密教【摩訶般若波羅蜜多心経の大功徳(92)】

  • 2019.11.24 Sunday
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密教【摩訶般若波羅蜜多心経の大功徳(92)】


≡ 秘話「延命十句観音経」❸ ≡



◎「高王観音経」の世界をゆく


先ずはじめに摩訶般若、延命十句観音経を追求してゆく中で、この「高王観音経」

「高王白衣観音経」の研究・読誦に分け入ったのです。「仏祖統記」に記された

孫敬徳の救いの記録を具さに読み、真実の「高王観音経」とはなんであるのか、

「三証」を得るんだ、そういうつもりで勉強したわけです。

三証とは「文証」「理証」「現証」のことです。


私は神道(神遷道)のほうも研鑽しているので、四国における忌部氏の消息。

阿波王朝というものの実在を調べていました。忌部氏の遠祖はユダヤの民だという説もあり

「旧約聖書外典第四エズラ書 第13章」に記された、ユダヤ十支族のアルザレト(シャンバラ)

へ行った民の分枝、これが日本に渡来した可能性がある、そう考えている。その後、逃れた

キリストの弟子たちが唐土に渡り景教(原始キリスト教)を形成した。さらに日本に伝来。

キリスト教カトリックの教えはフランシスコ・ザビエルの時に伝来したというが、

原始キリスト教は遥か以前に日本に移入していた。その一部が「高王白衣観音経」として

伝承されたのではないかと考えているわけです。


「高王」というのは、孫敬徳を赦免した王様の名ですが、「高い王」の表記に

掛けて、キリストのことを表現したのではないか?   キリストのことを王という事が

ありますからね。「気高き王(キリスト)の白衣をまとった観音聖母のお経」、これが

「高王白衣観音経」なのではないか?

それゆえこそ、経典の中に「死者變成活」(死者変じて復活(成活)する)という句が

二ヶ所も記されている。「死者變成活」なんていう経句があるお経は極々稀です。

この部分が「高王白衣観音経」に目を向けさせた最大の動機です。


さらに今一つの動機があります。延命十句観音経を奉読し、この経典を深く修行してゆく

過程で、この十句のお経がどこから来たのか考えるわけです。実際には観音菩薩様の

いらっしゃる世界からもたらされたのですが、現界での成立過程を考える。

それが「理証」の一つでもある。


◎「高王白衣観音経」の正確な表記


【高王観世音真経】
観世音菩薩。南無佛。南無法。南無僧。佛國有緣。佛法相因。常樂我淨。有緣佛法。

南無摩訶般若波羅密。是大神咒。南無摩訶般若波羅密。是大明咒。南無摩訶般若波羅密。

是無上咒。南無摩訶般若波羅密。是無等等咒。南無淨光秘密佛。法藏佛。獅子吼神足幽王佛。

佛告須弥燈王佛。法護佛。金剛藏獅子遊戯佛。寶勝佛。神通佛。薬師琉璃光王佛。

普光功徳山王佛。善住功徳寶王佛。過去七佛。未来賢劫千佛。千五百佛。萬五千佛。

五百花勝佛。百億金剛藏佛。定光佛。六方六佛名号。東方寶光月殿月妙尊音王佛。

南方樹根花王佛。西方飢神通燄花王佛。北方月殿清淨佛。上方無數精進寶首佛。

下方善寂月音王佛。無量諸佛。多寶佛。釋迦牟尼佛。弥勒佛。阿閦佛。彌陀佛。

中央一切衆生。在佛世界中者。行住於地上。及在虛空中。慈憂於一切衆生。各令安穩休息。

晝夜修持。心常求誦此經。能滅生死苦。消除諸毒害。南無大明観世音。観明觀世音。

高明観世音。開明観世音。薬王菩薩。薬上菩薩。文殊師利菩薩。普賢菩薩。虛空藏菩薩。

地藏王菩薩。清涼寶山億萬菩薩。普光王如来化勝菩薩。念念誦此経。

七佛世尊。即說咒曰:

『離婆離婆帝。求訶求訶帝。陀羅尼帝。尼訶囉帝。毘離尼帝。摩訶伽帝。真陵乾帝。梭哈。』

(七遍)(※秘印あり)
十方観世音。一切諸菩薩。誓願救衆生。稱名悉解脫。
若有智慧者。慇勤為解說。但是有因緣。讀誦口不輟。
誦経満千遍。唸唸心不絶。火焰不能傷。刀兵立摧折。
恚怒生歡喜。死者變成活。莫言此是虚。諸佛不妄說。
高王觀世音。能救諸苦厄。臨危急難中。死者變成活。
諸佛語不虚。是故應頂禮。持誦満千遍。重罪皆消滅。
有福堅信者。專攻受持経。(終)


これらのお経の読誦は日本の仏教ではやっておりません。

私が印施として企図している経巻には、これら諸経も載せて、さらに読経の便をはかる為

CDに音声をおさめてこれもお付けしようと思っております。



◎摩訶般若波羅蜜多心経との関係


この「高王白衣観音経」を読経しておりますと、冒頭の部分が「延命十句観音経」と

同じラインだと分かる。このお経が「延命十句観音経」の元だという人がいるが

それは違います。関連はあるが違うのです。


このお経は、道教のほうの観音菩薩の功徳と、仏教の摩訶般若波羅蜜の功徳、

キリスト教聖母の奇跡的力を合わせたものです。非常にユニークなお経です。

ですが、やはり「摩訶般若波羅蜜多心経」が根本の土台です。


「摩訶般若」無くして諸教の統合はできないのです。

はい、では今日はこれまで。

(つづく)

ーーーーーーーーーー

〔『摩訶般若波羅蜜多心経 小経本 印施の募集』〕

来年2020年(令和二年)摩訶般若の功徳を込めた小経本を作成し、広く布施行を

おこないたいと思います。ご協力頂ける方を募集します。詳細は後日発表します。

kawashima.seitai@gmail.com までご連絡を。

川島徳慈しるす

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