葉衣観音【新型肺炎ウィルスに対応する葉衣尊』

  • 2020.02.07 Friday
  • 00:00

葉衣観音【新型肺炎ウィルス対応する葉衣尊】


◎新型肺炎コロナウィルスに対応する葉衣観音


〔葉衣尊の図像〕


葉衣観音菩薩は、今回蔓延拡大しつつある「新型肺炎コロナウィルス」に対応する

尊格である。私はこの観音菩薩を「葉衣尊(ようえそん)」と申し上げ長年尊崇してきた。


ニンマ派管主 マハー・パンディッタ・ジャンゲン・カトック・ゲッツェ・リンポチェ、

ドゥンジョン・テルサルの法統の導師ギェーパ・ドルジェ・リンポチェより、

「葉衣観音・葉衣仏母」の灌頂を受けた。同時に秘密マントラも授かった。


日本では三十三観音の一つである。胎蔵曼荼羅の観音院に描かれている。

日本では一面四臂、チベットでは三面三眼六臂である。

チベット密教の「ヘーヴァジュラ・タントラ(呼金剛)」における八女神の一尊である。

.ウリー ▲船礇Ε蝓 ヴェーターリー ぅスマリー ゥ廛奪シー 

Ε轡礇凜.蝓 Д船礇鵐瀬蝓 ┘疋鵐咫 ないし ラクシュミー

が、八女神でΔ離轡礇凜.蝓爾「葉衣仏母」である。


チベット密教の最も短いマントラは、


〔チベット版〕オン パラナ シャバリー フーム パット 


実際の念誦・詠唱の音律は一緒にお唱えしないと分からないであろうから、

微音で音律など無しに念誦すればよい。

マントラの「フーム パット」について。

「フーム」は「ホン」という音に近い「フン」。はっきり「ふ」と言うのではない。

「パット」は「ぺー」。「ぱっと」という音ではない。

「オン パラナ シャバリー ホーン ぺー」

微妙なところは直接聴くしかない。


〔葉衣尊の種字: ハラ(緑色)〕


◎葉衣観音法


日本の密教において葉衣観音を拝する法は「葉衣観音法」である。

種字は緑色の「ハラ」字で、ご真言以下の通り。心真言である。


〔日本版〕おん はらな しゃばり うん はった


貴重なのが「印法」で、これは「八葉印(はちよういん)」である。

(※ 他にも秘伝の「印契」がある)

葉っぱを持している尊格は、薬王菩薩などがあり、葉には薬材という意味もあって

転じて解毒ということもあるのであろう。

葉衣尊の象徴であり、根源的音を意味する種字の「ハラ」は緑色で、

これも葉の象徴である。(※観音菩薩の一形態なので「サ」字の場合もある)


〔葉衣尊の根本印「八葉印」〕


◎葉衣観音の三摩耶形(三昧耶形)


密教ではその本尊の持ち物というものを重視する。

先ず「種字」があり、「三摩耶形」、「尊形(姿)」ということになる。


「種字」これは音である。真言密教たる由縁である。

「三摩耶形」これは覚りの形、本尊の功能が込められている。

「尊形・形像(そんぎょう・ぎょうぞう)」本尊のお姿である。

種字→三摩耶形→形像、この流れを「観じる」わけだが、すなわち「転成法」という。

「てんじょうほう」と読む。

形像には持ち物が描かれているから、種字→形像と一気に変化(へんげ)することも

可能で、瞬間にこれを為す技法を「アヌ・ヨーガ」という。無上ヨーガタントラの

方法で、チベットの大導師グル・リンポチェが得意としたものである。


先年、吉野の大峰山に入峰した際、山上ヶ岳の御本堂で「秘密の行者」を礼拝した際に、

修験道の開祖「役行者」神変大菩薩その方が、アヌ・ヨーガと等同の境地に至っていた

ことを啓示によって知り得た。当時の日本には、完全なヨーガタントラすらなかった。

しかし、修行の力と神仙界の冥助によって「役行者」は瞬間的に本尊に変化することが

できたのである。チベット密教の「ヴァジュラ・キラヤ(金剛橛)」と役行者の本尊である

「金剛蔵王大権現」は軌を一にした尊格である。これは全く不思議というより他ない。


話しが逸れた、元に戻そう。

葉衣観音の「三昧耶形」についてだ。


それは『吉祥菓』である。

吉祥菓(きちじょうか)と読む。作家の幸田露伴氏がこのことにふれている。

吉祥菓というのは、吉祥天(ラクシュミー)の母である「鬼子母神」が手に持っている

水菓子(果物)である。それは「柘榴(ざくろ)」だと言われている。


葉衣観音は、この吉祥菓を手に持っている。

日本版では観音・仏母の像であるが、インドでは恐ろしい姿で描かれているのは

こういう所から来ている。悪魔すら恐れをなして逃げ出す。


私は現在この尊格のご真言と観音菩薩の特別なマントラを繰り返しお唱えしている。

新型肺炎コロナウィルスが、横浜にまさ上陸しつつあり、客船で感染した患者は

神奈川県内、横浜市内の病院に現実に入院している。

どこの病院かすべては分からないが、とにかく新型ウィルスは近づいてきている。


近くの神社やら寺院で、あるいは横浜の象徴ランドマークタワー、この建物が

眼前に見える位置から、マントラを繰り返しお唱えしている。

今後は病院近くや港近くにも行って念誦修法するつもりである。


ランドマークタワーを超大きな「葉衣観音 憤怒尊」に見立てて観想し、

その中に、これも巨大な緑色の「ハラ」字を観じ、ご真言を念誦し、

葉衣尊の功徳の光が遍満することも実際に行い、念じている。

街頭の木々を「灯明」の芯に見立て、心の中で点灯し、智慧の供養をする。

そんなことを本気でやっている。


念仏行者の空也上人の如く、私は横浜を徘徊し、葉衣尊・観音菩薩の功力を

遍満するべく、ここ当分は御用を果たそうと思っている。

ゾクパ・チェンポの覚りの中で、すべて顕現に葉衣尊の功徳がゆき渡るように

日に何度も御用を果たしている。

〔空也上人の木像〕


川島徳慈 記す


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