- 2013.08.15 Thursday
- 00:00
終戦記念日・盂蘭盆にあたり公開す
天津祝詞奉唱
【運気開成・御幣供養の法】
設えた祭壇・御幣供養の法の為に
上記の写真のような形で、神霊を招霊しご供養する。
この法は「天津祝詞」を奉唱しておこなう。
「運命開拓」「運気開成」には、この方法が一番効果的である。
即疾に御霊験(みたまのふゆ)がでる人もあれば、数ヶ月かかる人もある。業の深い人は、一年くらいかかる人もいるようだ。
この法は、単なる黙祷や黙想とは違い、明らかに「招霊法」を導入しているところに特徴がある。
詳しくは実地伝授にゆずりたいものだが、伝授するかどうかは、未定である。できれば伝授したいものだが・・・。
どんな形式でも伝授すると、後から被伝法者の未熟なことが分かり、「教えなければよかった」と思うことしばしばなので、その点わたしも極最近、慎重になってきている。
だが、礼法もしっかりでき、まじめに正確に学ぶ、真摯な希望者があれば教授するのは可である。
そういうスジの人が、一定人数が集まり、祭式神具は実費負担、事務的なことや準備をやってくれるというのならば、伝授会を開く可能性はある。
せっかくなので、盂蘭盆(旧盆)にあたり、このような実際的な法式を、諸人に公開しました。
この法式のやり方を掴めば、必ず今後の修道上、非常に役に立ち、霊的な方法を実践の中で、よく学ぶことができると思う。
※日本国民として戦争でお亡くなりになられた御霊(おみたま)を祭祀し、今のありがたさを噛みしめ、戦争の悲惨さを考えることは、これからのわれわれにさらに必要なことだと思います。
※本日は終戦記念日(日本無条件降伏・敗戦の日)です。お国のため、愛する家族の為に散った御霊のことを日本国民として決して忘れてはいけません。
※御自分の家計に戦死者・戦没者のおられる方は、この「招霊法」を伴った祭祀御供養の法式でお祀りしていただければと思います。
※伝授を希望する者はメールにて連絡のこと。要綱は希望者に個別にメールで送ります。申し込みをされても都合によりお断りすることもありますし、質疑の必要のある人には、こちらから質問状をおくりますので、あらかじめご了承ください。
川島金山 書
- 2013.08.14 Wednesday
- 00:00
雷が小田急線に落ちた瞬間(登戸)
最近、落雷が頻発していますね。
自然現象ではありますが、
不思議でなりません。どうしてでしょう?
小田急線の登戸付近での落雷映像
(平成25年8月12日午後7時すぎ)
動画
http://youtu.be/wmD2CxOxHbY ※動画では、1分20秒あたりで落雷が撮影されています
声高らかに奉唱す
【天津祝詞の太祝詞秘辞】
天津祝詞の太祝詞秘辞奉唱、耳注ぎ「禊ぎ祓え神術」を行う
本日は旧七夕である。
恒例の「禊ぎの神術」。
これは我が国の神道の神髄である。
この神術の復興者としての川面凡児大人、その直弟子・尾形学而大先生。さらに尾形大先生の愛弟子・笠原先生。川面先聖は昭和4年2月23日、尾形大先生は昭和46年、笠原先生は平成24年に帰山・帰幽せられている。
笠原先生からは、尾形大先生から伝えられた教えを後世に伝えてくれと託された。
笠原翁は95歳で故郷の新潟で帰幽されたと聞いた。いずれかの機会に新潟にご報告方々まいりたいと切願している。
尾形先聖は、元は真言宗の僧侶であり、わたしにとっては馴染みが深い。秘伝の「愛染法」を得意としていたという。その当時の真言密教にあって、碩学といわれた高僧から伝授を受けた方でもある。
そのご守護もあってか、わたしも「愛染明王の法」の秘伝を受けることができた。愛染明王は神と仏に通じている尊格なのである。
川面先聖が復古し開示された「神伝・禊ぎ」の法は、神社神道に伝わっているが、その奥義たるところまで達している行人は、現代ではほとんどいない。
法式通りには、禊ぎはできない世の中になっているのである。
だが、「天津祝詞」「太祝詞秘辞」を奉唱する「禊ぎ」は可能なのである。
わたしは、ひたすらこの神術を究めてゆく。「禊ぎ祓え」の道をきわめてゆく。
秘儀伝承
【天津祝詞と裏の禊ぎ(完結篇)】
◎「天の岩戸」事件の真相
先の大祓詞のなかでは、神々が「神集い(かむつどい)」し、「神議り(かむはかり)」を行なったことが記されている。
有名な「天の岩戸」の事件。天照皇大神が、天の岩戸にお隠れになった。そのことによって、世を照らす光は失われ暗黒の時代になってしまった。
天津神たちは協議して、諸々の神事を以て、この事件を解決し、天津罪・国津罪を「ハライ」やることを行った。スサノオノミコトの高天原(天上)追放である。
天の岩戸の事件の直接の原因は、神御衣を皇神に奉献する為に天照皇大神が織女(おりめ)に御機織(みはたおり)をさせていた。その御機屋にスサノオノミコトが「天の斑駒(天馬)」を皮剥ぎして逆さまに投げ入れた。驚いた織女が不都合な怪我によって死んでしまう。そのことに嘆いた大神がお隠れになってしまう。
要するに御機織を邪魔されたことが一番の原因なのである。では、機織りとは何なのであろうか?
それは「玉之緒」を整理することの比喩なのであり、玉之緒とは実は「たましひ」のことなので、霊的な秩序を正しく編んでいたということである。この機能をスサノオ尊は乱暴狼藉で破壊したということである。
◎天津祝詞祓清太祝詞秘辞とは?
古来、天津祝詞祓清太祝詞秘辞(あまつのりとのはらいきめのふとのりとごと)は、謎に包まれていた。あまたの神道学者や国学者が真相を解せんと論じてきた。いまだ統一見解はない。ただ、神社神道(神社本庁)は、本居宣長翁の説と同じで、大祓祝詞全体が秘辞だとするのにしたがっている。
この秘伝の祝詞は、天照皇大神が天の岩戸から出られたときに天津罪・国津罪を祓い清めるために寿言(ことほぎ)された御言葉であり、それは皇御親イザナギ大神が筑紫の日向で禊されたときに言われた詞でもある。
かつて大祓の際に、祝詞を司掌していたのは、中臣家であり、遠祖神は、天児屋根命であるから、この神とその子孫の家系が、この秘辞を管理していたのである。
この伝を知り得ている者は、謹んで正確に密用、お唱えしなければならない。
要するに通常の天津祝詞には、真伝を彷彿とさせる部分があり、平田篤胤大人が秘辞を「天津祝詞」だとしたのは、卓越した方だということを証明している。
であるから「天津祝詞」を普段から朗々とやってみなさい。さらにお滝の時、遠慮なしに大きな声で奉唱しなさい。
イザナギ大神・天照皇大神たちが、「たましひ」を整理されたときに(※つまり「禊ぎ祓い」したとき)祝われた御言葉だと、その宣説した際のお言葉に沿った祝詞だと認識してやってごらんなさい。
これ、表も裏も超えたところの「禊ぎ祓い」になります。
◎「禊ぎ祓え」の恩頼功徳を説く
最後に「大祓」の恩頼功徳を説こう。
「拾遺集」にこうある。
「みなづきに なごしのはらへ する人は ちとせの命 のふといふなり」
意味は、「六月晦日に、夏越(なごし)の大祓えをする人(の恩頼功徳)は、千歳にまで(およぶ寿命に)延寿するという」義である。
(※恩頼(みたまのふゆ)と読む)
「成仙する」「仙を得る」というのは、福寿(福徳と寿徳)が満ちているということでもある。
- 2013.08.10 Saturday
- 00:00
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