「衆生被困厄  無量苦逼身  観音妙智力  能救世間苦

具足神通力  廣修智方便  十方諸国土  無刹不現身」

(しゅーじょーひーこんやく  むーりょうくーひっしん  

かんのんみょうちーりき    のうぐーせーけんくー 

ぐーそくじんつうりき  こうしゅうちーほうべん 

じっぽうしょーこくどー  むーせつふーげんしん)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、天神経・大威徳天神感応経

次、十一面観音咒等

次、天満宮秘哥

次、天地一切清浄祓

次、南無天満大自在天神

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、観音十字摩尼咒( ※観音経精髄)

「慈眼視衆生 福聚海无量」

次、観音マニ咒(六字咒)

次、蓮華生大師

次、聖ターラ咒

次、葉衣観音咒(大咒、小咒)

次、吒枳王真言

次、三神(天照、八幡、春日)

次、青面金剛尊、帝釈天、弥勒佛

次、弘法大師御宝号

次、光明真言

次、七佛通誡偈(諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教)

(しょあくまくさ しゅぜんぶぎょう じじょうごい ぜしょぶっきょう)

次、縁起頌(漢文、梵語)

次、本覚讃

次、祈念文

次、追善文

三界萬霊 有縁無縁之霊位 追善供養  座宝蓮華  成等正覚

(さんがいばんれい ゆうえんむえんのれいい

ついぜんくよう ざほうれんげ じょうとうしょうがく)

次、南無大慈大悲観世音大菩薩

次、廻向文

次、三禮


※般若心経、十句観音経、天神感応経の観音菩薩段、

葉衣観音段、縁起廻向段に分けられる。

※特に般若心経を多くお唱えするとよい。

※念願を入れる場合は、心経奉賛文の後に入れる。奏上しても、黙念でも

任意である。

※その他の経典や御真言を入れるのは任意である。

例えば自分は 青面金剛尊を尊崇しているという方は、光明真言の前に入れればよい。

弘法大師を信仰していない人は、抜いてやればよい。適宜、加え抜くなどやればよい。

※観世音菩薩「一切抜苦脱難大事成就符」を奉って祈願のこと。

※動物の霊を供養する時には光明眞言の前に入れればよい。

(馬頭観音、四足動物咒、施餓鬼飲食眞言など。)


【白衣観音除難除災術】

〔白衣大士神咒経〕

南無大慈悲救苦救難広大霊感 白衣観世音菩薩摩訶薩

(なむだいじひきゅうぐきゅうなんこうだいれいかん  びゃくえかんぜおんぼさつまかさつ)

南無仏 南無法 南無僧 南無救苦救難観世音菩薩

(なむぶつ なむほう なむそう なむきゅうぐきゅうなんかんぜおんぼさつ)

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

天羅神 地羅神 人離難 難離身 一切災殃化為塵

(てんらじん ちらじん じんりなん なんりしん いっさいさいおうかいじん)

南無摩訶般若波羅蜜

(なむまかはんにゃはらみつ)

〔白衣観音咒〕オン シベテイ シベテイ ハンダラバシニ ソワカ


【白衣観音神咒の意訳】

怛只哆  唵  伽囉伐哆 伽囉伐哆 伽訶伐哆 囉伽伐哆 囉伽伐哆 娑婆訶

(とーじーとー  おん からはった からはった かこはった らかはった らかはった そわか)

の部分の意訳です。

〔意訳〕「このようになる。帰依したてまつる白衣尊よ。光りで摧破す。光りで摧破す。

大光で摧破す。風火で摧破す、風火で摧破。あれかし成就。」


三遍唱えるを一回とする。観音菩薩、白衣観音を念じて、この神咒を一心不乱に唱えると、

未浄化の霊は忽ち居なくなるものです。霊的な障害にもよく効きます。


法の運用に関しては、先ず三禮・懺悔文・帰依・菩提心を行じ、開経偈、心経、

続いて白衣観音除難除災術、最後に光明真言をやり、廻向・普禮でおわり。

ーーーーーーーー

当ブログ記事の無断転載引用を禁じます。

引用は自由ですが、引用する際は必ず著者の承諾を得ること。

これは同著者の過去のブログ記事一切(著者撮影の写真も含む)にも適用されます。

また、当ブログ以外の同著者のブログ記事も同様の扱いとなります。

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