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    竜徳霊諭【神通秘道を示す(53)】

    • 2017.03.21 Tuesday
    • 00:00

     

    竜徳霊諭【神通秘道を示す(53)】

     

     

    琵琶湖面に浮かぶ朧月を観る紫式部

     

     

    ◎「源氏物語の魔術」序説А癖箙 結びとして)

     

    「“源氏物語の魔術” 序説」の補講結びです。

     

    六条御息所の「生霊(いきすだま)」「物の怪」、この「身外の身(念)」の発生・発現にこそ “魔術・密法・霊術”の一大原理があるのです。また、運命開発の密策・秘策が込められている。この観点が「源語」を魔術として見ていくうえで最も大切なものであります。

     

    前にも述べましたが、紫式部が参籠した石山寺は観音霊場であり、観音ですから「祈りの音聲」を幽真界が受けとるわけです。「観音経」一巻、これは長いマントラで、できれば三回連続で読誦する“転讀”をやるわけです。必ず「験」があります。

     

    石山寺のある琵琶湖は、世界で3番目に古い湖です。第一期〜第七期までが「古琵琶湖」(400万年前)で、北側に移動しながら現在の琵琶湖(第八期)になったと言われています。一番古いのが、バイカル湖(3000万年前)。二番目がタンダニーカ湖(2000万年前)。

     

    竹生島には、大弁財天(市杵島姫神)が祀られ、八大竜王が守護している。それは顕教的な解釈であり、秘教的には“胞衣”だというわけです。佛僊界の集混僊境界(恐山)に深きかかわりのある神霊界が琵琶湖底にあるという。弁天様ですから、当然言葉が関連している。

    (※私の「島論」もあるのですが、時期尚早なのでいずれ述べます)

     

       

    言霊修法の為の軸(著者蔵)と「火凝霊」「稲荷古伝」の秘図

     

    琵琶湖は、音聲に感応し、言葉を與える、そういう神霊界があるわけです。

    滋賀県近江八幡市に岡山というところがあり、水茎という小高い丘(九里氏の山城であった)がある。あそこに望月幸智氏(大石凝真素美翁)出口王仁三郎氏が出向いた。そのときに「神代文字」が湖面に浮かんだ。これが水茎文字(瑞組木文字)で、言靈法神術の元になります。

     

      

    大石凝真素美翁(望月幸智)と出口王仁三郎師(出口鬼三郎)

     

    言霊の修道には、

    ,海遼招郢瓩侶賄と、

    ∋蓋志道(フトマニ之図「火凝霊」+稲荷古伝)の系統の2種類がある。

    山口氏のほうは、自身の家伝の「火凝霊」と伏見稲荷の荷田家の「稲荷古伝」との関連がある。

    不思議な事にわたしは伏見稲荷で瀧行音聲の修行を行ない、琵琶湖の指呼に在住しておりました。

     

    「源語」は琵琶湖との霊的照応によって、ものされた「物語り」である。

    このことは動かし難い事実であり、「源氏物語の魔術」を深く探求する占者(僧宝)は、水晶凝視法の実践と共に、琵琶湖に参詣するのが上法だと思う。これを以て「源氏物語の魔術 序説」の補講結びとしたいと思います。

     

    (完)

     

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