名作ドラマ・わが子は他人

  • 2013.05.28 Tuesday
  • 12:12

祝・カンヌ国際映画祭
コンペティション部門・審査員賞受賞

是枝裕和監督



映画「そして父になる」を製作した是枝裕和(これえだひろかず)監督(50)が、第六十六回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で審査員賞を受賞した。

このことは皆さん周知のことだと思う。

28日には帰国し、成田空港での記者会見で「作品を評価していただき、とてもうれしい」と語ったという。

先般、逝去した三国連太郎さん以来の受賞で、26年ぶりだという。

審査
員長のスティーブン・スピルバーグ監督は「上映後からずっと何か賞を与えたい」と思っていたと言い、子役には台本を用いずに演技してもらったことも、スピルバーグ氏は称賛していたのだという。

「そして父になる」は、息子が出生時に取り違えられていたことが判明したエリート会社員を主人公に、親子とは何かを問う人間ドラマ。今秋9月に上映される予定。
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名作ドラマ・木下恵介アワー

【わが子は他人】TBS



この作品は木下恵介アワー最終作品。

1974年4月〜9月までTBSで放送された(全26回)。製作は松竹。

わたしなどは、家族全員でリアルタイムで見ていた。(※タイトルの画像の色や文字の形まで鮮明に憶えています!)

このドラマの本筋は、実話であり、ゆえにドラマはもの凄いリアルなものであった。

是枝監督の作品の内容を聞いて、すぐにピンときた。

木下恵介氏は、戦後の三大監督といわれ、「剛の黒沢明、柔の木下恵介」と言われた。(※もう一人は小津安二郎氏だ)

たしか少年の役名は、一郎くんとあきら君だったかな。

大吉・紀子夫妻は、小学校に入学した長男・一郎の血液型から、育ててきたわが子が実は他人だったことを知る。


病院で赤ん坊を取り違えられ、苦悩する二組の夫婦を描く。

小学校入学の際の検査での結果、大吉・紀子の長男・一郎の血液型が両親とは不一致。大吉・紀子夫妻からは一郎の血液型は出てこない事実から事が始まる。

追求してゆくと或る家族にゆきつく。血液型から両家族の両親は、自分の子供が取り違えられたことを確認するに至る。

実に迫真のドラマだった。

最後には両家の交流が始まり、両家全員の一致した意見によって子供を取り替える。これはすべて実話なのである。

今回の是枝監督の受賞を機に、この名作ドラマ『わが子は他人』の話題を持ち出してみて、「そのドラマは知らないですね」「見たことないです」「存在を聞いたことすらないです」などと言われるならば、世代の差を感じてしまいますね。

同世代でも或る地方では放送してなかった所もあるでしょうから、全作品26回を鮮明に記憶している方は、極少数でしょう。

どのくらい今回の受賞映画が深いのかを楽しみにしています。

映画の原作とも言えるドラマ『わが子は他人』を凌駕しているのかどうか。

さて、どうなんでしょうかね?

役者の力量は、確実に木下恵介アワーのドラマのほうが上であると思いますね。

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