薬師佛の法(2)【三宝の力で宿命転換する】
- 2014.11.30 Sunday
- 00:00
【三宝の力で宿命転換する】
薬師・薬王菩薩尊像(250年前の作)
◎三宝とは何か?
三宝というのは仏教用語である。すなわち「仏・法・僧」のことだ。
仏というのはホトケ様でありご本尊の事。仏教はお釈迦様が説いたものであるから本尊は釈迦如来である筈だが、釈迦没後にいろいろな信仰や民族の教えなどが融合して、沢山の佛菩薩が出現した。
法とは、仏教の教えの事である。お経や論書などもこの中に入る。
僧とは「僧伽(サンガ)」のことであり、師僧を中心とした衆僧である。実際に仏教の修行をし教えを保つのは僧侶であり、在家者はこのサンガ(福田)に供養をして功徳を頂くのが唯一の方法なのである。南方の仏教ではこれを千年以上にわたり遵守している。
だが、わたしのいう三宝はこれとは違うものである。
◎三宝=「神・佛・祖霊」である!
宿命転換を教えられる御神霊によって明らかになったのが、「神・佛・祖霊」という三宝である。
世の中に埋もれし神様・佛さま・ご先祖様を世に明らかにして、そのお徳を頂き(自分のものとし)、運命・宿命転換を図る。
自分の知らなかったことが分かったり、聞いていた逸話のほんとうの意味が判然としてくるなど、御霊験(みたまのふゆ)はさまざまである。
わたしは『15歳〜16歳頃から一心に、宿命の転換ということを求めた』と昨日の記事で書いたけれども、上記の方法をつかんだということである。
◎禊ぎの真法を述べる
繰り返しになるが、自分に強い家の因縁が作用していると思う人は、今生で幸せになる為に宿命の転換を図らなければならない。
実は霊的な系統があるので、誰でもが出来るとは限らないのだと思う。唯一の方法などは存在しないと言ってよい。
だが、宿命転換の秘術を理解して、その上で禊・祓えを実践するのであれば、その禊ぎは「真のミソギ」になると思う。
外の禊の真髄は「寒行」であり、内のミソギの神髄は「断食行」ということになる。
(※デブの身体にたまった脂肪と肉は、業(カルマ)の物資的表現だと言っても過言ではない。)
また「思考(頭)の禊ぎ」は「聖黙」によって為される。
(※「思考の禊ぎ」は今回はじめて公開するものである。凡夫はあれこれ無用の雑念雑事におわれる。思考と心を無にすること。これには寒行(滝行)と断食が一番である。しかし静かに行うことが大切で気合を掛けても荒行になってはいけない。禊は「霊灌ぎ(みそそぎ)」であり、宇宙の太霊から「霊が注がれる」のが真の禊なのである。「聖黙(せいもく)」は「聖なる沈黙」でありこれによって実現できるものである。)
これらわたしの掴んできた方法・法術は、この世に於いて貴重なものである。おそらくこのような教えの一連を世の中に遺さねばならないのであろう。
だが、今は時代も大きく変わり、今後もさらに多様化し物凄い速度で変化し続けるであろう。50年先100年先どころではない。10年20年先ですらどうなっているのか分からない。
わたしは教えを霊術オタクの玩具にするつもりはない。今とこれからの人々にどう役立てるかを考える。道具は使えなければ、使わなければ意味がないのだ。時代の変化が苛烈な中、活きたものにする作業は困難というべきだと思う。
本や資料を残せば良いというものではない。大切なのは人である。法は人によってのみ保持されるものである。
薬師さんはどうなったんだ! 薬王菩薩と薬上菩薩って「法華経」に出てくる菩薩じゃろ〜 そうか!分かった! 龍口寺で「ぼたもち」が顔面に当たって悟ったことのなかに薬王菩薩の教えが入っていたんだにゃー
(追;川島より・・・トンガリはいいところに気がついたね。顔面にくらった宗祖の散杖、開祖の痛棒の一撃に、多くの教えが込められていた。後からいろいろなことが現出してくる。そういうのが悟りの一撃というものなんだよ)
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