滝行の効能【潜在意識を浄化して意識をクリアにする】

  • 2014.02.27 Thursday
  • 00:00

滝行の効能

【潜在意識を浄化して意識をクリアにする】

◎縁起ということ

滝行という三昧(瞑想)により「因縁因果を遠離する切る」ということを前回のブログ記事で述べた。

まず業(カルマ)という潜在力があって、その潜在力が因と縁という形で具体的な顕現をあらわす。

「内に因あれば、外に助ける縁あり」という因果経の文句の通りであり、縁を観れば諸々の事象の原因も結果も分かるものなのである。

「縁起」という教えは、佛仙の教えの真ん中であり、縁(因縁)を変えればすべての結果は変わってくる。このことを般若心経では「色即是空 空即是色」と表現し、縁起とは「空」であると言っている。

そのことを観じ体得する智慧を「般若の知恵」と言う。「空」であれば、「能除一切苦(能く一切の苦を除く)」ということになるのである。


◎潜在意識は因縁の一部である

わたしは心理学などでいう潜在意識は、業や因縁そのものではないが、その一部であったり、あるいはかなりの部分を占めているのではないかと思っている。

というのは、幼少期に受けた悲惨な暗示の作用で、大人になって不幸を招く実例を何度も見たことがあるからだ。あなたもそのような実例に思い当たる節があるのではないか?

だが当人はその暗示を忘れてしまっているという場合がある。もちろん幼少期だけでなく大人になってからも様々な暗示を受けるし、人間なんて実際にはがんじがらめの「操り人形」のようなものだと思う。

習慣という名の暗示。ルールという名の暗示。常識という名の暗示。まさに暗示だらけである。

暗示は潜在意識に働きかける。潜在意識の中には様々な暗示が秘められている。

殊に、わたしが命名した「体の打撲・心の打撲」は、潜在意識に強烈な印象を残す。体と共に心にまで打撲した場合は深刻である。


◎潜在意識の心の打撲を浄化する




お滝の修行というのは、先に述べた「心の打撲」を浄化することのできる便法である。

ある種の圧力を与えることが必要で、その圧力を跳ね返す力を使って外に出してしまう。

時期も春の前の時期に「寒の修行」を行なってゆくことは理にかなっている。

身体のほうの打撲(古傷)と一緒に、冬から春にかけて、心の打撲も出してしまう。

◎どうやって浄化するか?

その方法の一つは、よく内観・内省、記憶を遡ることだ。原因の善悪は気にしないようにする。平然と原因の因子を認識すること、これが大切である。原因を原因として認めた段階で、半分はそこから抜け出しているからだ。原因を原因として認めない限り原因を消すことはできない。

言葉も大切で、それなくして暗示にも掛からなけば、解くこともできない。だが、呪文のような意味不明の言語も必要なものなのである。


 

水というものは大きな意味を持つ。塩というものは海を連想し、浄めを保障する作用がある。「祓い清めの祝詞」も重要な位置を占める。

手は頭に通じ、声・言葉は耳・喉頭の部位に関連し、念は心に、心は心臓に関係する。密教でいう「身・口・意(しん・く・い)」の三業・三密に通じる。

脳の回路と心に受けた暗示(潜在意識)を浄化するには、上の三つの要素から取り組んでゆくしか方法がないと思う。

潜在意識が浄化されてきて顕在意識はクリアになるといえよう。



いまクリアにしてる最中なんだけど(`ヘ´)

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