密教【摩訶般若波羅蜜多心経の大功徳(68)】
- 2019.10.31 Thursday
- 08:00
密教【摩訶般若波羅蜜多心経の大功徳(68)】
≡ 大司命節期間の出来事❿ ≡
◎大司命節に祖霊の感格を味わう!
大節期間には、祖霊の感格を味わうという事象もある。
これはまったく不思議な話である。
私の祖父は次男だったので、墓所は祖父・祖母の納骨から始まっている。
本家は千葉の方にあるが、長男の家系はすでに女系になり、川島姓を名乗るのは
私の家系だけである。
私の家系のほうではなんとか男系が残っているから、あと数十年は川島姓の家系は
残るであろう。今はそんな事を言っている時代ではないわけではあるが……。
そういうことで、ご先祖を供養するのに全ての御霊をおまつりはできないが、
墓所とお仏壇(御霊舎)を接合点として、祖霊のご供養をする。
易経の「積善の家には必ず余慶あり、積不善の家には必ず余殃あり」とは
事実であって、仏教を少し齧ったものが、業の結果は同一人の上にのみ現れる
と屁理屈をこねても、はじまらないのだ。
そう信じている人は、それを信じて煩悩を断つんだと邁進すればいい。
もっとも、煩悩を完全に断つというのならタイとかスリランカに行って出家したら
よい。日本で完全な出家生活をするのは無理だからである。家も家族も名も国籍も
捨てて出家したら目的を果たすことができるかもしれない。
易経の教えや大司命節を信じる士、その方だけが「家の余慶 家の余殃」を
信じればいいのだし、私の記事もそういう真摯な人が読めばよい。頭でっかちの
御仁が読む必要はない。大切なことは論議ではなく、生きた実践なのである。
次に書くことは事実であるから、こういうこともあるということで、ご自分で
体験してもらいたいと思う。
◎肉体が休止すると幽体が動き出し……アストラル体が!!
人が亡くなると「永眠する」と言います。永眠というと死ぬことだと。
確かにそうではあるが、それは肉体の活動が停止したにすぎません。
肉体が停止すると、今度は氣体(幽体・エーテル体)が活動します。
夢では体から抜け出して活動することがある。だが、肉体は完全に活動停止して
ませんから、現実と幽界の一部がゴチャ混ぜになる。夢が突飛なのはこういう点
もあるからだ。
肉体の死によって幽体エーテル体が分離し動き出す。
次に幽体が停止して、アストラル体が動き出す。アストラル体が眠って、メンタル体が
動き出す。メンタル体が沈黙して、原因身が一瞬動いて、行方が決まってくる。
覚りをもつ者はその上のブディ界(涅槃界)に至る。
だが通常の人間は、この現界に様々な痕跡を残している。
ゆえにその解消が必要なのである。でも気づいた時には肉体もなくなす術がない。
その為に根拠になる幽区と霊舎、依り代が必要だ。それが墓石であり、お位牌である。
肉体という身体がないので言わば依り代がなければ関わりを持つことができない。
そういう意味では、お寺の僧侶、神社の神職の役割は重要である。
お仏壇・お位牌のお性根入れ・開眼は宗教家の役目だからだ。
◎摩訶般若波羅蜜多心経の読経は幽区に響き渡る
「大節期間には、祖霊の感格を味わうという事象もある。
これはまったく不思議な話である」と私は先に述べた神様の教えでは、
墓所・奥津城は、一つの霊区・幽区になっているのである。
これは事実であり、私は懇祷して之の幽区から現界を見たことがある。
お墓の幽区の感格。お仏壇の中の感格。それぞれ子孫との接合点になっている。
それは想念が映像のように見えるのである。
この界で摩訶般若波羅蜜多心経をお唱えすると、とても朗々と響く。
産土神社で読経するのとは違うが、響き渡るのである。
(つづく)
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〔『摩訶般若波羅蜜多心経 小経本 印施の募集』〕
来年2020年(令和二年)摩訶般若の功徳を込めた小経本を作成し、広く布施行を
おこないたいと思います。ご協力頂ける方を募集します。詳細は後日発表します。
kawashima.seitai@gmail.com までご連絡を。川島徳慈。
川島徳慈しるす
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