竜徳霊諭【神通秘道を示す(49)】

  • 2017.03.17 Friday
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竜徳霊諭【神通秘道を示す(49)】

 

 

  

佛宝:古占星術盤「宿曜経」のホロスコープと「源氏物語」角川ソフィア文庫版

 

 

◎「源氏物語の魔術」序説(物の怪をめぐって)

 

「源氏物語」で“物の怪”といえば、六条御息所の「生霊」です。この「生霊」のことを“いきすだま”と言います。息して(生きている)者の霊魂だから「生霊(いきすだま、いきりょう)」である。六条御息所は光源氏の年上の愛人ですが、完全にトチ狂うわけです。源氏の他の愛人やらに生霊で祟る。あまりにも有名な物語の一節であります。

 

六条御息所は、“ろくじょうのみやすどころ”と呼称する。

名前に「息」という文字が入っている。ここに一つの鍵言葉があるわけです。この女性は「宿曜」の秘説のなかの十二宮で何に當たるのか?という問題が出てきます。それをお話する前に「生霊」について説明します。

 

まず、これは大昔の話であること。病でも何でも不可解なものや不可避の事柄に対して、祟りや方違え妖怪等々に原因を見出す傾向がありました。したがって「験(げん)」を担ぐということが出てきました。加持祈祷による原因の除去です。修験者、阿闍梨、法術による祈祷禳法を常としていました。

 

当時が1000年前の大昔だということ、それを差し引いても「もののけ」という要素は、物語全体で多々出てくる必須の話題だと言えるでしょう。

 

九代目 市川中車(香川照之)

(ドラマ半沢直樹で大和田常務役を熱演)

 

以前の記事でわたしは、ドラマ半沢直樹のことを申しましたね。実はあれが「物の怪(生霊)」を考える端緒になっていたのです。あのドラマはTBS系だったと思いますが、主人公の半沢直樹の憎むべき敵であり上司の上司であったのが大和田常務でした。大和田暁(おおわだあきら)役は、俳優の香川照之でしたが、この人は数年前に実父市川猿翁と和解し、平成23年9月に、9代目市川中車を襲名しました。彼の子供は市川団子となりました。このことが私の中で深い拘りになっていたのです。

 

ですから、このドラマ(全10話)を数十回視聴したか分からない。いまだに見ている人は稀でしょうね。わたしはコレと思ったものは、映画でも数十回ヘタをすると三ケタ(100回以上)は観ます。黒沢明監督の「七人の侍」なんかは200回くらい見てるんじゃないでしょうか?

 

 

 

そうやって拘りセリフまで記憶してゆくと、架空の人物なのに実在した人物のように思えてくるのです。この感覚が実におもしろい。

 

で、香川氏の大和田には注目したが、どうしても解せない何かがあった。

或る時、パッと気がついた。

 

それは、彼が襲名した市川中車ですよ。彼は9代目ですが、8代目が名優だった。

8代目の市川中車は喜熨斗倭貞さん(きのし しずさだ)で、明治29年生で昭和46年(1971年)6月に逝去されています。享年74歳。

 

この方の映画「忠臣蔵 花の巻」東宝S37年(1962年)作での“吉良上野介”役は、すばらしいです。本物です。この役者さんの力量、このことが市川中車(8代目・9代目)への拘りとなっていたのです。それには次のようなお話があるんです。

 

市川中車(8代目)さんは、若い時分に自殺しようと思ったことがあり、或る自殺の名所の山にゆきました。日を決めていた。そうして現場までゆき、いざ死のうとしたら気が変わった。死ねなかったのですよ。それで家に帰ったのです。

 

すると彼の母親が、自殺を決めていた、その前日に市川中車さんが夢枕に立ったと言うのです。夢ではなくて、本当に枕元に来たというのです。彼は役者ですから、死のうと決めていた前日に母のことやら何やら思ったのでしょう。本当に命の崖っぷちだった。

 

自分というのは本来 自分を守るのが普通ですが、その自分が自分を殺めようというんだから、これは将に絶対絶命だ。その土壇場において、母のもとに霊魂で行ってしまった。死んでからではなく、生きていて飛んでいった。ここに「生霊」の原理がある。

 

その原理への思索、そういうものが根底にあるから、襲名した9代目市川中車(香川照之)の演技に私は拘った。

 

生霊(いきすだま)は圧倒的に女性が多く、気がつかないが案外多いのです。

場合によっては多少の霊的な作用(被害)もあります。

 

 崟故遏癖の怪)」

“血”による運命作用、この2つは間違いなくあります。

程度の差こそあれ、人が生きているということに於いて、血(DNA)”の作用は、しばしば顔を出します。本当に妙です。

 

で、「生霊」変身素質みたいなものもございます。その一例が六条御息所であり、宿曜による見方が必要となります。それが次回に述べる「古占星術」から読む「源氏物語」です。

 

(つづく)

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