「癌の骨」の操法は整体自然法である!

  • 2014.08.28 Thursday
  • 10:58
「癌の骨」の操法は整体自然法である!



吾が会では、「癌の骨」ということに着目して研究を重ねている。

整体の自然法のなかには、「癌の骨 操法」を通じて癌の自然治癒を促すという方法がある。

現代医療の癌治療の最先端にマイクロRANやBNCTなどがあるのを読者はご存知だろうか。

マイクロRANというのは、初期の癌(悪性腫瘍)を血液検査で早期発見するという画期的なものである。発明家のエジソンは将来血液で種々の病気を診断できるという旨のことを云ったというが、まさしくその通りになってきている。かなりの種類の初期癌を早期で発見できるようになるのは時間の問題だと思う。

BNCTは、癌の治療法に関するもので、癌細胞の部分にホウ素を注入して、そこに中性子をぶつけるという方法で、これは放射線治療よりも危険が少ない。癌の放射線治療、たとえば喉頭癌などの場合でも、正常な細胞が、要するに被爆するわけであるから、見た目にも変異する場合がある。実際わたしもそのような病状の方のところにゆき(癌は施術の禁忌であってもご本人からの依頼を受けるわけだ)何度も目にしたことがある。これは見ているだけで辛いものである。

現代の医療の進歩はすばらしいものであり、知恵であることに間違いはない。しかし、もう少し早い時期に対処できないものか。人類と癌との戦いは、これからも続くのであろうが、検査法・治療法は確実に進歩しているのは事実である。




そういう医学的な進歩の中で、整体法とか各種の療術というのは、残ってゆく価値があるのだろうかと思う。あなたはそうは思わないか?

肩こりや腰が重いのを取ってあげる。これだけでも整体や指圧などが存立する理由は充分だとは思うものの、医学が担当していない、病名が付く遥か前の心身の変異を気づくことはできないものだろうか。いや、変異や異変に気付くだけでなく、自然の流れの中で是正してしまう、そういう整体の自然法はないものであろうか。

整体では「上手く風邪をひく」という。風邪は万病の元であるが、うまく対象して活用すれば、健康の元になる。

痛みも同じだ。痛みがあるというのは、良くなってゆく徴しだと考える。痛みはサインであり、身体が対処してくれている徴しだから、それを活用してゆく。たしかにそうなのだと思うし、実際体験している人も多いだろう。

だが、整体のそういう画期的な教えはあっても、操法というものが存在するのである。すべて自然に行われるのではなく、時として操法によって方向づける、人工的に最低限処置するということがある。

わたしの行なう療法は時に「痛み」がある。療術というのは昔のものだから「痛い」のである。しかし、整体になるとこの痛みを意図的につかう。ここが、整体自然法と療術の違いである。

どうのように使うのかというと、「自発」「自立」の一点を自然発生させるために「痛み」を使うのである。

「癌の骨」といわれる急処をもって操法する。このときにも「痛み」は必要であり、「暗示」を掛けて、「暗示」を解いてゆく。そういう作業を整体の自然法のなかで行う。

わたしの思っている「整体自然法」とはこのようなものである。心理療法も含んだこのような整体の自然法、操法の中に、未来の整体はあるとわたしは信じるものである。


お久しぶり〜 マレーガエリだじょ〜 おまえ整体自然法っていいネーミングだねぇー ところで秘蔵の猫シャツは秋のファッションだじょー

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川島整体 自然健康 癌骨整体法の講習会

  • 2014.08.18 Monday
  • 00:00

川島整体

自然健康 癌骨整体法の講習会

(締切り済み)


(お知らせ)

皆様お元気でお過ごしでしょうか。きっとご健勝のことと存じます。

さて、川島整体・自然健康 癌骨整体法の講習会のお知らせです。

川島整体における整体療法の柱は、今後「自然癌骨整体法」と「自然運動法」の実践になってまいります。


自然健康 癌骨整体法」というのは、「自然健康 癌骨療法」「自然癌骨整体法」「癌骨操法」「癌骨療法」等とも呼称します。(※込められた理念に基づき是く名づけました)

この療法の中には、整体法でいう輸気法や野中操法、柴田操法、その他操法の技法が取り入れてありますが、何と言っても「癌骨を正す」という方法が真ん中にあります。

また「癌骨」に関連した部位の操法も行ないます。

この方法の元は、整体操法の編揖者・創始者である故・野口晴哉氏の弟子の一人が生涯かけて研究した成果にあります。この方法はこの弟子の存命中には発表されず、野口氏もいずれ本にするとは言ったものの、そのまま逝去されました。

以来40年間、これを取り上げて追及している者は皆無だと思います。少なくとも一つの療法として銘打って実践しているグループは寡聞にして存じ上げません。

現在「癌骨」を観察工夫している実践者から数々の臨床報告をうけております。

わたくしは浅学非才の身ではありますが、整体操法や柴田操法、野中操法を研究してまいりましたのは、癌骨という急処をもってする整体法をどうしても社会に遺してゆきたいと念願してきたからであります。

現代医学はますます進歩し発展してゆくことでしょう。医学的な意味での整体というものは、非科学的なものとして体のケアというような方向性しか認められなくなる可能性がございます。

ですが人間には自分を復元する能力が死ぬまであると信ずるのです。

その復元力を賦活する方法が療術であり、かつての霊術でした。いまは洗練され整体法の体系として遺っておりますが、治療的な力は弱くなってきていると考えております。

たしかに人はいつか最期をむかえ、この世から消え鬼籍に入る。これを免れた人はおりません。そういう考えからすれば、生き方や生命・人生に対する自覚のほうが大切なのかもしれませんが、病的傾向を身体から捉えて、これを「一病息災」に変換して健康長寿を実現する。なるべく癌には罹らない。

そのような方法の一つとして、先人が遺した「癌骨」の教えを発展させ、現代社会・近未来の社会に付与したいと考えております。

井本整体における「リンパ体操」のような有益な体操も多々世の中にはあり、世の人々が様々な方法を「転ばぬ先の杖」として享受されんことを願ってやみません。

わたくしたちの活動もその一助になればと考えております。

本年を時機到来の機とみて、下記の要綱で川島整体「自然健康 癌骨整体法」の講習を行います。(※「癌骨」の講習は今回で二度目となり、前回にも益して充実した内容になります)


         記

平成26年8月31日(日)午前10時〜午後4時
(※時間変更される場合はあらかじめご連絡します)

〔定員〕10名(※締め切りました)

〔内容〕
1)「癌骨操法 その2」(※以前に講習した続編の操法)、その他
2)「特段伝授」(※僊佛に伝わる「神手技法」の秘中の秘を伝授)

〔参加費〕 8千円

〔お申込み〕
川島整体まで。
前回の参加者を優先します。
はじめての方は一度会って面接して参加の可否を判断させていただきます。


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庚申祭祝詞

  • 2014.08.17 Sunday
  • 00:00

庚申祭祝詞

掛巻も畏き猿田彦大神の大前を慎み畏み畏み白さく 高天ノ原に神留坐皇睦神漏岐神漏美の命を以て 皇御孫の命に豊葦原の水穂の国を安国と平けく所知食と言依し奉りて天の磐座を離ち天の八重雲を伊豆の千別に千別て天降し奉りし時天の八衢に迎奉りて 日向の高千穂の串觸峯に啓行奉り給ひ大神は神風の伊勢の狹長田五十鈴の川上に鎭り座て天照大御神を待受給ひ 諸の荒振邪神を拂却て 上は皇美麻の命を齋奉 下は青人艸を守惠みて導き誘ひ給はる神功を萬世の今に至迄 仰ぎ尊み奉るが故に今日の生日の足日の夕日の降おり五百枝賢木に木綿取垂神縄引延て是の小床を伊豆の眞屋と齋麻波利清めて由紀の御酒御饌種種の物を貯へて天甕和に齋許母里終夜仕奉らくを平に安に聞食て諸禍事を祓ひ給ひて 惟神直き正き大道に誘ひ導き座て太き雄雄しき功を立しめ給へと畏み畏みも称辞竟奉らくと白す



平成26年8月17日(日)は庚申日です。

六甲秘祝の大真呪を以て心身の邪気を祓ひ、天津祝詞・庚申祭祝詞等々を奏上し、さらに庚申秘詞を密用して神祇に感応する。

ここに挙げた祝詞は庚申祭の為の祝詞である。しかし乍ら、一般的な祝詞と言ってよいものである。

だが一般的なものとは言え、千里の道も一歩からという喩えの通り、完全なる真伝を得るには、積善修錬の努力が必要であるといえよう。

実際の庚申司命祭は、青真小童君少名彦那大神、大国主大神、産土大神等を始め天津七十二大司命神、国津三十九司命神、小司命八千七百諸神を齋き奉り、迦具土神、天香々背男神、磐長姫神、奥津彦、奥津姫神等の神々も必ず齋き奉る。伊弉諾大神はもちろんのこと太真西王母須勢理姫大神も当然齋き奉るものである。

当然のことながら、この庚申司命祭に際して奏上すべき特殊な祝詞がある。また各々信仰せる諸神も併祭するをよしとするのである。

大切なのは、「庚申祭」の真義を理解して、庚申日に司命の御祭を施行するということである。さすれば必ず神祇神僊の感応があるものです。

庚申の真義を知らずして「僊」を得た人などまずいないでしょう。いるとすれば途轍もない「大善業」を積んだ高徳者か、元々「神僊」だった人です。

先ず、庚申日には寝ずの行をすること。就寝するのであれば庚申秘詞ないし庚申呪をと唱ふること。

できれば「庚申桃板宝符」を謹製して所持するがよい。世に言う「虫の知らせ」は庚申に関与する神霊からのものなのである。霊能や敏感さがあればこういうことも自ずから分かるものである。


にゃーっ!またまたマレー猫NO3登場だじょ〜 しっぽだけが異様に長くて貧相じゃろ 日本じゃ子猫一匹で生きていけないがマレーでは大丈夫だじょ〜 マレーは猫の立場はいいからねー しっかり夜歯を磨いて庚申祭やれよー ババンババンバンバン♪あぁ〜ビバノンノン♪

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終戦記念日そして旧お盆送り火

  • 2014.08.16 Saturday
  • 00:00

終戦記念日そして旧お盆送り火

◎第69回終戦記念日


全国戦没者追悼式にご出席された天皇皇后両陛下

昨日8月15日(金)は第69回終戦記念日であった。

『本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。』

天皇陛下が
全国戦没者追悼式(武道館)で宣べられたお言葉です。

今年はTV番組などでも太平洋戦争を取り上げたものが多いように感じられます。

正午には全国各地で追悼の黙祷が捧げられたと思います。わたしも黙祷を捧げましたが、国民の一人として、二度と戦争が起きないように努力してゆく、そのような思いをあらたにしました。


◎旧盆の送り火・善行火に次どる

16日には、京都では五山の送り火がありますが、旧盆をおこなう地域では夕方に送り火を行ないます。

幽魂安鎮の詞に「善行火にやどる」とあります。



送り火の浄火は瞬時に燃焼し尽した

この言葉には幽玄な神秘の教えが込められております。逆に悪行は水にやどるのであります。ですからお盆の時には水に入るのを忌みます。

幽魂の安鎮には、秘詞・水・榊・人型その他の物実(ものざね)を用います。

火は上昇する気体なので、たましい(幽魂)の本体は「送り火」に同化して元座に還着します。「霊」と書いて「ひ」と読み、「ひ」は「火」に通じます。こうして幽魂の本体は元に帰します。

しかし、前回の7月の新盆と同じく「送り火」の浄火は、あっという間に燃え上がってしまいました。まるで白土三平の忍者が消えるときのように・・・。おみたまがさっさと元座に還着したかのような感じでしたね。繰り返し、浄火の秘詞と撥遣の神言を念唱して産土別持の大神に祈りました。

また付着せる「魄」は水に宿らせ流してしまいます。「魄」にそっくりの物実(ものざね)を用いて、感応せしめて水・榊をもって儀式を執行致します。こうして「幽魂調形霊法」の秘術は盂蘭盆の期間中おこなわれ、祖霊祭祀は万事怠りなく行満致しました。


オマル猫だじょ〜 久々だにゃ〜 明日は庚申だね〜 佛僊も庚申は必要だって先生が言ってたじょー まず一年は庚申をやらないとね 三年やれば上々だにゃー よく「虫の知らせ」とかいうでしょ〜 たいてい真の意味も知らずに使っているんだね〜 言葉の意味が分からなくなっているじょー  どんどん日本人が日本人でなくなっているという証しだね〜

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旧盂蘭盆会【心静かに祖霊の冥福を祈る】

  • 2014.08.13 Wednesday
  • 00:00
旧盂蘭盆会【心静かに祖霊の冥福を祈る】

 
旧の盂蘭盆会の供養棚と迎え火の浄火
真ん中には「三界萬霊之牌」を安置する


◎追善ということ

8月13日(水)〜16日(土)は、旧のお盆(盂蘭盆会)です。

この期間は、心静かに祖霊や所縁の霊位の御霊をご供養・祭祀することが最もよいことです。ありがたいことに春・秋のお彼岸、お盆(新・旧)、各霊位のご命日、そして「幽政の秘機」と、年に何回もの追善供養・積善廻向の機会があります。

これが日本の霊的遺風というものであります。
戦後生まれの団塊の世代、その後の世代、東京オリンピック世代、さらにそれらの世代の子孫たち・・・。日本人の霊的遺風を遵守することは増々困難で継承が危ぶまれていると思います。追福・追善などという語自体が死後になってしまっている。

仏壇、御位牌、墓石などそれは単なる物ではありません。長い間のなかで培われた先人の知恵です。ですからこれらを巡ってまったく不思議なことが起きるのです。

まずは老いも若きも、産土神社にお詣りすることです。霊学・霊術の端緒というか守護の御神霊は産土神なのです。ですから、お通夜・ご葬儀など参列する時には、産土社に参詣するか少なくとも故人の霊魂の導きを産土神に祈念しなければならないわけです。

そのご神気を頂いて、そのご神気をもって祭祀ご供養する。ここに祖霊安鎮、祖霊追善供養の秘訣があるということです。

わたしは15歳の時から、死者のご供養に興味をもち、様々な遍歴の中で一貫して追求してきました。上記の秘訣がその結論の一つです。ですから、この点を押さえれば、特定の団体や方法によらずとも祖霊への追善はできるものなのです。
(※ただし、産霊(むすび)、いわゆる念の力の使い方は習熟が必要で、ここが初心と巳達の違いになるわけです。)

キリスト教などよりも死者供養に関しては、仏教や道教、神道などのほうが状況に応じた方法があるということです。

本日13日からは個別の御霊(みたま)の安鎮神法施行を致します。申込者の方は、郵送した「安鎮折型」でもってご供養し、当方は特殊な人型を作り「霊魂調形法」で神気感応に導きます。やはり追善供養は、個々別々のお名前を記して行なうのがよろしいのです。


◎善きたましいの人々へ

人が生きてゆくうえでは様々な環境があり、実際さまざまな人がおります。

現代のような時代では、むかしでは考えもつかないような犯罪や事件が起きてくるわけです。わたくしたちの先輩や先人たちからすれば、まったく理解不能の事態が起こっていると言わざるを得ません。

猟奇的な事件やストーカーその他の犯罪など取り巻く環境は苛烈さを増しております。
各人が気を配り気をつけて対処してゆくことしかないのでしょう。警察が介入するのは事件になってからですから遅い場合だってあるのです。

こんなシビアな時代ですが、わたしのもとには真剣に道を求め、共に研鑽する少なからざる仲間たちがおります。この方々とは一生のお付き合い、いわば「刎頚の友」であります。

このような方々と研鑽しあい、現場で人さまのお役にたつ。内容は、指圧の施術であろうが、整体であろうが、お話であろうが、その方の人生に善きものが与えられるのなら何でも良いわけです。

最近七夕・旧七夕もおわり、この方法をお教えした方々の人数を数えてみました。するとゆうに500名を越えていました。わたしとしては生涯で1000名の方々にこの有益な方法を直接お伝えしたいと念願しておりましたので、半数にまで到達したわけです。

昨日もご来院の方にこの方法を伝え、見る見る顔が明るくなり輝きました。出会った意味があったわけです。善き心の持ち主も沢山いるのです。

わたしの元に来て学ぶ方のなかに、患者さんを「笑い顔」にしてゆくのを第一の願いとしている篤信の整体療術師がおります。わたしたちは「皆さんに笑い顔になっていただく」、このような事を以て、療術(霊術)実践の大願としております。

出会いにはさまざまありますが、すべては因縁因果です。縁があるということは、前世に於いての関係性があったわけです。そこをどのように考えるのか?これは禅問答に匹敵する至難の提唱です。

それは心の中でいつも自分が笑っていることです。二元論に陥らず、すべて自分の顕現と悟って、それはまるで自分の首飾りの如きものであると知り、ただひたすらに彼岸の彼方に歩むことです。三界を遊ぶ、これを「神遊」というのです。

8月31日の講習会もすでに申し込みがあり、秋からはまた寒行にむけ、様々な霊地で精進してゆきます。志のある皆さんと共にひたすら「魂を磨いてゆく」、つまらない小事には拘泥せず、有益な行事をどんどんこなしてゆく。

「吾れことにおいて後悔せず 吾れ小事には拘泥せず 諸人に光と笑いを与ふる也」
自彊不息にして、固く且つ柔らかに在るものなり。訶々大笑


久々の登場じゃろー 光があって影がある、だからこの世はおもしろい   その辺の石ころ 路傍の小石もなんかのお役があるのだじょ〜 「ジェルソミーナ」がそう言ってましたー 小石はザンパノでまるで犬みたいな感じだったじょ〜

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無断引用の場合、法的措置を取ることもあります。

 

改訂版 旧盂蘭盆会と幽魂調形霊法の秘術

  • 2014.08.11 Monday
  • 00:00
改訂版

【旧盂蘭盆会と幽魂調形霊法の秘術】



旧盂蘭盆会にあたって「天御柱」の伝に則り、本日「みそそぎ秘法」を修した。繰り返し入滝して「〇〇偈+祈願秘詞」「天地秘印」など用いて祈願した。渾身の気合はすでに祈願を実現に導いてしまっている。「ウーームㇺㇺ すでに成った」。

◎幽魂調形霊法の秘術

幽魂調形霊法の秘術とは霊魂安鎮の神法としては最高峰のものである。

もちろん「幽魂安鎮秘詞全伝」を受けていることが前提ではあるが、この法は盂蘭盆との関わりがある。

どういう法なのかというと、霊魂(魄霊)をある法式によって感応せしむるのである。物理的な現象を伴って霊的状態をしめすわけである。

先祖の魄霊を或る特殊な神籬に依らしめて物理的反応を示現するのである。

申し込まれた方は祖霊および関連の霊位を「折型」でもって、旧盂蘭盆の期間にご供養していただきます。

当方で人型を謹製し、上掲の古神術でもって、川島金山が冥罪過消滅の祈念を懈怠なく、期間中 修法を行ないます。

安鎮折型の申し込みは10日(日)をもって無事終了しました。
お申込みになった方々には「安鎮折型」を本日発送致しました。
※尚、今回初めてご連絡頂いた申込者でメール送信がどうしても不通になる方がおり、
 申込み受付を発送到着をもってかえさせていただきました。その方にはご案内を同封
 致しました。



◎時代の希求に沿った整体療法と霊術(療術)の講習

今月8月31日(日)に療術としての整体療法の講習を行います。

これは時代にかなった整体法であり、驚くべき内容のものです。前回にも講習しましたが、今回はさらに詳しい続編です。

当会では単なる整体療法の講習だけでなく、療術(霊術)の復権も企図しておりますので、特別に神手秘術の技法も伝授します。これは実際の現場で使える手技です。これだけ知っただけでも充分もとは取れてしまいます。

この訓練法と共にやり方を教授致します。
これは佛僊系統の法であり霊法・霊術の施術法としては非常に優れています。

また将来伝授する霊術最高秘伝「ふつそくまの御霊法」の前提を為すものです。
(※どのような法であるのか等、詳しいことは伝法授受者にのみ一切合切お伝えします)

詳しいご案内は先ず個別に。公募は8月20日過ぎに行います。
いままで参加してきた方々が優先となります。
会ったことなく、一緒に修行・講習などしたことのない方は、法の一切を伝授しません。
しかし会長が特に認めたものは参加許可となることもあります。


※このブログの引用は自由ですが必ず著者の承諾を得ること。
 勝手に引用・借用をした場合、法的な措置を取り賠償していただきます。



にゃ〜 やせっぽちじゃろー おまえまたまた世にも奇妙な術を出してきたな〜 マレー猫NO3の尻尾みたいに不思議な感じなのかにゃ〜 しかしまだまだ暑いにゃ〜


 

改定版 霊魂安鎮のこと【旧盆での折型の活用法】

  • 2014.08.08 Friday
  • 12:00

改訂版 霊魂安鎮のこと

【旧盆での折型の活用法】


霊魂安鎮の折型を密用する

◎祖霊のみたまの安鎮をおこなう

霊魂の安鎮といっても、通常は吾が身にまつわるご先祖・祖霊から安鎮供養をおこなうものである。

祖霊には徳の高い方もおられるが、三悪道に堕ちて苦しんでいる方もおられよう。子孫に祟るのではなく、苦患(くげん)にあえぎ存在が儘ならないから有縁の子孫に助けを求めてくる、そのような実例を案外見かけるものである。

神僊の教えには「過去七代の祖霊の冥罪過をなくさなくてはならぬ」というものがある。

七代まで遡ったら途轍もない人数になってしまう。この一事だけみても、そうは簡単に「僊」など得られないのである。

そのうえ順序正しく修道して、必要なご霊符やご神宝など受け伝えていなければならない。余程の僊縁がなければ成就することは難しい。


◎『佛僊神道』の真義

わたしがあえて「佛僊眞道」を標榜する由縁は、先祖供養の法は佛法によるからである。神法は全ての霊魂に対応するものなのである。

日本の仏教の法式は、純粋な仏教というのではなく、唐土の道教の影響を免れていない。位牌・墓石をつくる様式は道教からの由縁である。

「佛僊眞道」の眞道とは「神道」のことであり、佛僊の方法も取り入れて「僊」を目指すということである。

禅僧の白隠禅師は佛僊であり多くの「成僊」の法を遺した。佛法には「生きとし生けるものを救う」という大慈悲の建前あるゆえに、凡夫をして「仙」たらしむる法があるのである。

「軟酥の法」「内観の法」「延命十句観音経の提唱」これらは「仙術」である。仙術であるがホトケの悟りも得られるものなのである。実地にやってごらんなさい、その真実がよくわかる筈である。

ともあれ祖霊霊魂の御供養に、佛法も神法もありはしない。その境涯の苦患から逃れさせてあげればよいのである。

そういう意味では11月のはじめは重要な期間であるが、お彼岸やお盆、ご命日は霊界の規則により、よくご供養が届くものなのである。


◎日本の霊的遺風すら知らない若造たち

霊術とか整体に凝るのもいいけれど、自分の先祖くらいはきちんとご供養しないといけません。この頃の若造は屁理屈ばかりでお墓詣りの仕方すら知らない不届きものがいる。

知ったかぶりの整体の知識や霊術云々ふりまわしてもダメですね。日本の霊的遺風すらできない人間に大成なんかありはしないのです。ほんとうの整体操法なんてできはしません。それが証拠に全然効果がありません。自分で言うほどの効果なんてないのです。

整体の仕事を「おまんま食べる為」とか言う愚かな小僧もいますが、整体法の創始者・野口先聖も二代目も草葉の陰で哀しんでいますよ。飯の種にするなんていう姑息なことを言っているから、いつまでたってもこじんまりして魅力がないのです。

もっともそういうのは若者たちだけではない。戦後派の団塊の世代なんかもどうしようもない連中です。ことごとく反日本人が多い。仏事も知らないアメリカかぶれの馬鹿も多い。すべて戦争に負けたこと、その後のエセ民主主義教育が原因している。

しかし、旧日本軍の跋扈せる世の中がよいのかというとそうではない。わたしは日本の成熟はこれからだと思い、老いも若きも同志たる人との交流は歓迎している。

旧盆は8月13日(水)〜16日(土)です。今回は一体一体「折型」を密用してご供養したいと思います。自分で作るという方はそれで結構です。

当方に「折型作成」ご希望の方はメールでご連絡を。
締め切りは8月10日です。必ず住所・氏名など添えてください。
・「折型」は10体一組です。
・祖霊の名前もお知らせください(こちらでもご供養させていただきます)。
・「折型」は郵送します。


マレー猫NO3だにゃ〜 あたちのしっぽ見ろや 長いだろにゃ〜 ネコは先祖ネコ供養できないから人間がうらやましいにゃ〜 でも人間は猫缶(猫餌の缶詰)を堪能できんじゃろー
 

巨匠・野口裕介氏逝く(その2)

  • 2014.08.07 Thursday
  • 00:00

巨匠・野口裕介氏逝く(その2)


指導中の野口裕介氏

◎狛江のご自宅で御葬儀が行なわれる

8月6日(水)月の光が冴える中 涼しい風が吹き抜ける中、整体協会の宗家2代目のロイ先生(野口裕介氏)の御葬儀・お通夜がしめやかに行われた。

御葬儀は神式であり、立派な屋内にはご家族親戚縁者が座し、神職が玉串を修祓しつつ祭儀が執り行われた。ご親族ご一同は突然の訃報に沈痛の面持であった。



狛江の野口家入口(お通夜が終わる直前)

来場者は500〜600人ほどであったか。ほとんど整体協会の会員である。

わたしは裕介氏から整体操法の教えを受けたことはない。しかし「気合の型」や「活元会」のなかで呼吸の仕方など有益な教えをうけた。そのいくつかは大いに役立ち、わたしは自家薬篭中のものにしている。

内弟子になり日頃から接していた人は幸いであり、その気になれば相当な事を自分のものにすることができたでしょう。しかし、初代も二代目もいまはこの世にいない。



御会葬御礼の表紙

◎孤高清冽の人

御会葬御礼には次のようなことが書いてあった。
「故 野口裕介は八月三日早朝 永眠致しました
 父 晴哉の跡を継ぎ 孤高清冽な生涯を送りました
 生前故人を支えて下さった多くの方々に衷心より
 感謝申し上げます」

喪主は野口家ご長男の野口裕哉氏。

ロイ先生という方は「孤高清冽」な方であったのでしょう。曲げない、改革を受け付けない、そういうところがあったのでしょう。

会場でいくつかの声や出来事があった。次に三つだけ記すことにします。

(1)子供連れのお母さんが、故人神拝をおえて会場を去る時に、
  「先生にきちんとご挨拶できた」と子供に聞いていた。

(2)「先生は亡くなることは分かっていたんだわね」・・・
   すでに伝説が生まれていました。

(3)故人神拝の後、「先生〜っ」とむせび泣く女性がいた。
   よほどやさしく接してもらっていたのでしょう。

人間死んでから価値が分かると言いますが、まさしくそうですね。


◎あえて問うものである

だが、わたしはあえて問うのである。

初代野口先聖にあれだけの力がありながら、二代目がこれだけ清冽だったのに、なぜ野口整体は世の中に広まらないのか?

いや最近の月刊全生を見る限り、入会会員の激減は宗家のあり方に問題があるのではないかということである。清冽もいいし、家の出が良好なのもよい。

この家系には何かの問題があるんじゃないのか、そう思い至る。
すると出てくるのが、初代野口氏の家と昭子夫人の家系である近衛家との天地ほどの格差の問題である。

次に浮かぶのが、晴哉氏と昭子氏の長男出産、離婚、結婚入籍の顛末である。

さらに初代野口先生が野口家の二男であったという点。
(野口晴哉氏の元の名は金次郎である)

そういうことも含めて狛江の御葬儀の偶然に乗じて家相を観た。
いちじるしい「後継に難の生ずる相」が出ている。驚きました。

さらに驚いたのが葬儀中の野口晴胤氏の様相。
体をクネクネ、ゆらゆらしながら鋭い目で参列者を凝視している。この動きは非常に奇妙でした。同時に葬儀に参加する者として無礼です。霊学修道者のわたしが霊崇秘伝で看破したところでは、あれは憑霊している者の相・所作です。

礼拝の節には、二代目が眠る祭壇にむけ、霊魂安鎮秘詞の一部を繰り返し微音で念唱しました。

野口整体が世界に広がりをみせる為には、相応のことをしないと実現できないと感じました。

孤高のお公家さんが居なくなったということは、これから改革がなされるということを意味します。その改革にお通夜に参列していた方々がついてゆけるとは到底思いませんが・・・。これから問題が多く出てくることでしょう。

ですが旧七夕(8月2日)に書いたわたしの記事、その中で野口晴哉先聖の「ウーム大丈夫」をあげました。大切なのはそれです。

あらためまして野口裕介氏のご冥福をお祈り申し上げます。
野口先生お疲れ様でした。


(追記)※生前お世話になった先生のご逝去に際し、遠くからご冥福をお祈りしますなんてことをいう人間は恩知らずの者と言うべきです。お世話になったのなら口先で言っているんではなく、お香典持参して、堂々とお別れをする、ご挨拶する。こういうところに人間の価値があるのです。そういうことすらできない人間が整体だの手技だと言ってもダメ。肝っ玉・根性があるならそのくらいできるだろう。

 

巨匠・野口裕介氏逝く

  • 2014.08.05 Tuesday
  • 13:25

 巨匠・野口裕介氏逝く

◎整体協会の巨匠が逝く


在りし日の野口裕介氏

昨日、整体協会事情通の人からメールが届いた。整体協会本部講師にして、常任理事の野口裕介氏が平成26年8月3日(月)に逝去されたという。

だが、何の裏付けもないのに真に受けることはできないので、わたしは本部に問い合わせをした。というのも8月16日の活元会に出席する予定で開講の状況を聞くつもりでいたからだ。偶然に重なったわけだ。

本部の職員は野口裕介氏が逝去されたこと、お通夜・告別式などについて教えてくれた。

整体界の巨匠中の巨匠が若くして逝ってしまわれたのは事実だった。享年62歳である。

今年の3月16日に瀬田の本部で行われた「活元会」に参加して心から良かったと思う。塩川大瀧での禊ぎのあとに参加して、実に清々しく活元運動をしたことを憶えている。

この6〜7年で野口整体を取り巻く環境も大きく変わったと思う。何と言っても初代野口氏の優秀な直弟子の多くがこの世を去った。(※これという方はすでにごく少数である)

今回の2代目逝去は、整体協会や整体界に大きな変化をもたらすことであろう。

だが、時代が後戻りすることはなく、野口晴哉氏の活動当時の力強さが整体協会に復活することはないと思う。たとえ初代のお孫さんである晴胤氏が三代目として活動したとしても、霊術を元にした整体操法本来の力を取り戻すことはできないのである。


8/6(水)お通夜18:00〜19:00
8/7(木)告別式10:00〜11:30
式場は狛江の御自宅(東京都狛江市元和泉2-14-3)
詳細は整体協会本部にお問い合わせを。
ご縁の深かった方はお別れのご挨拶くらいはゆくべきでしょう。


◎今後とむかしの記事

整体協会で毎月開いている16日の「活元会」の存続は白紙のようです。

こうなると身体教育研究所の野口裕之氏(野口晴哉氏の二男)が兼務するしかないのであろうか。通称ダン先生。

このダン先生が本部の「活元会」に於いて指導していただきたいと思う。それによって大きな変化があると思うからだ。

整体協会が公益社団法人になり、いままさに次世代へのバトンタッチが大切な時なのに・・・若くしてご逝去。



野口裕介氏の逝去を知った翌日の今日、わたしは自分の治療院でなにげなく、むかしの「月刊全生」を手にとってみた。それは昭和51年9月1日発行の第151号で、ページを繰ってみると『野口晴哉先生 整体協会葬』という記事があった。


野口晴哉先生 整体協会葬の模様

昭和51年6月23日に野口晴哉氏は逝去した。偶然にもその特集記事の「月刊全生」を手にした。

読んでみると様々な立場の方が思い思いの投稿をされている。むかし野口晴哉氏の彼女だった人の文章や弟子のものもある。ご紹介したいのだが、どうも今日はその気力が出てこない。


◎無責任という責任の取り方

整口裕介氏の父親は野口晴哉氏。母親は野口昭子氏であり、昭子氏の実父は故・近衛文麿である。
裕介氏は三男であるが、血のつながりとしては二男であるということを言う人もいる。というのは初代野口氏は昭子氏と入籍するはるか前に長男ができていたからであり、そのときはまだ昭子さんが島津家に籍があったからとか、初代野口氏がまだ前妻と籍が入っていたからとか、言われることに起因している。

「五分間自叙伝」というものを初代野口氏は書いており、その中で前妻と円満離婚みたいなことが書いてあったと思うが、当時を知る人の話しでは相当大変だったようである。正式に結婚し籍も入れていない上にお互いに配偶者がいて付き合っていた。言わば不貞の男女のいとなみによって子供ができたのであるから。当時ではこんなことは許されません。

野口裕介氏の葬儀の喪主は長男の野口裕哉氏であり、その息子の晴胤氏は三代目の最右翼候補だが、初代野口氏の若い頃の顔によく似ている。したがって諸説紛々あるが一つの答えは憶測できるものと思う。

こういうことをわたしが書くのには由縁がある。そのことは明日の記事に書く。


故 近衛文麿氏

したがって裕介氏の母方の御祖父は戦前の内閣総理大臣であった故・近衛文麿氏であり、親戚に現整体協会・現会長にして元総理大臣であった細川護煕氏がいる。


細川護煕元総理

お三方の共通性は「無責任という責任の取り方」「お公家さんお大名」というところだと思う。

あまり下々のことには関心がないのである。

初代の野口先生は「体癖は血よりも濃い」と言ったが、ほんとうであろうか?

この三方をみるかぎりDNAの力、血のほうが優勢ではないのですかね?
だって顔や姿かたちだけでなく、あり方までもが何だか似ていると思うからです。
そういう家系(まけ)だということです。

「投げ出す」「中途半端」是れのどこが「全生」なんでしょうか?

残された崇拝者たちは、62歳ではあるが全生したとか、色々言い出す。
長寿とは何歳なのかとか、屁理屈を言い出す。野口整体支持の若造は屁理屈ばかりなのです。
ものを知らないからこういうことを言い出す。日本人ではなくってきている証拠です。
連中は、アメリカ人なんでしょうか、朝鮮人なんでしょうか?

長寿というのは、70歳古希(古来希なり)、77歳喜寿ということでしょう。
日本人なら長寿が何歳からなのか分かる筈でしょう。そんなことも分からないんだから小僧・小娘の野口整体支持者はダメだと言うんです。だから、あんたらは「朝鮮人ではないのか」と言いたくなるのです。


裕介氏の半ば定められた人生を鑑みて、それが「全生」というんでしょうか?
ロンドン五輪の女子卓球団体で銅メダル獲得した福原愛ちゃんと重なる感じがしますけど。
わたしならそんな限定された背負わされた人生などご免蒙るね。
とてもそんな押しつけの環境で、生命なんか全うできませんから。

しかし、そういう事とは別に、いろいろな整体の知識を与えてくださったことに感謝し、心から合掌させていただきたいと思ふ。ご冥福をお祈りします。

 

旧の七夕祭【読者のあなたに贈る金言】

  • 2014.08.02 Saturday
  • 11:30

【読者のあなたに贈る金言】


今年も旧七夕を祝う

本日、8月2日(土)は「旧七夕」であります。

恒例にしたがい旧暦の七夕にもお祭りを行なうわけです。

太陽暦の7月7日には「七夕に願いをかけ」、「七夕みそぎ」を行じて、罪・咎と共に願望を清水に流しました。

皆さんは「祈り残し」「願残し」は無かったでしょうか?

願いをかけるには、自分の願いを明確にして、さらにそれを「空想」するのです。心を遊ばせる。
そして思いを込めて言葉に出す。
次に気を込めて筆で紙に記す。
最後にすべて思いを出し切って忘れてしまう。

こうやって願掛けすると不思議に願いが叶うのです。

では、ここで特別に更なる高等テクニックを伝授しましょう。

今から「七夕を行う」とか「短冊を書く」とか所作の進行を声に出したり、願い事を声に出したりする時に、自分の出す音声に対して「耳振り立てて」集中することです。

天津祝詞の一句に「耳振り立てて」とありますが、まさにそれです。

自分が言うのではなく、宇宙の太玄霊たる大神(天御中主太神)より一霊を享けている、小天御中主命である自分を通じて大神が詔(みことのり)を発しておるのだと、吾が心に決定(けつじょう)するのです。

その音声に心を集中するのです。この方法は「自己催眠・自己暗示」の効果を倍するものです。また、この手法は「言霊法」「音霊法」に通ずるものであります。

今日は整体法創始者にして隠れたる霊術の巨匠・野口晴哉氏の金言を読者にプレゼントしようと思う。もっとも整体協会に所属している人は「月刊全生」は毎月送られてくるから必要ないかもしれないが・・・。

さて、昭和25年の野口氏(初代)の金言である。


『ウーム大丈夫』 野口晴哉

『心に拠りどころがないということは人を不安にし、頼るべからざるものにまでしがみつく原因である。殊に最近の金詰まり、徴税恐慌の時代になっては何人も安心して生きている訳にはゆかない。洪水、火事、台風、そういうものも次から次へと来る。
心を余程しっかり保っていないと、心が風に吹かれ、水に浸され、火で燃えてしまう。心の中に「ウーム大丈夫」をおけば、その心は火に焼けず、水に溺れず、風に動じない。不景気も税金も冒すことができない。多くの人の心から「ウーム大丈夫」が去って、ナアニ大丈夫というような根のない空想への逃避や、マア大丈夫だろうという僥倖(ぎょうこう)頼りしかない今日になっては、心の中に「ウーム大丈夫」という中心をおく必要があること明瞭である。
「ウーム大丈夫」とは下腹に息を吸い込んで丹田を満たして大丈夫と念唱することである。これを繰り返していると、何事かに出会うと腹の中から「ウーム大丈夫」と力強い言葉が湧いて来る。こうなれば何でもできる。どんなことが起こっても不安はない。どんなことであっても一番悪いのは絶望と不安と焦燥であって、中でも絶望は死への道である。明るい太陽の光までが灰色になってしまう。貧も病も辛いものには相違ないが、絶望ほどに人を痛めない。失敗も煩悶も、絶望がなければ人を活かす道となる。正坐し、腹へウームと息を吸い込んで、丹田の気力を満たして大丈夫と念唱しよう。
腹の中に大丈夫を容れて、心を静かに乱さず生くることが全生の道である。大丈夫とは正を踏んで懼れず、義を見て退かず、愛に溺れず、欲に迷わず、天下の広居にあって天下大道を行なう。浩然の気もこの裡にあり、綽々(しゃくしゃく)たる余裕もこの裡より生じ、泰山の動かざる信も又この裡にある。大丈夫とは不安なく悔いなく、希望の輝ける、理想の啓(ひら)かるる、伸び進んで止まらざる人の心を言うのである。

それ故迷うことある時、悩むことある時、苦しい時、乏しい時、虚なる時、不運なる時、「ウーム大丈夫」と腹の中で念唱してみよ。忽ち迷い去り、悩み去り、苦去り、貧去り、虚去り、安心と希望と財福と健康が訪れる。大丈夫の腹にある時は心を乱すものは何ものも近づかない。天変地異も、虎狼(ころう)も矢弾(やだん)も、不幸も欠損も心に入らない。
何故かと言うと心は雰囲気を造り、雰囲気は物理的な力となってそれのもつはたらきを発揮する。繁盛の雰囲気は繁盛を造ろうし、愉快な雰囲気は愉快な人を多くする。念ずれば現じ、思えば在る。人間は自分の境涯を支配している。境涯とはその思考の反映に他ならない。その思う如き人生に人は生きている。

「ウーム大丈夫」と唱えよう。念じよう。腹の中から自ずからこの声が湧きおこるまで。病んでいるひとも悩んでいる人も、貧しい人も又富んだ人も、丈夫な人も皆、腹の底まで息を一杯に吸い込んで、「ウーム大丈夫」と唱えよう。
今の日本で必要なものは金でも物でも人でもない。知恵でも、知識でも、欲望でもない。「ウーム大丈夫」これだけだ。この欠乏が今日の如く人を不安にし、世の中を騒がしくしている。
「ウーム大丈夫」この心に生くる者は必ず幸せになる。豊かになる。丈夫になる、元気になる。迷うことはない。たったの一言でもよい。「ウーム大丈夫」と唱えて見よ。忽ち世界は暗より明に転ずるであろう。』
(昭和25年12月)


如何であろうか。この文章は敗戦後5年目に書かれたものである。この時代の不安といま時代の不安は違うかもしれない。しかし、行く先の見えない不安、失った希望、生き難さは、いつの時代も同じだと思う。

先般NHKで「男性が生きてゆくのがつらい」という統計を元にした番組が放送されていた。

周囲が都合よくゆく、ひたすら合わせて生きてゆく、こういうことをやめてみてはどうですか?自らの裡の力に依るのです。

気を充実させる、腹に気を満たして、気合をかけてごらん、野口先生の云う雰囲気というか、おかし難い霊光(オーラ)が出てきます。そして霊衣を纏ったようになります。静かにその霊光・霊衣をまとうて在るのです。

周囲に僥倖を頼んではいけない、都合のよい逃避を空想してはいけない。先ずは腹に息を吸って「ウーム大丈夫」とやるのです。とにかくやる。

病んでいる人、悩んでいる人は、原因は自分の裡にあるんだと悟って、七夕の願掛けをやってごらんなさい。腹に気を満たして「ウーム大丈夫」とおやりなさい。

吾が会の気合法は、野口先聖における「全生思想」ような理解のもとに実践し、自ら立つことを自然に成し遂げる、この点を根本理念として指導している。

マレー猫NO2だにゃ〜 マレーはイスラム教徒が多いんだが預言者ムハンマドは猫好きだったから、猫を可愛がると幸運になるんだじょー お猫さまと云いなさいよ〜 「ウームねこ大丈夫」だじょ

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