密教【摩訶般若波羅蜜多心経の大功徳(83)】

  • 2019.11.15 Friday
  • 00:00

密教【摩訶般若波羅蜜多心経の大功徳(83)】

≡ 天皇陛下 大嘗祭 ≡



◎太占亀卜「斎田点定(さいでんてんてい)の儀」


天皇陛下の即位儀礼の一つ、大嘗祭(だいじょうさい)が進行中である。

その前に「斎田(さいでん)」をどの地方にするかを決める「斎田点定(てんてい)の儀」

が数ヶ月前に皇居・宮中三殿の神殿の前庭で行われた。


この儀式では亀の甲羅を焼いて占う「亀卜(きぼく)」という伝統的手法が用いられる。

斎田は「悠紀田(ゆきでん)」「主基田(すきでん)」がある。悠紀田は関東、

主基田は関西の斎田である。儀式では、国内の神々をまつる神殿に祭祀(さいし)を

つかさどる掌典長が「斎田決定について神意をお示しいただきたい」という趣旨の祝詞を

読み上げる。そして斎舎に四人が入り、非公開の亀卜を行なうのである。


アオウミガメの甲羅を将棋の駒形に薄く加工した亀甲

(縦二十四センチ、横十五センチ、厚さ一ミリ)を八枚用意。

掌典がウワミズザクラの割り木を火鉢にくべて一枚ずつあぶり、亀裂の入り方で

栃木県高根沢町と京都府南丹市に決まった。亀裂の読み解き方などの太占の方法は秘儀で

あり、詳細は不明である。


まあ太占は本来、鹿の肩甲骨で行われるわけですが、亀卜で点定するわけで、

儀式の内容としては古式ではないと推測されますね。

〔アオウミガメについて〕

国際自然保護連合で絶滅危惧種に分類され、ワシントン条約で国際取引が規制されている。

小笠原諸島が国内最大の繁殖地で、東京都から特別に許可された地元漁協が年間135匹を

食肉用として捕獲している。宮内庁は小笠原村から、産業廃棄物として処分予定だった8匹

の甲羅を譲り受け、べっ甲職人に依頼して2匹の甲羅から亀卜用の亀甲10枚を製作。

今回未使用の6匹の甲羅と2枚は将来の代替わり儀式に備え保管している。



◎悠紀田と主基田の玄意


関東の斎田である「悠紀田(ゆきでん)」は栃木県高根沢町、

関西の「主基田(すきでん)」は京都府南丹市である。

この京都府南丹市には玄意があると思う。


いずれ此処で護摩(サンチュ)というチベット式の法儀をやろうと思っていたからである。

斎田からは離れている所だが不思議なことだと思っている。


田という漢字にも玄意がある。□に十 である。四角に十字(架)だ。

主は基督(キリスト)で、四角に十字架。


あるいは、仏陀のことを「福田(ふくでん)」と言い、佛僧の袈裟衣を

「福田衣(ふくでんね)」とも言う。袈裟はボロ布をつなぎ合わせて作るもので、

その模様が田んぼに似ているから福田という。また田んぼから稲が採れ、

米ができる。米を舎利と言い、仏陀の御遺骨を佛舎利(シャリーラ)という。


その昔、昭和天皇の大嘗祭では福岡に決まり、その際に儀式として

古神道家の川連凡児大人の指導を請い、蟇目神事など行った事実もある。


◎神人共食の真義


神道のほうに「神人共食」という言葉がある。

「直会(なおらい)」として祭儀後に皆で飲食することをさす。

通常の説明ではこれでよいわけだが、さて本当のところはどうであろうか?


この度、天皇陛下 一世一代の大嘗祭をご執行され、この時に祭場宮殿で

天照大御神のご神座と唯一対し、御饌を捧げ、ご自身も御共食あそばされる。

この瞬間こそが、「神人共食」の真義であり、奇跡の秘儀なのだと思う。


直会(なおらい)とは、「なむりあい」からきている。

もとは嘗める、ねぶる、味わうということ。なむりあい が「なむらい」「なふらい」

そして「なおらい」と変化したのである。


世界中に沢山の宗教があり、立派な宗教ならば食に関する教えがあり、

祭典には必ず食に通じる要素(儀)が組み込まれている。その中でも最高峰の秘儀が

天皇陛下の「神人共食の儀」であると、私は確信するものである。


この秘儀が今の世にも存在し、生き生きと運んでいることを、我々日本人は誇るべき

ではないだろうか。恙無く儀式が運ぶことをお祈りしたいと思います。


大嘗祭は14日の夜から15日にかけて行なうが、15日の日の出時には天皇陛下の

祭事執行は ほぼ終えている。


◎「み捧げ」と摩訶般若波羅蜜多心経


昨日も述べましたが、祝詞・お経・密咒をもって、お祝いしましょう。

たとえそれが産土神社でも、自宅隅での懇祷だとしても、立派な祝事です。


極端な話、感謝の有難うでもよい。

「ありがとう」「ありがとう」を繰り返すのでよいし、

「アマテラスオホミカミ」の十言神咒を奉唱するだけでもよい。

「天皇陛下萬歳」でもよい。

肝心なのは、感謝。一歩進めて「み捧げ」である。

神に委ねる、佛に委ねる。これが神遷、佛遷の秘訣なのだ。

人には重りがあって、カミホトケは上に引き上げている。引き上がらないのは、

人間に原因がある。欲という重み、自己という重みが「神あがり」を邪魔している。

自分が高度の冥想をする。この自分がある限り、高度の冥想など出来はしない。

本来、人間には何の持ち物も無いのだ。「み捧げ」は、無になること、空っぽになる

ことである。


こういう眼で、心で、「摩訶般若波羅蜜多心経」を見てご覧なさい。

どのような段階・階梯でも「摩訶般若波羅蜜多心経」は大いなる功徳をもたらす。
必ず力になる。
(つづく)

ーーーーーーーーーー

〔『摩訶般若波羅蜜多心経 小経本 印施の募集』〕

来年2020年(令和二年)摩訶般若の功徳を込めた小経本を作成し、広く布施行を

おこないたいと思います。ご協力頂ける方を募集します。詳細は後日発表します。

kawashima.seitai@gmail.com までご連絡を。

川島徳慈しるす

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